1. くちびるに歌を
題材は良いと思うのだが映画に深みが足りないように思う。(なぜピアノが弾けなくなったのか、どうしてまた弾き始めたのかなど) 先生役の新垣結衣よりナズナら中学生のはつらつさが光る。 [映画館(邦画)] 6点(2015-03-09 14:53:29) |
2. くじけないで
人生には楽しいことばかりでなく辛いことや悲しいことなどいろんなことがある。それらを自分に与えられたものとして肯定的に受け取り、優しさと温かさで他人に返すことができたらどんなにすばらしいことだろう。この映画には90歳過ぎてからの詩人柴田トヨさんの人柄がにじみ出していて、大変良いものを頂いたという実感だ。作り物でなく、ありのままの姿を語ったところが良い。差し詰め私も武田鉄矢同様のどうにもならない男だけど、トヨさんのような心境になれたらいいなと思う。 [DVD(邦画)] 8点(2014-11-25 09:11:51) |
3. グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
女優として絶頂期にありながら惜しまれつつ引退したグレース・ケリー、カムバックを期待したファンもさぞ多かったろう。ヒッチコックの誘いに一度は考えたものの、ついに公妃としての道を貫く。そのままの伝記ではなく、事実に基づくフィクションであり、愛の物語である。この映画はすべてラストの彼女のスピーチのためにあると言ってもよいくらいだ。中盤がちょっとだけ中だるみになるような気もするけど・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2014-11-10 19:32:48) |
4. グランド・ブダペスト・ホテル
愉快なコメディに見えたり、切り落とされた指など残虐な面があったり不思議な映画。というより盛りだくさんな映画、何と言ってもキャストがすごい。ちょっとした脇役にまで名の知れた男優女優を使い超豪華だ。その中にあって主役レイフ・ファインズとともに活躍するのが無名の新人トニー・レヴォロリ、ムッシュ・グスタヴもずいぶん助けられているように思う。 [映画館(字幕)] 6点(2014-10-06 18:38:50) |
5. グッモーエビアン!
大泉洋によるコメディとばかり思っていたら、「家族って何?」の問いに始まるなかなかのドラマだった。冒頭のやかましい音楽に少々うんざりしたが、ラストのライブ音楽はこっちもうきうきした気分になった。同じ音楽でも映画を見る前と後では随分変わるもの、ロックも捨てたもんじゃないと改めて思った。アキって呼ぶから能年さんかと思ったらお母さんの方だった。(あまちゃんの見過ぎのせい) [DVD(邦画)] 7点(2014-03-23 06:38:30)(良:1票) |