1. グランド・ブダペスト・ホテル
画面構成や色のバランス、ギミック、間などの絵作りは素晴らしく、楽しい!のだが。ストーリーに引き込まれるかというと疑問。感情移入は一切できなかったしカタルシスも無かった。それが狙い通りなのかなぁ。思い入れは生まれなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2015-02-25 09:19:47)(良:1票) |
2. クロニクル
《ネタバレ》 シーンとシーンの間が小気味よくカットアップされておりテンポはよかった。が、その分中身は薄さーも感じる。なぜマットやスティーブがアンドリューに親友として惹かれたのかも見えない。命の恩人という描写はあったし、同じ超能力者という共通点で惹かれ合ったーということだろうけどー。 [映画館(字幕)] 6点(2013-10-08 13:54:32) |
3. グランド・マスター
《ネタバレ》 ウォン・カーウァイがカンフー映画ってどうなるんだ?という不安と期待を抱きつつも劇場へ。アクションシーンは迫力がありSEとクローズショットの気持ちよさとウォン・カーウァイの美学を追求した絵作りは素晴らしい。特にスッピン風チャン・ツィイーが妓楼の女性陣の前で佇む絵は強い力を持ってた。が、ストーリーがなんか散漫。集中力が持たない。なんでイップマンが奥さんを捨てたのか謎。そんな師匠尊敬しにくいしグランドマスターに何時なったんだ?佛山?香港で?馬三の存在も中途半端。彼を悪者にしないならもっと心の葛藤等あるべきじゃ?とークレジット後のアクションシーン集を見ると公開に際し編集でかなり切り刻まれたのかなぁ邪推してしまう。ディレクターズカット版があるといいなぁ...。更に、花様年華を愛するものとしてはカメラがクリストファー・ドイルじゃなくなりデジタルの絵にウォン・カーウァイとの相性の限界を感じた。フィルム(風)の味をもっと追求してほしかったし、壁に話しかけたり男女が街を歩くサービスカットはうれしかったけどネタ切れなのか?ウォンさん?と寂しくもなった。ブルース・リーが来たことをセリフにしなかったのはウォン・カーウァイのプライドなのか。残念。自作につなげてほしい。 [映画館(字幕)] 5点(2013-06-03 09:42:23) |
4. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 「結婚や子供って重荷だよなぁ」と思わせつつ最後には如何に尊いものなのか描いた流れは秀逸。『夫・父・男』を超え『人』として何が尊いのか考えさせる。ブルー・ヴァレンタインやエターナル・サンシャインへの幸せな回答か。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-09 00:42:01) |
5. クロサワ映画
《ネタバレ》 隠れた秀作。現在のテレビの冷たさを悲しく見せてた。演技力不足、単調な編集等不満はあるものの、『女芸人』という特殊な『性』を切り売る存在を切り取った半分ドキュメンタリー的な本作に考えさせられる点は多い。が、最後のオチ(2度目ドッキリ)は正直白けたーが白痴化したテレビ番組と合い重なってコレでいいのかもしれない。 [DVD(邦画)] 7点(2012-06-28 22:41:19) |
6. グエムル/漢江の怪物
《ネタバレ》 スンゲーおもろくてビックリ。ヒットしなかったのが不思議だわ....。カメラすげーイイし、3Dもイイし、話も深みある。いやオチは強引な気もするけど....。でも気持ちイイ!!!ポン・ジュノすげぇな。今更ですが。 隔離される所は震災後の日本を思うと他人事に思えませんでしたー。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-09 23:01:49) |
7. グリーン・ホーネット
3Dで鑑賞。 予告の時点ではミッシェル・ゴンドリーっぽくないのでやや不安も持ちつつ劇場へ。 が、予想を裏切り、車が切断されたのに走りだすとこや、人が死んでるのをポップに表現する様はまさにゴンドリーの世界観。 美術面で細かい処理、気の効いたセンスが施されててよかった。 また、3Dならではの演出もあったので、3Dで見てよかった。次回作も楽しみ。 [映画館(字幕)] 7点(2011-02-16 19:40:35) |
8. クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンド・オブ・イスタンブール~
全体に漂う、「で。何?」感がすごい。 これは単なるレポートなのか?そうかレポートなんだろうな。 そこまで新鮮なライフスタイルを垣間見れれないし、 音も恐縮ですが、「あ、コレはギリ聴ける」臭.....。 例外はエルキン・コライ御大。気合入ってる人は目が違う!!!!!!! よ。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-14 00:56:46) |