21. グランド・ブダペスト・ホテル
監督?の作家性がよく出た映画であり、この監督の世界観とか映像とかが好きな人にはおそらくたまらない映画なんだろうな、と想像します。 僕自身は、映画は第一にストーリーを重視するタイプなので、雰囲気重視のこの映画は全く肌にあわず終始退屈なだけでした。せめて話が面白ければまだよかったんですが…。好きな方にはもうしわけありません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-15 17:56:49)(良:1票) |
22. クール・ランニング
《ネタバレ》 公開当時見なかったのがいけないと言われればそれまでですが…当時「事実に基づいた映画」なんて言われ方をしていたわりに今調べれば95%脚色。極端に言えば「ジャマイカチームが冬季五輪に出た」という事実以外はほぼすべてオリジナルという映画だけに純粋に映画としての評価になりますが…そうなるとベタでやや駆け足気味の展開、さして面白いわけでもないギャグ要素等、要するに並の映画。それ以上でもそれ以下でもないという。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-22 22:05:15) |
23. 蜘蛛女のキス
《ネタバレ》 まだ自分の映画の好みも把握していなかった頃、評判を聞いてどこかの名画座でやっているのを観にいった映画です。 映画の好みは人それぞれで映画に求めるものも人によって全然違うんだな…という事を僕に教えてくれた、反面教師的な意味で貴重な映画です。 好きな人には申し訳ないのすが、僕にはほんとーに退屈で観ていてつらい映画でした。 [映画館(字幕)] 3点(2014-10-15 18:49:18) |
24. グーニーズ
《ネタバレ》 映画冒頭、絵に描いたような悪役3人組(ラピュタの空賊一家やタイムボカンの3悪のような)が逃げるシーンに合わせて主要キャストが次々と紹介されていくシーンは音楽含めて80年代の大作娯楽映画の雰囲気満載で本当に(今見ても)ワクワクします。でも映画本編が始まっちゃうとただの子供向けのアトラクションムービーで正直そんなに面白くないんですよね。それにしても「借金で首が回らないから立ち退きしないといけない」わりにお菓子は食べ放題だしお手伝いは雇うし…アメリカの「借金で首が回らない状態」って日本の感覚とは全然違うんだなぁ…とそんなところに日米文化の違いをとても感じてしまう、そんな映画。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-02 16:20:31) |
25. クラウド アトラス
《ネタバレ》 「リンダリンダリンダ」のあの娘がねぇ…、というのが一番の感想。複数の物語が全体として一つの話を…というのはときどきあるタイプなわけですが、この映画は、6つの物語の温度差というか毛色がまるで違う上に個々のストーリーの関連性も薄い(というかほとんどない)…そのくせ全体として一つのテーマを語っているというものすごく難しいタイプの映画になっています。ある物語の中で別の物語を比喩する形で「ソイレントグリーン」ネタを口走らせたり、ほとんど関係ないようで微妙に話をからませるという付かず離れず感が絶妙で、個々の話をとりあげるとありがちで平凡なストーリーばかりなんですが、その6つが組み合わさる事で無類の面白さを発揮させています。 しかもこの映画はスターシステムを採用していて6つの物語に出演する役者は基本的に共通なのですが、その配役がすごい。あえてやってるんでしょうけど、人種差なんかおかまいなし韓国人→白人役、黒人→ユダヤ人役とか普通。性差の壁すら越えて男性に女性役させちゃうとか、ある物語の主役を別の物語の劇中劇で別の人に演じさせるとか。この映画の魅力はこのスターシステムのおもしろさをおいては語れないでしょう。 とにかく「よくこんなの撮ったよねぇ」というその心意気に8点です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-18 16:45:24) |
26. クローン
