1. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 最高のシチュエーションに多彩な娯楽要素。キャラクターの内的ドラマに通ずるものがあれば、更に良かったけれど欲張りすぎかな。 解決へのハッタリも定番ですけど、楽しめました。 [DVD(吹替)] 10点(2007-07-22 18:55:09) |
2. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
《ネタバレ》 代用可能なほどの肉体を作り上げられるようになった文明。 その中から不意に生命(意識)が芽生えたとしたら・・・。 物質的な条件を揃えただけで生命は発生しない。 果たして生命は、意識は、どこから齎されているのやら。 知的傑作娯楽作品。 続編である「イノセンス」がいびつな構成と何語?と首を傾げてしまうような表現になってしまったのが残念。 [ビデオ(邦画)] 9点(2007-11-03 05:30:48) |
3. コンタクト
《ネタバレ》 興味深いSFガジェットで引っ張ってくれますし、なんとも分かり易い構成(証拠がなければ信じられないという主義の者が、証拠がないので信じてもらえない立場へ)に好印象。 [DVD(吹替)] 7点(2007-08-11 20:24:37) |
4. 恋はデジャ・ブ
展開は段取りを踏んでいるだけの感は否めませんし、解決の仕方に何の理屈もないですから・・・でも、テーマは好き。 [DVD(吹替)] 6点(2007-06-18 04:16:33) |
5. 恋人はパパ/ひと夏の恋
ドラマ展開は悪くないと思うのですが、それを効果的にみせるキャラクター設定が成されていないので、わかりづらい代物になってるんじゃないかな。 [DVD(吹替)] 5点(2007-10-05 23:48:00) |
6. ゴースト/ニューヨークの幻
途上で霊体である主人公が現世のものに干渉する術を修得するわけだが、その設定が曖昧。作家の都合でしか使用されない。 [地上波(吹替)] 5点(2007-03-26 12:48:25) |
7. 恋するための3つのルール
《ネタバレ》 茶番に憤って、あの場で娘を殺すように部下へ命じるなんて展開は理解に苦しむ(直情径行のマフィアという設定でも「あの場で」ではただの馬鹿です)。 解決をいかに扱うかが何よりの芸当ですからね・・・評価は下がる。 [地上波(吹替)] 3点(2007-12-13 15:46:22) |
8. GHOST SOUP
不可解要素で引っ張っておいて、世界観の説明で終わるだけ。 まるでジョナサン・キャロル作品のよう。 画面へのこだわりはさすが岩井俊二というものがあるものの、ゴテゴテの作り物感を醸し出す演劇芝居がどうにも安い。 昨今のコメディ風テレビドラマでも相変わらずよく見掛ける演技ですが、誰が求めてるんだろう? [DVD(邦画)] 1点(2007-10-16 18:25:34) |
9. 恋人までの距離(ディスタンス)
会話劇だというのは知っていたので事件めいたものが起きないのは覚悟の上でしたが、彼と彼女の間に何の変化も生じなけばドラマとも物語とも呼べない(惚れたというのは大前提のシチュエーションで提示済み)。 ならば、会話の内容が単純に興味深いものなのかと思いきや、知的好奇心を満たすような内容とも思えない。実際語られているのはませた中学生程度の主義主張。 「対立を恐れるのはおかしい」としながらも執拗には主張せずロマンスを維持することに終始する内容の浅さ。 偶然の出会いによるロマンスなんてものへの憧れだけしかない。 [DVD(吹替)] 0点(2008-01-11 05:05:04)(良:1票) |