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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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1.  グラスハウス
何はなくてもリーリー・ソヴィエスキー。あり得ないくらい可愛いリーリー・ソヴィエスキー。彼女の水着姿初公開!以外、はっきり言ってなぁ~んもない映画だけど、リーリーがあまりにも可愛いすぎるためにあってもなくても誰も困らないようなストーリーがかえって邪魔にならなくて良かった。いかにも何かありげなキャスティングと、完全にオチもへったくれもないストーリーのギャップは笑い飛ばすには惜しい。もちろんリーリーのプロモーション映画という以外の値打ちはゼロ以下なんだけど、とにかくリーリーの異常な美少女ぶりが全てを補ってお釣りが来たので7点。しかし全点これはリーリーだけのもの。欲を言えばあれだけの美少女が転校して来たんだから猛烈アタックをかけて来る在校生の1人ぐらい普通は必要なんじゃないのか。なんてだらしない高校生たちだ。
7点(2004-07-08 01:50:17)(良:1票)
2.  クアドロフォニア 多重人格殺人
キャスティング一発なのかも知れませんが、オーウェン・ウィルソンがサイコキラーを演るというのは一つの実験であり意外性は抜群だと思います。カップリングがジェイニーン・ギャロファロというのもスゴいです。日本ではコメディ女優として有名ですが、彼女本業はスタンダップ・コメディアンですので、この人が連続殺人モノのヒロインをやるというのはオーウェン・ウィルソン以上に大事件ではないかと思います。さらに最初の犠牲者を演じるのが当代きっての人気歌手シェリル・クロウというのもスゴいです。(たぶんこれが唯一の映画出演ではないかと思います。)この仕込みだけで食い付きは抜群だと思うのですが、驚いたことにちゃんとミステリーにもサスペンスにもなっています。はっきり言って素人集団的なキャスティングの中に、ブライアン・コックスを加えたことで全体のクォリティが数段上がりました。こういうのを、キャスティングの妙と言うのだと思います。どうしてもベン・スティラー抜きのベン・スティラーファミリー、チャレンジング サイコサスペンスという図式は否めませんが、はっきり言ってスター隠し芸大会的な楽しさが決して悪い方向に働いていないように思います。プロットもなかなか良く出来ています。気になる役者が出ていたら、押さえておいて損はない作品だと思いました。
7点(2004-06-14 03:43:39)
3.  クルックリン
小さな女の子の目を通して、生のハーレムを描くというのがやはり新しかったですね。子供は正直だから、遠い未来のことよりも目の前のテレビが大事だったりする。白人になり切ろうとしているかのような親戚のおじさんおばさんを無意識に否定してたり、よそ行きのキレイな服より普段の汚い格好の方が好きだったり。ハーレムの黒人ってどんな生活をしてるんだろう?って単純な覗き見趣味だけで観ても、無意識のうちに自分たちが作り上げているイメージとのギャップにはっとさせられたりします。黒人といえば家族に必ず麻薬中毒患者や犯罪者を抱えていて、家庭内は荒れ放題でケンカばかり、とアメリカ人でさえ思っているのを敢えて、純然たるホームドラマをポン、と持って来ちゃうところがスパイク・リーの面目躍如といった感じです。夢を追うお父さんに、現実的なお母さん、生活苦や隣人紛争、コミカルに愛情たっぷりに描かれる普通のホームドラマ。黒人=不幸、のようなステレオタイプから脱却しつつも、黒人社会をもう一歩深く掘り下げること、こういうことが出来る時代になったのだなあというある種の感慨もありました。ヒステリックに人種差別撤廃を叫ぶ時代が終わったことはもちろん喜ぶべきことですが、本当の差別は言葉の上から取り除かれたにすぎません。この作品が珍しがられているということ自体がダメなんだと、スパイク・リーは無言のうちに伝えているのではないかと思います。