いさぎよいまでのB級テイストな映画。最近はCG技術が発達してるのでここまで安っぽいB級映画もすっかり見なくなりました。さて、この映画ですが映画見初めてすぐに気がついたのですが、実は私、むかしこいつの原作を読んだ事ありました。「これ、確かこういうオチじゃなかったっけ?」と思ってみてたら結局そういうオチ。映画を観るときに「原作読んだ事ある」とはっきりわかっているならいいんですが、「俺、この原作読んだ事あるかも??」という状況が映画を観るときに一番困る状態だという事を実感した映画であります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-05 03:12:00) |
27. クリムゾン・タイド
《ネタバレ》 とにかく映画の最後までずっと緊張感を持って映画に引き込まれてしまうストーリーがお見事。 頑固でたたき上げの艦長とエリートでインテリの副長のキャラクターがあまりに類型的すぎて鼻につくレベルなのがちょっとアレなんですが。 最後に副長にだけ事情聴取してないのは、彼のキャリアに傷をつけないように…という配慮からだと思うんでけど、違うんでしょうか? まさか本当に「彼は30年間付き合いがあってうそをつかない男だから」という理由で反対側の意見を聞いてないんだったら、そんな裁判怖すぎるわ… [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-08 00:29:49) |
28. グレート・ハンティング
今よりはるかに胡散臭くバイタリティに満ちた1976 年当時、リアルタイムでこの映画のムーブメントを味わった人以外には何の意味もない映画だろう。(ってか映画なのか?) ちなみに内容は(記憶によれば)こんな感じだった。→ 「......いつライオン出るんだよー....たるいなぁ..たるいなぁ....ライオンいつだよ....ライオンはまだかよ....ライオン早くでろよ.....お!きた!!!..って、もう終りかよ!もっと喰えよ!!」 [映画館(字幕)] 1点(2005-05-12 16:24:04) |
29. 紅の豚
ぬるくてくさーい男性向けロマン映画。一部男性の好むファンタジー.幻想だけで構成されていて、女性の描かれ方など含めて、宮崎の趣味が全開。 公開当時、宮崎アニメの最新作登場みたいに大々的な宣伝で公開されたため そういう期待で出かけたかなりの観客にとっては、正直肩透かし..だったんでしょうけど、 そもそもオタクな男がぬるーいぬるーい心地よさを味わうためだけの映画なんで、そういう緩い気持ちで見れば 結構楽しめる映画であります。 7点(2004-06-18 11:53:04) |
30. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
昔、会社で、自部署のセクレタリ(美人)が映画好きで、この映画が大好きだと語っていました。 ある日、飲み会の席でこの映画の話題となりました。私の先輩が「あんなのは海の男じゃねー。真の海の男ってのは海水浴で海の中でおしっこが出来る奴だ。」とよくわからない自説をそのセクレタリー相手に展開。 雰囲気ばかりきれいなだけでハナモチナラナイこの映画が嫌いだった僕は、その先輩の意見に「もっともだ。もっと言え」と思いつつも、美人には逆らえないという板ばさみの中、結局その対立には加わらず黙って見守っておりました。 僕は意気地なしです。 3点(2004-05-14 17:05:21) |
31. グレムリン
公開当時3G対決だとか言われてたけど、3Gすべてたいしたことはなくて、そんな言葉が新聞紙上をにぎわしてたことすら覚えている人はほとんどいないだろう(他の2Gは「ゴジラ」と「ゴーストバスターズ」)..昨今のペットブームとかでギズモが沢山売られないことを祈るのみだ。 映画内容で言うなら、フィービー・ケイツの可愛さとギズモの可愛さが大激突。こういうキャラ頼みのエンターテイメントってアメリカというより、なんだか日本人好みって気もするな。 6点(2004-04-07 14:45:11) |
32. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
