1. グランド・ブダペスト・ホテル
《ネタバレ》 ウェス・アンダーソンがいかに天才かが分かる作品だった。 彼が原作・脚本・製作そして監督。 彼の世界観、スピード感とリズムが遺憾無く発揮された作品だ。 それだけに凡人のわたしには理解できない部分が多かった。 全体的に忙しなく進行する感じも肌に合わない。 (スキーでの追いかけっこの場面は楽しめた!) シアーシャ・ローナンがとっても素敵だった。 他、共演陣も実に豪華だ。 映像はとても美しく、エンドロールも凝っていて楽しい。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-11-19 09:35:24)《新規》 |
2. 偶然と想像
《ネタバレ》 第1話 魔法(よりもっと不確か) これが一番好き。 玄理が好きなもんで、楽しそうな彼女を拝めるだけで満足。 タクシーの中で元気に話す彼女がとても美しく魅力的だ。 それに加えて内容も面白い。 会話に引き込まれた。 というか男の取り合い勝負で、玄理が古川琴音なんかに負けるはずがない。 勝負にすらならん!8点 第2話 扉は開けたままで エロい話を改まって真面目に語ると、こうもおかしくなるよってヤツ。 そもそも渋川清彦が真面目な教授を演じている時点でギャグみたいなもんだが。 身体の相性ってのは、確かにある… segawa@とすべきところを、その場の佐川急便に関する会話の影響を受けてsagawa@と入力してしまったとか、よく出来た巧いオチだ。7点 第3話 もう一度 河井青葉が大好きだったのだけど、さすがに老けたなぁ…。 日々の暮らしに追われ疲れた主婦役がこうも似合ってしまうとは。 ストーリー的にイマイチ共感できず。 ついでに占部房子は生理的に苦手。5点 (最後に映画とは直接関係のない小話) 好きな羊文学のボーカルがかつて働いていた「下高井戸シネマ」で開催中の濱口竜介特集にて鑑賞したのだが、入口にあるチケット売り場の人垣をかき分けて不審な動きをしている白髪の老人の姿が目に入った。ジャケットの背中には「劇団東京乾電池」の文字が書いてある。ん?!待てよ、ちょいマテヨ。その白髪の老人は柄本明、その人だった。つっかけサンダルでそこら辺から歩いてきたような出立ちだった。 [映画館(邦画)] 7点(2024-11-16 19:20:30)《更新》 |
3. クレオパトラ(1963)
《ネタバレ》 本作の特徴は上映時間の長さとエリザベス・テイラーの気持ち悪さに尽きる。 ローマを訪れた時にクレオパトラが乗っていた乗り物、そこから降りる時のパフォーマンス等、良い部分もあるにはある。 船の造形も凄まじい迫力。 ただし、出てくる登場人物に外見的魅力を感じなかった。 特にエリザベス・テイラーの、あのたるんだ二の腕とむやみにハミ出た乳が、如何ともし難く気分を悪くする。 でも考えてみたら、幼いプトレマイオスのキャラやその宦官のキャラが際立っていて、見応えや面白味もあったのは確かだ。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-10-29 07:28:46) |
4. クレマチスの窓辺
《ネタバレ》 生理的に受け付けないキャラが多く出てきたけど、この作品ならではの独自の空気感みたいなものは感じた。 ハマる人にはハマる映画かも。 なるほどね〜、パンクしてナンパかぁ。 困ってるフリをしてナンパするのね。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-05-17 22:10:16) |
5. 紅の流れ星
《ネタバレ》 ラスト、一人でブラブラ歩いている浅丘ルリ子を渡哲也が見つける場面。 さすがに偶然が過ぎるだろ!と言いたい。 もう少しどうにかならなかったのかな? マニラなんかに行きたくないのは分かるけど、好きな男を警察に通報する女の気持ちは分からない。 ベッドの上で恥をかかされたお返し? いや、やっぱり分からない。 最初から最後までノンストップのストーリーで飽きずに見ることができた。 ヤンチャな渡哲也、浅丘ルリ子の綺麗な髪とスタイルが印象深い。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-04-21 00:35:21) |
6. 狂った果実(1981)
《ネタバレ》 本間優二という主演を演じた俳優さん、本作で初めて知ったが、イケメンでスタイルも良くスター性がある。 後で調べたらすぐに引退してしまったらしい。 新宿生まれで元暴走族総長。 新宿をリアルに生きた方だったようで、そらあスター性あるわな。 内容的には随所にエロさもあるが、どちらかと言えばバイオレンス寄り。 新宿を舞台に性的で暴力的な描写の続く、なかなかパワフルな映画。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-03-30 23:47:47) |
7. 砕け散るところを見せてあげる
《ネタバレ》 UFOのくだりが理解できない。 意味が分からない。 猟奇的な父親役に堤真一は似合わない。 だけどこの映画良いところもある。 それは何だか唯一無二の変わった映画であること。 なんやかんやケチをつけながら見入っている自分がいた。 そして純愛ものだ、そこも好き。 しかし作品名のインパクトが凄いね。 砕け散るところを見せられちゃうのかよ。 すげー怖いわ。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-03-09 22:14:41) |
8. グリーン・デスティニー
《ネタバレ》 ストーリー的にはよく理解できず。 アクションシーンに目が行きがちだが、これってロケーションが素晴らしく良い。 自然の雄大さがよく画面に現れている。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-01-30 21:22:09) |
9. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 かなり気に入った! 最初は単に銃社会や人種差別を描いた作品と思って見ていたら違った。 人間の多面性を描いた奥の深いドラマだった。 人はそれぞれ良い面、悪い面を持ち合わせていて、単純に「あの人は良い人」「あの人は悪い人」と推しはかるべきではない。 それをこの作品から教えてもらった。 どこそこにいる「悪い人」と自分が表面的に決めつけている人にも、実は良いところがきっとある。 逆に「良い人」だと思っている人を盲目的に信じると痛い目に遭うことがあるかもしれない。 実に考えさせられる作品。 見て良かった! [DVD(字幕)] 8点(2023-01-29 20:43:34) |
10. クリックシネマ 好き
《ネタバレ》 1話目『チャーシュー麺』 この話の田中麗奈が一番かわいかった。高橋一生も初々しい。 いつの世も女の子は悪い男、やんちゃな男に惹かれるのか。 最後にチャーシュー麺をサービス、粋なはからい、そして切ない。 2話目『波』 この話では少し大人になって教員を演じた田中麗奈。これはこれでなかなか魅力的。 静止画を紡いでいく手法はまるで紙芝居のようで斬新。 いつの世も女の子は年上のおじ様に惹かれるのか。 3話目『テンカウント』 この話ではちょっぴりやさぐれて、けばい化粧の田中麗奈。これもこれで勿論アリ。 いつの世も女の子はスポーツマンに惹かれるのか。 全体的に小粒ながら、好きという気持ちをうまく表現していて、満足できたオムニバス日本映画だった。 [DVD(邦画)] 7点(2022-12-30 16:23:59) |
11. くりいむレモン
《ネタバレ》 全編に漂う虚無感が、やはり山下敦弘風味。 まるでボニーとクライドの様な破滅的ストーリーで、エロ部分抜きでも普通に楽しめた。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-11 21:44:04) |
12. 黒い十人の女
《ネタバレ》 十人も女性が出てくるのに、魅力的なのが岸恵子しかいない! なんてこった。 宮城まり子は気持ちが悪いし。 結局、浮気しまくった船越英二が女性たちから復讐される。 独特な暗い映像と乾いたタッチで描かれており、インパクトがあって楽しめた。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-03 11:13:10) |
13. グッド・ライ いちばん優しい嘘
《ネタバレ》 これだけ正義をまっとうに描いた作品に否定的なことは書きにくい。 けど、10万人いる難民キャンプでいともあっさりと兄を見つけるのは都合が良すぎるし、パスポート偽造も簡単にでき過ぎ。 話が出来過ぎていて、面白味を感じなかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-10 22:47:40) |
14. グッドバイ
《ネタバレ》 主演の女優さんは、親しみやすい感じがして悪くないのだが、内容が微妙に気色悪い。 マイナー日本映画への突撃、どうやら今回は失敗。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-08-19 17:03:05) |
15. 黒の試走車(テストカー)
《ネタバレ》 企業スパイの話。 会社の為なら何でもする男。 それに嫌気がさし、会社を辞める男。 その対比が面白い。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-30 18:40:21) |
16. 暗くなるまで待って
《ネタバレ》 頭が悪いので、中盤までの展開を理解できずにいたが、終盤のサスペンスな展開は楽しめた。 オードリー・ヘプバーンの気品あふれる佇まいとスタイルには目を奪われた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-18 21:40:00) |
17. 雲の上団五郎一座
《ネタバレ》 花菱アチャコのチュウキの演技。 これは不謹慎ながら、物凄く良かった。 周りは何を言ってるか分からないが、妻役の清川虹子だけは言ってる事が分かるから、横で通訳をする。 花菱アチャコの片手は終始、震えている。 途中で花菱アチャコが泣き出す。 それを見た清川虹子が、「おやまあ、この人ったら泣いてるわよ、泣きチュウキだよ」とおっしゃる。 いや、もう参りました! この不謹慎な芸は、現代においては絶対にNGなわけで、これまた貴重な芸を見た思いである。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-09 17:32:38) |
18. 空中庭園
《ネタバレ》 「そんな事、言うもんじゃないよ、墓場まで持ってくんだよ」という婆さんの意見。 「何も隠し事はしない家族」という母親。 どちらが正しいのか、考えさせられる。 笑顔で表面上をとり繕ってはいたけど、急に壊れてしまったり。 家族を長いことやっていれば、起き得る事だなぁ、と。 だけど、やっぱり家族同士の愛情が一番大事。 例えば、誕生日を祝おうとする気持ちとか。 父親の行動には同意できない。 だが、家族にはそれぞれ色々あって、危ういバランスを保ちながら家族というものを何とか保っているんだ。 確かに、色々大変だけど、家族は大切だし、かけがえのないものだ。 そういうメッセージを強く感じた。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-21 20:51:26) |
19. くちづけ(1957)
《ネタバレ》 純愛映画としてコンパクトかつスピーディ。 川口浩も個性を発揮している。 野添ひとみが住んでいるボロアパート、これがまた独特の風情があり、アパート脇の坂がとても印象的。 でも題名通りの「くちづけ」だけでは満足してもらえず、やはり言葉も必要なのか、はぁ。。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-05-23 15:23:44) |
20. 紅の拳銃
《ネタバレ》 赤木圭一郎がカッコいいので楽しめるのだが、何しろストーリーが無茶苦茶すぎるぜ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-05-02 22:21:06) |