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コメント数 2394
性別 男性
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ゴッホ
1952年のハリウッド映画「炎の人ゴッホ」と比べると、当然の如くかなり大人しい印象。また、言われなければロバート・アルトマン作品とは気づかない程にエネルギーも感じられない。原題通り、物語の基本は、ゴッホと画商である弟テオドルスの関係がメインになってるんですけど、どうしたって話の中心はゴッホにならざるを得ない。しかし、狂気の芸術家の内面なんてパンピーには解りっこないんですから、これなら「正常な一般人」であるテオを語り部として物語を組立てた方が良かったと思う。お陰でテオの内面も今一つ判り難くて、物語に入って行けませんでした、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-14 00:02:00)
2.  恋は舞い降りた。
序盤の登場人物達の演技はコメディじゃなくて、まるでコント。コントと言っても洗練されたものじゃなく、出来の悪い素人芸でしかないので、とても見れたもんじゃない(唐沢寿明の演技なんて、ホストじゃなくてルパン三世だよ)。だから、どうなることかと心配しましたけど、後半にかけて話が落ち着いてくると徐々に見れる様にはなりました。話の骨子からディティールまで、そっくりそのままハリウッドのラヴ・ファンタジー系作品からのパクリなので、逆に、変に日本オリジナルの脚本より安心して観られたかもしれません。また、こういう映画では変に作品オリジナルの楽曲を使うより、既存のヒット曲を使用した方が断然良い(本作ではB'zの曲が効いてました)。それにしたって、もう少し金と手間をかけないとダメですけどね、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-28 00:00:48)
3.  氷の接吻
アシュレイ・ジャッドの色気に燃えても、セクシーな女が人を殺すというだけで直ぐに「氷の微笑」的邦題を付けてしまう、日本の配給会社の想像力とやる気の無さ、そしてユアン・マクレガーの陰鬱としたストーカー行為に萎える。てか、本作のユアンの目的は一体何なんだ? アシュレイを覗き見ることで、なぜ心の傷が癒されるんだろう? しかも、どー考えても破滅的ラストを迎える筈なのに、何か有耶無耶なハッピー・エンドみたいになってるし…。それにしても「忘れられない人」のレヴュー同様、結構ストーカー行為を肯定する女性の意見があるのも理解できん。ま、ユアン・マクレガーやクリスチャン・スレーターだったら、どんなセクハラしたって許されるんでしょうけどね…。はぁ、ハンサムは得だよなぁ…、と嘆きつつ3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-20 00:09:00)(笑:1票)
4.  恋するシャンソン
台詞の合間に新旧織り交ぜた様々なヒットソングをオリジナルのまま挿入し、それを出演者が口パクで歌うという、一風変わった演出のミュージカル風恋愛群像劇。話自体は毒にも薬にもならない、本当に他愛の無いフランスらしい男女の痴話言。この映画で圧倒的に楽しいのは、会話の間に突然挿入される歌。ミュージカルの様に踊ったりせず、また、歌を聴かせる訳でもなく、単純に台詞代わりに歌が使われる。しかししかし、多くの日本人が私と同じだと思いますけど、使われる歌のほとんどに馴染みの無いことが致命的です。これで本作の楽しさは半減してしまう。これは過去数十年のオリコン・ヒットチャートから、新旧、そしてジャンルを織り交ぜて代表曲を選抜した日本版リメイクを切望します。そういうことで、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-09 00:05:58)
5.  こころの湯
「西洋鏡/映画の夜明け」がタイトル通り西洋からの視点で、変化を正しいこととして捉えていたのに対し、こちらは開放経済によって変容していく北京の下町を舞台に、「温故知新」という東洋的視点で、廃れ行くもの達を愛情たっぷりに描いていく。主人公が新しい中国を体現してるなら、その父親は古い中国、そして弟が、常に時代の変化の犠牲となってきた社会的弱者を体現している。古い中国には居場所のあった弟も、新しい中国では片隅に押しやられるだけ。主人公が古きものの懐の深さを知った時、時代の変化が彼らを追い越していく。これは誰にも止められない。しかし、たぶん主人公は古き中国を内包した新しき中国人として、彼なりに努力していくことと思います。日本人の私にはそれが良く解ります、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-28 00:08:28)
6.  心の香り
