1. コレラの時代の愛
一生の貞節を誓いつつ600人を超える女と交わりそれを逐一記録し続けた男、50年前に突然気変わりして捨てた男を夫の死後受け入れる女、そして、その間に生まれる愛。ばかばかしいが、人生の真実であろう。 [DVD(字幕)] 6点(2013-06-03 02:47:11) |
2. コクリコ坂から
どうでもよい韓国ドラマのアニメ化みたいな感じ。声優がさらにもりさげている。 [DVD(邦画)] 5点(2013-05-03 16:01:46) |
3. コンテイジョン
「アウトブレイク」よりはまだまともだが、相当変異する前提のウイルスのワクチンがこれだけあっさりできあがってしまうというのは、いくらなんでも、無茶苦茶。こういう映画こそが、人を非常識的な行動に駆り立てる。…とはいえ、ケイト・ウインスレットの迫真の演技に5点。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-23 23:08:31) |
4. 恋のマノン
ほんと、馬鹿な男だ。マノンに同情する。この頃のウンガロは時代を創っていたんだな。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-17 20:22:33) |
5. 恋ひとすじに
少女時代のロミーシュナイダーが(眉の書き方のせいか)、とてもイマイチ。ストーリーや、「ほかの女のために死んだのね」というセリフや、いきなり「運命」だったりする音楽など、映画の作りが陳腐なのだが、それ以外は、古さを感じさせない。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-06 21:32:14) |
6. 恋人たちの場所
途中までは、ベネチアの豪邸やBelluno の風景とあいまって、見どころのある絵だったが、ジュリアの病をバレリオを知ってからは、ぐだぐだ。短い尺とも相まって、単なるtelenovela としてみれば、良いかもしれない。フェイ・ダナウェイのイタリア語がうますぎるのが、逆に、味を殺している。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-19 12:14:37) |
7. 心(1973)
ここまで原作に依存しておきながら、無理に自分の「世界」を造ろうとしているのが辛い。他の俳優・女優はまだ無理やり頑張っているが、杏梨の御嬢さんには無理がある、というより、杏梨が一番良心的な演者なのかもしれぬ。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-04 01:55:48) |
8. 恍惚の人
なぜこの年に白黒映画なのか分からないが、カラーだと、相当いまいちの作品だっただろう。原作がリアリティの2割引きだとすると、本作は、半額8掛け2割引きで、現実の4分の1程度を描けているかどうか。ただ、まあ、この時代、多少弱れば、すぐ死ねた。40年前のおとぎ話の世界では、認知症の舅と嫁との間に、心の交流があったというのが、実はリアリティかもしれぬ。 [DVD(邦画)] 5点(2011-08-03 22:09:13) |
9. 好奇心
ガキの気持ち悪さを、よく描けている。「青春」なんて言葉はなくなったほうがよい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-12 07:45:24) |
10. 黒衣の花嫁
ジャンヌ・モローがもう10歳若ければ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-20 10:25:48) |
11. 小間使の日記(1963)
ジャンヌ・モローのくたびれ加減、よくいえばアンニュイさが、時代背景あるいは中産階級の怠惰な反復を、よく表現している。楽しい映画、ではない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 18:56:00) |
12. 恋人たち(1958)
ジャンヌ・モローでないと、この映画は説得力がない。瞳で、唇で、眉で、背中で、そして、うなじに説得力がある。こういう女性は、後にも先にも、ジャンヌ・モローしかいない。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-28 16:21:14) |
13. こころ(1955)
あの原作に映画化しようとすると、行間やディテールを埋め、エピソードを改変せねばならないのはわかるし、それは、相当うまくいっている。また、市川らしさが、随所にある佳作である。しかし、原作の重要なエッセンスであるサスペンス性は失われたうえに、私の好きな原作の冒頭のエピソードが改変されていたのは、すこぶる残念であった。40歳を超える森雅之が20歳代を演じているのにも無理があった。脚本和田夏十、撮影宮川一夫であったら、原作とは違った境地に達したような心持もする。 [DVD(邦画)] 6点(2009-09-06 08:39:08) |
14. 告発
《ネタバレ》 ケビン・ベーコンの演技はさることながら、クリスチャン・スレーターやゲイリー・オールドマンのパーソナリティが変に前面に出てこないところに、かえって人間の内面を揺さぶる部分があるのかもしれない。ケビン・ベーコンも、これでもか、と演じすぎていないのがよい。それも、これも、監督の腕なのかもしれない。残酷な場面を冒頭にもってきて、見る側のスイッチを入れる演出も見事だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-23 01:10:58) |
15. コンペティション(1980)
大学に入って初めて見た映画なんです。音大の女の子が、「俳優全員が難しいコンチェルトを自分で弾いている」というのが見たくて。ピアノ協奏曲の迫力がうまく使われていて、結構、感動しました。そんな美人ではないエイミー・アーヴィング(その後スピルバーグの奥さんで、離婚した)と今ひとつ冴えないリチャード・ドレイファスっていう組み合わせも良いし。この映画以来、しばらくは、プロコフィエフのピアノ協奏曲3番ばかり聞いていました。 [映画館(字幕)] 6点(2009-01-08 10:56:13) |
16. ゴッドファーザー
3~4年に1回は見直していますが、見るたびに「こんなにおもしろい映画だったんだ」という感慨にふけります。自分の成長や堕落をうつしてくれる鏡のような映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2009-01-02 11:00:37) |
17. 恋のエチュード
共感しようと思ってみると台無しになる。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 13:51:20) |
18. 告発の行方
レイプは卑劣な行為…にしても、マリファナをやり、泥酔し、女一人酒場にやってきて、挑発的な態度をとっていた麻薬前歴のある女性。実際には裁判では、どうなんだろう?と、ちらっと思いましたが、ジョディの演技力の前に吹き飛ぶ。 ジョディの演じる孤独で、ヘルプレスで、時には可憐ささえ感じさせる女性像に感心。ケリー・マクギリスとの身長の格差も良かったのか 。◆ 冒頭、ジョディがケアを受ける場面では、アメリカって、15年も前から、レイプ被害を受けた女性に手厚い保護をしていたんだなあ。良い国だなあ、と素直に感心した。(それだけ、レイプが多いのか?) [DVD(字幕)] 5点(2007-09-18 01:29:20) |
19. 恋の闇 愛の光
医師としての職業倫理に目覚めるところと、キャサリンとの恋がオーバーラップするところがうまく描けていないので、台無しになっている。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-11 13:41:35) |
20. 恋人よ帰れ!わが胸に
昔の病院は煙草吸っても良かったし、狭かったなあ。シスターの格好をしたナースはなんなんだろう…くらいしか残りません。よくできた映画だと思いますが、プロットが使い尽くされたのでしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-03 03:43:20) |