8点(2004-01-20 22:56:40)
4.  グロリア(1999)
これって究極の恋愛映画ですよね。男に利用され尽くした挙句に捨てられたグロリアは、無垢な少年に恋をする。この二人の関係を母性と被保護者という関係でしか捉えないで観ると、「ふーん」で終わってしまいかねないのですが。ある意味グロリアは、この子に助けられているんです。ああこれは恋なんだな、って思うとセンチメンタルに楽しめます。シャロン・ストーン自らリメイクを企画したそうですが、現代のハリウッドに彼女ほどのゴージャスな女優のための企画が他に全然ないことの方が問題だと感じている私は大いにエールを贈りました。女優としてゴージャスでいられる期間は短いです。その間に自分に本当にふさわしい役が企画として上がって来ないのなら、元々ある映画の中から演じてみたい役を探して来るというのは仕方のないことだと思います。この作品を観ていて私は初めて、シドニー・ルメットに美しい「風景」が撮れるんだということに気づきました。ビスタならではの奥行き重視の絵づくりに力が注がれていて、映像的にもかなりレベルの高い作品だと思います。
8点(2003-12-13 14:01:11)
5.  黒い家(1999)
森田監督、ただのホラー映画が撮りたかったんでしょうね。でもちゃんとホラー映画になってるから良いのではないですか。ちょっと俳優に依存している感じはしますが、西村雅彦は笑えるからいいんじゃないかと思います。あまり周囲の状況と結びつけずに、単体として和製ホラー映画のちょっとお金のかかったやつと思えば鑑賞に堪えるレベルではあります。やはり絵的にはある程度のレベルのものを作っていますし。ところどころやりすぎ感もあるしオチには不満も残りますが、普通に観流していい程度の作品としてならこのぐらいでいいんじゃないのかな、と思います。普通に面白かったです。
7点(2003-12-13 13:54:20)
6.  クレイドル・ウィル・ロック
ジョン・タトゥーロの「天井桟敷のみだらな人々」を先に観てしまっていたので、亜流のイメージはちょっとぬぐい切れないです。で、どっちが上かと言うと残念ながら政治色を廃した「天井桟敷~」の方に軍配が上がる。ただし入れ物を借りて来てはいるけど言いたいことは全く別の映画だとは思うので、パクリとは言いながら上手くやったな、という意味では褒めてあげたい。個人的に、ティム・ロビンス&スーザン・サランドンのやることは一通り支持したい気持ちはありますが、政治色をこれだけ前面に打ち出しながら、外面だけゲイジュツの形を借りるというのは方向性としてちょっといただけません。上演にこぎつけるまでの経緯もお約束っぽくて意外性に欠けています。ただもう、ビル・マーレイの演技があまりにも素晴らしかったのでうっかり泣かされてしまいました。劇中で上演されていたお芝居自体はとってもいい作品みたいだったので、どちらかというとそっちの方を観たいです。
7点(2003-12-13 13:50:03)
7.  グレイスランド
まさに「佳作」という評価がぴったりはまる作品。残念ながらこの年はいろいろあったんで、微妙に評価が下がりましたが、去年あたりなら年間ベスト1ぐらいと思い込んでも不思議はなかったです。ナポレオン狂というんでしょうか、自分を何か歴史上の偉人だと思い込んでしまう症状の中では、アメリカではエルビスがダントツの人気らしいですね。いくらなんでもハーベイ・カイテルがエルビスなわけないくらい誰でもわかりそうなものなのに、「ひょっとしてひょっとすると」なんて本気で疑い始めてしまうところがスゴいです。本当のところ、彼が本物なのか偽者なのかという点はあまり本題とは関係がなくて、人間は何を本物だと思いたいのかな?という話なんじゃないかと私は思います。信じたいものだけ信じればいいんだよ、というこの映画の暖かいメッセージは、お疲れ気味のハートによく響くと思います。観て良かったな、と思いますね。
8点(2003-12-13 13:44:30)
8.  狂っちゃいないぜ!
