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プロフィール
コメント数 204
性別 男性
年齢 46歳
自己紹介 専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)

最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。

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1.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
佳作。原作・監督・脚本・カメラなどのスタッフ陣、および、主役の二人を含めたキャストにおいて、大物や気鋭の新人といった役者は見当たらない。中村獅童にしたって、竹内結子にしたって演技がそんなに上手いわけでもない。はっきり言えばエースのいない布陣だと言いきっていいかもしれない。その、期待できないメンバーがずらずらと並ぶエンドロールを、僕は驚きと、感動で熱くなった目をゴシゴシしながらみた。うるんでた。確実に。詳細を突けばキリがない。(手帳薄すぎ!とか。)もとよりそんなに高尚なストーリーでもない。だいたい原作を読んでる他の観客が先どりして泣いている。しかし、いいよね、これは。高校時代の二人の雰囲気もいいし、大人になってからの二人もいい。ずっと寝てる所長もいいし、喫茶店で泣いてしまう竹内結子もいい。そして、エンディングでのキスもいい。誕生日ケーキもいいじゃないか。全部ベタ。しかし、それを愚直にやられたら感動するんだね。下手な演出がないのがいいよ。本当に、3人の生活がずっと続けばいいなと思ったもの。いい映画を観たと思います。みなさんが触れていますが、主題歌でマイナス1点。
9点(2004-12-24 00:58:53)(良:1票)
2.  いちばん美しい年齢(とし)
とりあえずいちばん最初に書いておくことは、デルフィーヌ役のエロディの”いちばん美しい年令”はこの映画の撮影時じゃないということです。「スタン・ザ・フラッシャー」であれだけ輝いていたエロディを思い起こすと、悲しい気分になってしまいます。「あの時、なぜ彼女を調教できなかったのかい?セルジュよ、君は致命的なミスをしてしまったようだ!」と心の中で考えました。(こんなこと口に出したら変態だし。)そりゃヴァネッサにも負けちゃうよ。それにこの映画は、残念ながらフレンチ・ロリータというジャンルには適さないようです。どちらかと言えばサスペンスがかった青春映画と言うべきでしょう。ここもちょっと不満な原因になっています。と、ここまでは批判ばかりでしたが、きちんと評価してやると、そう悪い映画とも思えません。デルフィーヌには不満が残りますが、相手役のアクセルがなかなかいい演技をしています。彼のキャラクターがシニカルで、若くて、カッコいいのでそれで緩衝されている感じです。(関係ないが、カウボーイビバップが実写化されるのならスパイク役に彼を推薦したい。)ストーリーとしての面白さもありましたし、そこに方向性もはっきりしていて、良く出来た青春映画だと思います。もう少し、画としての美しさにこだわりが欲しかったところですが、全体として若い映画と言えるでしょう。しかし、この映画から感じる「もう一歩」は決定的に遠いのかもしれませんね。
6点(2004-02-15 21:25:09)
3.  イヴォンヌの香り 《ネタバレ》 
パトリス・ルコントという著名な監督の作品を今まで観ていなかったということに、ちょっと後悔しました。冒頭からの緊張感のあるスタート。音楽が効いていて、始まった瞬間から熱中してしまいました。しっとりとしたイヴォンヌとの湖畔での情事、はっとするほどのヴィクトールの冷たい笑いと顔を照らす炎、また繰り返す甘いイヴォンヌの体の描写。何度も繰り返す現在と過去の映像の断層が、こちらを麻痺させるような力を持っています。そして、何よりのエロス。服の中に手を入れる感覚は、驚くほど官能的です。ラストは、驚きとともに予定されていたかのごとき悲しみで秀逸です。イヴォンヌという女性の性癖を上手く表現して、「悟った男」リシャールに語らせるという方法も粋です。ルコントの力をまざまざと見せつけられました。
8点(2004-02-01 22:16:27)
4.  いちげんさん
鈴木保奈美を中心に置いた、どちらかと言えばキャストありきな作品かと思って見たのですが、きちんと物語が練り上げられており、十分に楽しめました。"盲者"と"ガイジン"のラブストーリーということで、特殊な形を想像していたのですが、純粋で素晴らしい恋の物語になっていて感動を覚えました。鈴木保奈美さんが純粋で、美しい女性を見事に演じており、また"僕"であるエドワード・アタートンも、日本文学を学ぶ留学生という役をきちんとこなしていました。留学生と一緒にいると気付く、文化の違い、国籍が違う人間を見る日本人の目、そして大学というシステムをきちんと描写していることに、また日常を大切に描いていることに、安心して物語に入っていくことができました。
8点(2003-12-16 01:16:27)
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