3. 刑事ジョン・ブック/目撃者
《ネタバレ》 ただただ好きだ、こういう映画が。映像の美しさ、ストーリー展開、役者の使い方、うまい!アーミッシュにひかれる自分であることも理由の一つだ。納屋を建てるシーン、キルティングのシーンは、映像にも音楽にも心が洗われる。 ガレージでジョンとレイチェルのダンスシーンでは、ハリソンフォードの魅力が爆発する。 刑事ものを期待する人にとっては物足りないだろう。これは文明に背を向けようとするアーミシュと腐敗するアメリカ社会との中で葛藤する、二人のラブストーリーなのだから。 丸腰のアーミッシュに対して、悪党が何もできなかったという、あり得ない結末には目をつぶる。何度となく観て、そのたびにその美しさと面白さに感嘆するのだから。アメリカ映画のすごさに乾杯。 [DVD(字幕)] 10点(2014-05-15 11:31:28) |