シチュエーション・コメディのくせに、図々しくも観る側の集中力を要求するんですよね。でも入り込んで熱心に観ればちゃんと笑える映画。コメディってだいたいそうなんだけど、やっぱり雰囲気にノレるかどうかにかかって来るところがあると思う。これも観るタイミングを選ぶ映画だけど、うまい具合にハマればそれなりに楽しめると思います。軽いノリで、ヒマだから何かしながらついでに観よう、とかナメてかかると置いて行かれます。まあビリー・ボブ・ソーントンだしこのぐらいは出来て当たり前でしょ?と思ってしまうと点が辛くなってしまうんですが。
7点(2003-12-13 13:36:30)
9.  クリスティーン
愛するクルマが彼女になっちゃう、ってどう考えてもコメディなのにどうやってこんなにシリアスに仕上がったんだろう?「殺しのドレス」でいい味出してたキース・ゴードンのオタクな表情が印象に残る作品。でもクルマを愛して愛して愛してしまうという感情そのものが理解できない女性にとってはただのイカれたオタク映画。それなりにムードもあって、面白かった記憶があるのですが、中途半端なキッチュ感と物語そのものの嘘っぽさが曖昧な印象になったことは否定できません。スティーブン・キングの映画化作品を全部観るマラソンとかやってる人を除いたら、絶対に観なければいけないような作品でもないような気がします。
6点(2003-12-13 13:31:48)
10.  蜘蛛女(1993)
古今東西のダメ男映画の中でも屈指の出来栄えと言えるでしょう。ゲイリー・オールドマンならではの徹底したダメっぷりは、爽快感さえ感じさせてくれます。対するレナ・オリンの悪女ぶりも大したもの。この映画、この2人を超えるダメ男や悪女がいるなら是非紹介してくれ、と言いたいほどです。何事も極端なのが私は大好きですので、開いた口がふさがらないほどのこの2人にはもう手放しで拍手を贈りたいです。アナベラ・シオラのけなげな奥さんぶり、ジュリエット・ルイスのバカっぷり、どれを取っても良くある普通のサスペンスキャラを徹底的にデフォルメして、どこまでも突き抜けた感じに仕立て上げたところが立派です。イヤな映画なんですけど、手ぬるさが感じられないところを思いっきり高く評価したいですね。こんな企画、普通だったら「あり得ない」の一言で却下されても仕方がないんだけど、事実は小説より奇なり、にもはや馴れすぎてしまった現代においては、やるならここまでやってよね、という一つの手本にはなってると思います。余韻と後悔と汚辱にまみれたラストでは、主人公と一体となってボーゼンとできます。何度観ても、心の底から浸ってしまえる私はちょっと異常でしょうか。
10点(2003-12-13 13:25:16)(笑:1票)
11.  グッドナイト・ムーン
ジュリア・ロバーツとスーザン・サランドン、どちらの名前が先に出るのかな?というワイドショー的好奇心のみに前売り料金を投じた自分を評価したい。どちらも贔屓の役者なんだけど、こういう形で世代交代を露骨に見せられてしまうのはちょっと寂しい気持ちにもなる。内容的には、わざわざ感想を語るほどの映画ではない。エド・ハリスにはもうちょっと作品を選んでもらってもいいかな、という気持ちにはなる。いい人なんだろうな、とは思うが。
4点(2003-12-13 13:16:19)
12.  グッドマン・イン・アフリカ
これ、トボけてて私はかなり好きです。なんというか、意地の悪い笑いに満ちていて、自分の腹黒さが満たされた感じですね。架空の国を舞台にしているのでなければ、国際問題となりかねない内容ですが、ある意味西洋社会のアフリカ観を率直に表現したところも評価できます。他の方も書いておられるように、宣伝の方向性がちょっと間違っていたことは事実ですが、アフリカ的おおらかさで「ま、いいか」と素直にこの雰囲気に入って行ける人には楽しめる作品ではないでしょうか。ショーン・コネリーも仙人風に、飄々とした良い味を出してます。肩の力を抜いてコミカルかつアイロニカルに、カルチャーショックって何よ?というやや固めのテーマをさりげなく語っていることに好感を持ちました。こういうの、日本を舞台にしてやったらシャレにならないところがありますよね。日本人も、自分たちを笑った映画を一緒に笑えるぐらいになれたらいいのに。