年老いた嘗ての京劇の名優が全てを失った時、孫に受け継がれた自分の血と確かな伝統を知り、未来に希望を見出していく物語。話の背景になるのは、近代化の中で廃れ行く伝統芸能、増加する離婚、断絶する親子、拡大する生活格差。しかし映画は、それらを声高に叫ぶ様なことはせず(ま、そんなことは端から中国政府が許さないでしょうけど…)、祖父と孫の触れ合いと、老人同士のストイックなプラトニック・ラヴを淡々と描いていく。特別な事件は何も起きないので、私的には少し退屈しましたけど、最後の最後に実力を発揮する孫の演舞はやっぱり感動的でした、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-09 00:35:49)
7.  恋のからさわぎ(1999)
孤高のワイルド・ボーイが行きがかり上、お堅い女の子に恋のゲームを仕掛けるも、やがてそれが本気になってしまうという、いかにも古典を翻案したカビ臭さの漂うロマンティック・コメディ。男女の役割に色々なオプションはあるでしょうけど、基本的ストーリーは小説、演劇、映画、マンガと、無限に焼き直されて巷に氾濫してるものだし、キャラクター設定も定石通りの有りがちな学園ドラマにしてしまったので、いくらシェークスピアであろうとも新鮮さは感じられません。でも、こういうティーンズ・ムービーはお約束をお約束通りに楽しめれば充分なので、出来に不満もありません。ということで、キルスティン・ダンスト、エリカ・クリステンセンに並ぶ、日本人には全然理解できないアメリカン・ビューティ・ジュリア・スタイルズ嬢に、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-10 02:16:39)(良:1票)
8.  恋するための3つのルール
確かにラヴ・コメディと言うよりもマフィア・コメディだし、カルチャーの違いを笑いにするパターンも非常にありがち。キャスティングからしても新鮮味に欠けてます。特にジーン・トリプルホーンに魅力が足りない為、前半が全く面白くない。それに事故とは言え、人を撃ち殺した彼女に何のお咎めも無くハッピー・エンド? 荒唐無稽なコメディ映画にしたって、これは気の利いた設定とは思えません。さて、謎が謎を呼ぶ問題の「恋するための3つのルール」ですが、私の解釈は以下の三つ。①“R”は発音しない。②“T”は“D”で発音する。③喋らない。いかがなもんでしょうか? 3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-04-10 02:16:13)
9.  恋は嵐のように
空港のアクシデントで呉越同舟することになってしまった、マリッジ・ブルーの男と奔放な美女の珍道中と心の移り変わりを描く、サンドラ・ブロック十八番のロマンティック・コメディ(ホント空港って多いよな…。私も空港に出没してれば恋に出会えるか?)。私的なこの映画のポイントは三点。まず、こんな作品にまで旅客機の本格的ディザスター・シーンを入れてしまうハリウッド映画の贅沢さ。そして、くだらないかもしれませんけど、何とかして二人を目的地に近づけまいと頭を捻ったハリウッドらしい脚本。最後に、絶対サンドラとは勝負にならないと思わせるモーラ・ティアニーを、ベン・アフレックの婚約者に配したセンス。それで【ちずぺ】さんの仰る、嵐が過ぎ去った後に残される「愛」が活きたと思います。そういうことで、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-10 02:14:02)
10.  コーリャ 愛のプラハ
ロシア嫌いのチェコ人の初老の男と、行きがかり上、彼が面倒を見ることになったロシア人の子供の間に、徐々に絆が育まれていく様子を、共産体制末期のプラハを舞台に描くヒューマン・コメディ。悪い映画ではありませんが、テーマ的に珍しくは無いので、この時期のプラハを舞台にしてなかったらこれ程の評価は無かったと思う。本作で特に優れていたと感じた部分は脚本構成。曰く有り気なオヤジの背景を、物語の中で小出しにしながら見事に描いていく。それが共産体制の現実を描くことに繋がっていく。そして忘れちゃならないのが、このオヤジの半端じゃないスケベ振り。「男はスケベである」というのは、政治体制や文化に左右されません。だから我々も、遠く東欧の空の下に生きるこの男に共感できるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-05 00:05:45)
11.  香魂女/湖に生きる
中国の地方に、尚も色濃く残った封建的社会の犠牲となっていく女性の姿を描く、1993年度ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品。胡麻油製造を営む主人公の家庭に舞い込む日本との商談話と、主人公の知的障害を持つ長男への嫁取り話で、映画は二つの矛盾を浮き彫りにする。一つは、共産国家であり改革開放政策も進んだ中国社会の封建的因習。そして一つは、かつて社会の犠牲になった女性が、新たに生み出してしまう女性の犠牲。当時の中国のGDP成長率は10%以上! しかし、まだこんな世界が残っていたとは驚きです。ホントに中国は広いですね…、6点献上。
6点(2005-02-10 00:50:18)