《ネタバレ》 キリ番(100番)もいいけど99番目レビューもいいかなと思いレビューを.. (あれ、さっき書いたとき99番目だったんだけど..) 前作(オトナ帝国)に引き続き、たいへん良い映画でございます。 ただ、そうとうアクが強く破天荒な出来の前作と違い、 普遍的な良作と言った趣の映画で、このあたり監督の間口の広さを感じさせます。 この映画、実に手堅くまとまった佳作といいますか、一本の映画として見たときに 最後の、個人的には出色の出来だと思うラスト 「おい青空侍」までふくめて、完璧で非のうちどころのない出来なんですが ちょっとこじんまりまとまりすぎって印象....なんですよね。 あらゆる意味でよく出来すぎていて、突出したものを感じなかったというか、 自信をもって誰にでもお奨めできる映画だけど、マイフェバリットワンにはなれない..って感じの映画です。はい。 じゃぁどうすればよかったのか、と聞かれても正直わからんのですが。.... 廉ちゃんの「もう2度と誰かをこんなに好きになることはないと思う」と「おい青空侍」は淡々としてる分だけツボ。 8点(2004-04-06 11:46:17) |
33. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
そう、たしかにそう。子供の頃の絵本や雑誌で描かれた21世紀の未来都市、 「道路にはエアカー、街を走るチューブ列車、テレビ電話でルンルン」は どこへ行ってしまったんだろうか?確かにそうなんだよねぇ。 実際の21世紀になってみると、子供の頃(高度成長期)に夢見た未来がなんだか失われてしまってるんだよ。 未来へ向けての「ドキドキワクワク」「センスオブワンダー」はどこへいってしまったのか。 日本の子供の理系離れが著しいってのも、そういうのが原因なんだろう。 でもさ、でもでも思うんだけど、そういうのひっくるめてみんな自分の人生じゃん。 いま自分といっしょにいる人とこれからもずっと一緒に前に歩いていく、 それは確かに絵本に描かれるような大きなドキドキワクワクじゃないけれど、 等身大の一人一人の本当に大事なドキドキワクワク。それを捨てちゃう回顧主義なんて 燃えないゴミの日にでも捨てちまえ。(燃えないかどうか知りませんが) .......と、そういう映画。高原の小枝を大切に。 8点(2004-02-16 16:35:23)(良:1票) |
34. クライム&ダイヤモンド
この映画のラストシーン、毒舌ジム(殺し屋)が街を歩きだし、電柱の傍でふと動きをとめたときに 、僕はピン!ときました。「この映像、この動き、これは間違いなくあれだ!あれに違いない!」 そして流れてきたのは当然あの名曲。ビンゴ!ビンゴだ俺! 「あぁ僕もこの映画に参加できた気がする....」とめっちゃ嬉しかった瞬間でした。そんな映画。 ところで、この映画の中で毒舌ジムが、「名作と呼べる映画は昔のものばかりだ」と語っていますが、このサイトでのランキング上位の映画の製作年代を見てると「なるほどそうなのかなぁ..」と思っちゃいますね。 8点(2004-01-12 11:31:03)(良:2票) |
35. 暗闇にベルが鳴る
《ネタバレ》 これもコメント1番ゲット! 今となってはありがちなサイコホラーだと思いますが、なにしろ1970年代(しかも前半)の映画。 当時はあんまりこの手のサイコなホラーは少なく、時代を先取りした映画だったかと思います。 「結局誰が犯人やねん」「わ、まだ事件終わってないのか?」「誰も電話とらないやん」「ヒロイン結局殺されたんじゃ?」と 微妙に後味の悪いオチにしても、これも今見るとむしろオーソドックスと言えるほどありふれたオチだと思いますが、 当時はこの後味の悪さというか薄気味悪さは十分怖い..というか後をひくオチでした。 それからこの映画、原題を観てもわかる通りクリスマスの映画です。クリスマスに是非見てくださいね。(って、うわ1年先か!) クリスマスの女子寮という舞台設定を考えると今ならもうちょっとお色気シーンがほしいかな..と思うくらいで 十分今でも鑑賞に耐える映画かと思います。って20年くらい観てないから本当に鑑賞に堪えるかわかりませんが。 (でも20年くらい見てないのにラストを鮮明に覚えてるあたり逆に面白かった証かと) 7点(2003-12-26 11:53:09) |
36. グリズリー
設定上10メートルのクマが山中を走る。どう見ても普通のクマ。 全編なんの工夫もない普通のクマ(設定上10メートル)がときどき出てくる映画。 登別のクマ牧場でもほとんどのシーンがとれそう。 いくら動物パニックムービーがはやったにせよこれはひどいよ.. 4点(2003-12-12 23:56:08)(笑:2票) |
37. クラッシャージョウ
これはコメントが簡単だ。つまんなかった。以上。 4点(2003-12-12 14:12:12) |
38. グレムリン2/新・種・誕・生
小鬼の仕業か、無駄に騒がしく悪ふさげがすぎてます。 5点(2003-12-01 22:54:35) |