9点(2003-12-13 13:07:17)
13.  グッドモーニング,ベトナム
これは観た順序に左右されるんじゃないでしょうか。78年の「ディア・ハンター」から「プラトーン」、「ハンバーガー・ヒル」あたりまでの一連のベトナム戦争回顧映画を一通りリアルタイムで観ていた世代には、かなり新しかったし、ある意味ブームの終焉にふさわしい作品ではあったと思います。正直、ロビン・ウィリアムスという役者にまだあまり飽きてない頃だったのも正解でした。この後エンエンと続く彼の幸せ配達人ぶりを押しつけられた後では、はっきり印象も変わると思います。関係ないけどこれが初めて地上波で放映された時、ロビン・ウィリアムスの吹き替えをやった広川太一郎は本当にスゴかった。話芸で回す作品をよくまあここまで頑張ったものだと、彼の底力を感じました。ロビン・ウィリアムスの人情役者ぶりと戦場で起こった「ちょっといい話」みたいな作品にお腹いっぱいの今観ると、さすがに陳腐さは否定できませんが、当時としては力いっぱい善良な、偽善的ではあるけれど人の心の美しさを一生懸命描こうとしたこの作品には心を打たれました。ベトナムの真実を描こうとした映画はたくさんありますが、この映画でアメリカ人はようやく、そろそろベトナム(または戦った自分たち)を許そうという境地に達して来たということではないかな。
9点(2003-12-13 12:56:54)(良:2票)
14.  クッキー・フォーチュン
皆さん口を揃えてらっしゃる通り、この映画はもうジュリアン・ムーアの一人勝ちでしたね。タネも仕掛けもあるようには見えない展開で、淡々と騙されてしまいました。アルトマン作品としては比較的幅広い層に楽しめる作りになっていると思います。最近のアルトマン映画としてはかなり小粒な仕立てになっていて、「ザ・プレイヤー」みたいな豪華盛り合わせ映画と比べるとかなり小さくまとまった印象がありますが、そういうスケール感でもきちんと仕事ができるということを証明してくれたようでもあり、豪華なフルコースが続いた後で、たまには普通の定食が食べたいよね、という気持ちを満たしてくれるところがあります。キャストも少数精鋭で、それぞれにきっちりやっていて楽しそうです。いろんな意味で、平均値の高い映画と言えると思います。
9点(2003-12-13 12:44:04)
15.  クジョー
原作小説と映画化作品を比べるのはルール違反と知りながらも、さすがにこれだけは落胆以外の何物も見出せなかった。スティーブン・キングの作品としては1、2を争う怖さを誇る原作だが、文章から喚起される想像の世界の恐怖感が、映像化されるといかに陳腐化してしまうかの見本を見せられているよう。もちろん仕方のないことなのだろうが、他のキング作品が比較的まともな映像化のされ方をしているだけに、もうちょっと何とかならなかったのかという疑問は残る。様々な不幸な偶然が積み重なって行く経緯に面白さがあるはずなのに、セントバーナードの巨大さだけが不自然にクローズアップされてしまい、しかもサメだのワニだの過去の映画に登場した巨大化生物と比べるとイマイチ中途半端な巨大さであるために、何をどう怖がったら良いのかわかりづらいという混乱を招いたように思う。B級ホラーとしてもせいぜい中の下レベルの映画だが、残念ながらB級に絶対的に必要なキッチュさも感じられない、箸にも棒にもかからない作品となってしまった。何にしても正しい目標レベルの設定は必要だと思う。
4点(2003-12-13 12:35:51)(良:1票)
16.  グッバイガール