12.  GO!GO!L.A.
カウリスマキ兄弟には馴染みが無く、勝手に北欧の芸術映画監督というイメージを持ってましたが、本作は芸術とは程遠く、また、娯楽とも非常に程遠い良く判らない映画でした。世間ではこういうのが「クール」なんですかね。たぶん主題はハリウッドに対するアンチテーゼだったんだと思う。だから主人公を導くのもハリウッド・スター・ジョニー・デップではなく、インディーズの星・ジム・ジャームッシュの「デッドマン」(未見)と、同じくインディ系のヴィンセント・ギャロなのです。ところで、「地図のないロサンゼルス」が「行け行け!ロサンゼルス」になってしまうのが不思議…、3点献上。
3点(2005-02-03 00:05:17)
13.  紅夢
寒色の中に暖色を灯すお馴染みの色彩設計で表現される、秩序の中の混沌。(キューブリック風の)シンメトリーとパースペクティヴを意識した構図で表現される、広漠の中の閉塞。平安な日常で繰り広げられる権謀術数、笑顔の裏にある悪意、初心な女の持っている激しい気性…。封建時代(1920年代?)の中国に生きた女達の悲しい運命を描きながら、映画は表層的に見える物とは正反対の資質を暴いていき、そこに普遍的なテーマを浮かび上がらせる。作り込まれた過飾な映像は好き嫌いが分かれそうですが、私は大変好みの映画でした。菩薩の顔をした蠍は怖い、7点献上。
7点(2004-12-28 01:34:24)
14.  コン・エアー
アクションのプロット等ほとんど皆無で、唯ひたすら爆発してるだけ(それも、何にも無い砂漠のド真ん中で)。これをアクション映画と呼んでは他のアクション映画に失礼です。一瞬、演出がマイケル・ベイっぽいなと感じたんですが、これはマイケル・ベイっぽいのではなくて、ジェリー・ブラッカイマーっぽいんですね(つーことは、彼の映画に於いては監督はいないも同然。どっちにしてもサイモン・ウエストじゃ役不足もいいとこ!)。本作はマーケティングによって、純粋に「若いアメリカ人」だけに向けられて製作された映画です。ということで、4点献上。
4点(2003-08-14 05:28:25)
15.  ゴースト・ドッグ
真っ先に「武士道とは死ぬことと見つけたり」って語られちゃあ、後のストーリーはミエミエじゃん。おまけにスケールは極小(ちんけでお目出たい田舎マフィアの内部抗争)。とりあえず観てる間は「レオン」よりずっとカッコ良いけど、観終わってしまえば「だから何?」という様な映画。食わず嫌いでジャームッシュの作品は初めてでしたけど、これは割と普通のインディーズ・ムービーでした。ということで、武士道に殉ずること、すなわち犬死になり、5点献上。
5点(2002-11-23 18:39:05)
16.  コールド・ヘブン/悪夢の再会
これって、ある意味「サイン」に近いんじゃないですか。SFホラーに味付けされた信仰と奇跡の物語に対し、こちらはゾンビ・ホラーに味付けされた信仰と奇跡の物語。だいぶ記憶が薄れているものの、興味深く鑑賞した記憶があります。一連の現象を物語の破綻と取るか、素直に神の奇跡と取るかで印象も変わってくると思います(個人的に宗教モノが好きなんですよ)。私は「ジェラシー」でニコラス・ローグとテレサ・ラッセルに惚れました。ということで、「メメント」や「サイン」を遙か以前に完成させているニコラス・ローグの革新性に、6点献上。
6点(2002-10-17 19:28:06)
17.  コーンヘッズ
外見からして普通じゃないコーンヘッズ(侵略に失敗した宇宙人達)の方が、周りの普通の人間よりも人間性に優れている+人間の慣習にハマっている+極普通に社会生活しているというブラック・ジョーク。「空を飛んでりゃNASAの管轄だが働いてりゃウチ(移民局)の管轄だ!」っていうのは「MIB」の元ネタっぽい。B級ナンセンスSFコメディながら、なぜか観ていて気持ち良くさせてくれた不思議な映画。愛すべきトンガリ一家に6点献上。
6点(2002-04-07 17:43:04)
18.  ゴジラVSメカゴジラ
ゴジラ20周年記念作品として作られた74年版は勇んで「東宝チャンピオン祭」へ出かけて行き、嬉々として鑑賞した記憶があります。その造形はあくまでもカッコ良く(ゴジラの塗装が輝きながら剥がれていき、中から現れるメカゴジラの勇姿、そしてそれを描く抜群のカット割り)、そして本家ゴジラよりも強そうでした(実際キング・シーサーとタッグを組んでやっと撃退しましたっけ)。そしてメカゴジラが復活した本作では自衛隊の乗り物? おいおい…、3点献上。
3点(2002-02-02 14:11:05)
19.  恋人までの距離(ディスタンス)
軽めのアメリカ人イーサン・ホークと知的なフランス人ジュリー・デルピーがBGMもない1カット長回しの間、延々と語り合う。そして、それを延々と繰り返す、まるでフランス映画のような徹底した会話劇(きっと台本は分厚かったろうなぁ…)。確かに実際の恋愛って、こういう語らいが全てですよね。いきなりキスから始まっちゃうような某恋愛映画とは比べるまでもない、リアルな恋の始まりが描かれるインテリジェンスなラヴ・ストーリー。透明感のあるジュリー・デルピーが大変素敵ですが、知的でない派手好きの私としては流石に少々退屈でした、ごめんなさい。6点献上。
6点(2002-01-26 21:18:04)
20.  ゴージャス
ジャッキー・チェンのアクション映画だとは思わないでください。実は「メッセージ・イン・ア・ボトル」をモチーフにした、香港No.1アイドル、スー・チーのアイドル映画なのです。言ってみれば高倉健と共演した広末涼子みたいな感じでしょうか。天衣無縫なスー・チーの魅力の前ではジャッキーのアクションさえ飾り物(ヒロスエさえ霞む程の魅力的な可愛さっ!)。しかし、アイドル映画は映画としてはやっぱり低レベル。なのでこの点数、3点献上。
3点(2002-01-08 22:36:20)
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