1. 現金に体を張れ
終始テンポ良く、丁寧に描いているキューブリック初期の傑作。主演のS・ヘイドンもスマートな演技でこの映画の雰囲気にピッタリである。鮮烈なラストシーンに映る警察官2人の映し方は、単純だが最高の形でカメラに収められており、警察官と逃亡者を同一スクリーン内で描かなかったというキューブリックの非凡な才能が爆発している。 9点(2002-03-14 13:23:28) |
2. ゲット・ア・チャンス!
粗はたくさんある作品で、これといったヒネリもないけど、なんだか憎めない映画。いやポール・ニューマン自体が“憎めない爺さん”みたいなキャラに見えたから、憎めないという印象を受けたのかもしれない。終始テンポのいい(決して早いわけではないが)展開で、88分という短さにこの映画の面白さが詰まっている。この映画をご都合主義と言うのは野暮だぜ。 8点(2002-02-08 10:14:38) |
3. 訣別の街
この映画凄く好きなんです。ただのポリティカル・サスペンスかと思いきや、実は意外にも男たちの熱きドラマって感じでなかなか重厚なタッチで見ごたえがあった。個性の強いアル・パチーノに喰われてしまう若手俳優は多いが、この作品で共演のジョン・キューザックはなかなかいいじゃないか。喰われるどころか、この2人の見事な演技合戦になってると思う。あまり話題にはならなかった作品だが、お見事と言ってあげたい作品です。 9点(2001-08-27 18:01:00) |
4. ゲット・ショーティ
う~む、俺にはよくわからない世界でのコメディーでした。エルモア・レナードの小説を喜劇にするってことだけでも私にとっては意外だったのに、なんか劇中で全編「身内ネタ」onlyで笑い飛ばしている気がしてしまい、どうしてもノレなかった。よく考えれば監督がコメディー映画を主体に手がけているバリー・ソネンフェルドだから仕方ない話しかもしれないが、それにしてもあんまりよくわからなかった。 5点(2001-07-22 19:10:49) |
5. 刑事ジョー/ママにお手あげ
コメディもやってみようと意気込むスタローンのやる気は買いだが、“やっぱりこうなっちゃうか”というのが私の正直な感想。まぁママが銃まで洗っちゃうシーンとか笑えないわけじゃないんだけどね...なんだかね...理由はわかんないけど、とにかく内容はイマイチだった。 4点(2001-06-05 18:10:41) |
6. 激突!<TVM>
スピルバーグは凄い!車2台だけでこんなに緊迫した映画を撮れるなんて...。それにしてもこんなに質の高い作品をテレビ映画として放映するなんて...、やっぱしアメリカは凄い! 9点(2001-04-02 14:08:32) |
7. ゲッタウェイ(1994)
“元の作品”(1972年版)を見てないので何ともコメントできませんが、つまらなかった。唯一の救いはラストのファーンズワースじいさんが良かったことだけかな? 3点(2001-03-30 21:52:19) |
8. ゲーム(1997)
最近のドンデン返し系の映画って“こじつけ”に見えるのが多い中、これはすんなり観れた。ただ確かに私がこんなことされたら間違いなく笑えませんね。 8点(2001-03-25 18:56:14)(良:1票) |
9. ケープ・フィアー
ヘタなホラー映画観るよりこっちの方が数倍恐いと思う。舞台になってる町が独特な閉鎖感を出していて、ラストなんてハラハラドキドキの展開で終始あきることなく観れました。 9点(2001-02-21 17:01:35) |