ニール・サイモンらしい洒落た台詞回しが心地良いラブ・コメディ。彼の夫人でもあるマーシャ・メイスンが、男に逃げられて奮闘しているシングルマザーを好演。芸達者な子役クイン・カミングスのおしゃまな演技と、リチャード・ドレイファスの朴訥とした俳優志願の若者が、心あたたまるストーリーをクサすぎず、クールすぎずのほどよい場所に着地させた。シンプルでハートウォーミングなストーリーを手がけたら超一流のハーバート・ロスの演出が光る作品。たまたま同居することになった年増の子持ちダンサーと駆け出しの俳優が、反目し合いながらもやがて愛し合うようになって行く様子が、コミカルに絶妙なテンポで描かれている。スーパーで大量の紙袋をかかえたマーシャ・メイスンが、ひったくりにバッグを奪われるシーンは絶品。古き良き時代の余韻を漂わせる、大人のロマンチック・コメディである。
9点(2003-12-10 22:15:37)
17.  グッバイ・ラバー
すいません。あんまり言うのもナニかと思って控えてましたがやっぱり書いちゃいます。ココまでクソタレーな映画を作れるのって、かなりな才能だと思います。何が凄いって、パトリシア・アークエットにダーモット・マローニー、メアリー・ルイーズ・パーカーにドン・ジョンソン、ビンセント・ギャロ、ここまで思わせブリなメンバーを集めてギャグは1つも笑えず、どんでん返しはまるっきり返っておらず、タネも仕掛けもないベタベタのストーリーでお客が2時間も喜んで観る、と思い込んだところが凄いです。この映画に出演した個性派・地味豪華な皆さんは、出演前に本当にシナリオを読んだのでしょうか?だいたいシナリオがあったのかさえ怪しすぎる。滅多に観られないほどの金ドブ映画という意味では、一見の価値はものすごくある。というか、これはもう観ないでは死ねない。凄い。 セックスで人を殺せるか、というコピーの映画がありましたケド、映画でも人を殺せるかも知れないと真剣に考えてしまいました。暴動が起きるほどのお客を動員できなかったことが不幸中の幸いだったと思います。
0点(2003-12-06 02:03:02)
18.  クレイマー、クレイマー
この作品を境に、アカデミー賞がまったく信用できなくなりました。子供心に、メリル・ストリープの意地悪顔が印象的だったのを覚えています。ダスティン・ホフマンが子供と一緒にフレンチトーストを作るところとか、良い場面はいっぱいあるんだけど、途中何箇所かかなり眠くなったし実際眠ってたところもあった。アカデミー賞って、もっと何かスゴイ作品が獲るモノかと思っていたので、この作品の地味さに驚愕した覚えがあります。オトナになってから観ればまた印象も違うのかも知れませんが・・・
3点(2003-11-30 01:24:17)
19.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
非常に面白く、まったく飽きずに最後までどんどん観てしまったのだが、どうもあのオチはいけない。いつもながらジョー・ペシの殺されっぷりには頭の下がる思いがする。ある意味スタイリッシュで、マフィアを描いた作品としては「ゴッドファーザー」よりこちらの方が好みではあるのだが、最後の最後で「全然グッドフェローズじゃないじゃん!」と激しい憤りを感じてしまったので1点減点。男同士の美しく熱い友情で最後まで突き進むもんだと思ってワクワクしたのに、そりゃあないでしょ。どうもこの作品以来、レイ・リオッタが信用できない。
8点(2003-11-29 02:54:11)
20.  グリーンマイル 《ネタバレ》 
特に何度も観たいとは思わないし、観たことを後悔するシーンの方が多いんだけど、全体的に合格点という感じの無難な映画ではありました。そのワリには長いと思うけど。やたらに放尿シーンが多いのにあの長さなので滅多にないほど尿意を催す映画であると感じました。つまんないからやめておけ、とも思わないし、実際テレビでやっていた時にはついつい最後まで観てしまったくらいだから普通におもしろいんでしょう。わざわざレンタルしてまでリピートしたいと思わないのは、やっぱりちょっと長いんでしょう。そういう意味では、毒にもクスリにもならない映画だと思うけど、やっぱりミスター・ジングルスは可愛いと思います。
7点(2003-11-22 19:56:41)
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