1. クレージーの無責任清水港
《ネタバレ》 序盤の牢内のくだりはまあまあ面白かったのですが、そこから後がペースダウンかな・・・。この設定でいくんだったら、まず敵の勘助一家をそれなりに強くして、次郎長一家の真剣味も出さないと、そこで上手く立ち回る主人公の意味合いが出てこないのですよ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-10-15 23:01:48) |
2. 黒い十人の女
これってもしかして、撮りたいシーンがいくつかあって、そこから逆算して間をつなぐように脚本が書かれたんじゃないかと。そう思ってしまうくらい、いくつかの破壊的なインパクトのあるシーンと、それ以外の流しているだけのシーンの落差が大きい。初期設定と船越英二のキャラは十分すぎるほど魅力的なんですけどね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-01-04 01:31:24) |
3. 沓掛時次郎 遊侠一匹
《ネタバレ》 ありがちストーリーの積み重ねといっていえなくはないのだが、ひたすら主人公を格好良く撮ろうという方向性と、それに応えた錦之介さんの存在感によって、作品に一本の筋が通されている。弱気な台詞でも、こう喋ったら格好良いだろうという美学がつい滲み出ているのです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-14 00:49:30) |
4. グレートレース
笑わそうとしている箇所ではさっぱり笑えないし、1つ1つのシーンがやたら長くてダラダラしているし、ヒロインはギャーギャーうるさいしで、どこを楽しめばよいのかほとんど分かりませんでした。普通にテンポよくやれば、1時間はカットできたのでは? [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-04-16 02:39:34) |
5. 群盗荒野を裂く
《ネタバレ》 何も知らずに見れば、そもそも誰が主人公なのかも想像がつきにくいオープニング。いや、それはそこだけではなく、話が進行してからも、誰が主導権を握るのかはなかなか予測がつかず、ひねりにひねりを加えて展開していく。ウエスタンの皮を被ってはいますが、骨子は現代型サスペンスですね。画面の左右と前後を存分に駆使した馬集団の疾走の撮り方も楽しい。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-18 22:36:11) |
6. 雲の上団五郎一座
みんな楽しそうなのはいいんですが、ただ単にわいわい楽しいだけで最後まで突っ切られても・・・。ただ、横から出てきてああだこうだ喋るだけで場を全部巻き込んでしまうフランキー堺の天性のセンスは、やはり見るべきものがありました。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-10-09 00:38:38) |
7. 黒部の太陽
《ネタバレ》 冒頭の登山風景こそその状況の厳しさに息を飲むが、その後は、三船か石原が誰かと喋っている状況を映すか、工事現場で工事をしている光景を映すかの繰り返しで、どこの工事が、誰にとって、どのような意味があるのかということが表現されていない(ナレーションでいくつかの解説はあるが、それを台詞や演技で表現してほしかった)。また、巧者揃いの役者をこれだけ揃えていながら、ほとんど使いこなせていない気がするのだが。エキストラの雑な使い方も目についた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-03-25 02:28:45) |
8. グラン・プリ(1966)
《ネタバレ》 映像と音響の迫力は認めますが、ひたすら走っているシーンと、誰かと誰かがぼそぼそ喋っているシーンを延々と交互に入れられても・・・尺ももっと短くできたのではないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-14 02:08:50) |
9. 黒い画集 あるサラリーマンの証言
松本清張の作品は、基本的に淡々と筋を追っていくだけのものが多いので、映像化しても、よほどオリジナルなデフォルメを入れない限りは突出したものにはなりにくい。この作品もその枠を超えてはいないが、要点を突いてコンパクトにまとめており、またちょっとした描写にも気を遣われてもいるので、それなりに面白くはある。説明台詞の多さが難点。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-12-14 02:27:07) |
10. 空軍大戦略
航空戦の迫力は認めますが、誰がどうしたいのかの描写もあまりないままにひたすら同じような戦闘風景を繰り返されても、迫力は落ちます。尺の長さもあって、やたらと長く感じました。音響と空撮映像に4点。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-06-24 02:17:07) |
11. 黒の報告書
《ネタバレ》 40年前には、こんな滅茶苦茶な内容でも作品として成立していたことを示す、ある意味貴重な作品。説明台詞のオンパレード、俳優陣の演技の下手さ(殿山泰司を除く)にもびっくりだが、何より凄いのは、宇津井健扮する城戸検事の取調や法廷尋問のドヘタクソぶり。その上であんないい加減な起訴をしてたら、弁護人が寝てても無罪です。しかも、捜査記録の不開示や接見妨害なんて真似までしてたら、同情の余地なしです。私は法廷の部分では弁護人を応援してました。だめ押しが最後のオチなしエンディング。あれも凄い。 [DVD(邦画)] 3点(2006-05-27 03:26:04) |
12. クレオパトラ(1963)
物的再現には全力を投入して、これでもかというくらいの視覚世界を展開しているのだが、肝心の、それによって何を表現したいのかという部分がほとんどすべて欠落しているのです。あと、セットなんかは結構頑張っていろいろ作っているのですが、照明が悪いのか、全部ハリボテ感満載なんですよね・・・。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-01-22 02:52:54) |
13. 暗くなるまで待って
オードリーが全然綺麗に見えない上にぎゃあぎゃあうるさいのも困りものだが、一番まずいのは、盲目の演技になっていないことです(人が動いただけでつられて振り向いたりとか、椅子の位置が違うだけでも気になるはずの人が、散らかった部屋を駆け回ったりとか)。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-12-06 00:25:07)(笑:2票) |