1. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 あの野性的で色気のあるインディはどこへ行ってしまったんだ?おじいちゃんじゃないですか。アクションシーンはキレがなく、走り方なんて「無理しないで」と心配させてしまうヒーローって。時の流れは仕方ないですね。 私はインディシリーズが大好きで、この作品がきっかけで映画ファンになったほどです。でもいざ観てみると・・・。 う~ん、あのこうむあっとした雰囲気はどこへ?あの手作り感はどこへ? インディの最大の魅力がなくなっていました。これじゃただのSF映画じゃないかと。簡単すぎではないかと。 CGの技術がそれほどない頃の当時、それでも一生懸命作り上げてたファンタジーがインディの醍醐味だったということ、ルーカスやスピルバーグは忘れてしまったのかなぁ・・・。 違うんだよ!観たかったのはあの手作り感なんだよ!あのワクワク感なんだよ!あんな宇宙人や円盤だされたって、もうすでにどっかで観たようなものばかりなんだよ。インディはそんな映画たちの仲間入りはしないでよ~と悲しくなってしまいました。 いや、不満ばかりはやめましょう。 前作達が生まれた頃、私はまだ生まれていませんでした。テレビに映る世界に吸い込まれ、インディと冒険したい!!と幼心に真剣に思っていました。叶うはずもないと思っていたのに。それがまさか、20年たって願いが叶うなんて。あのテーマ曲を映画館で聴くことができたなんて。 それだけで幸せなことは確かなんです。 [映画館(字幕)] 7点(2008-07-09 11:37:32) |
2. いまを生きる
ただ素直に感動する映画ではないと思います。この映画を観て「この先生最高!生徒達も含めてなんて感動する映画なんだ!」って思ってる人はちょっと見方が違うのでは(ケチつけてるわけではないです)。 厳格な規則に縛られ、個性も尊重されない学校にやってきたキーティング。そこの生徒達はもはや学校の操り人形のよう。キーティングが彼らに教える風変わりな授業。けれど生徒達は次第に「自分」を見出そうと反抗したり、積極的に行動したりする。一人の人間として新鮮なものになろうとする姿には感動する。けれどなあ、キーティングはあまりにも自分の考えを押し付けすぎではないか?映画を観てる間、ずっとそんなモヤモヤがあった。生徒達を解放しようとするのは良いけど、規則が一番みたいな考えの生徒達にいきなり「死せる詩人の会」や、型破りな授業を行っても、生徒達が混乱する事ぐらい分からなかったのか?。そのせいかどうかはよく分からないが、キーティングと父親に挟まれ苦しむ生徒もいたんだし。 私は小説版も読んだのですが、断然小説の方が良かったです。なんというか映画という「動く映像」を見せたおかげで、文字の美しさが消えてしまった気がしてならないんです。ロビン・ウィリアムズといい生徒達といい・・・映画版は心情を伝えるシーンが乏しく意味不明! 一度小説を読んでみるのをお勧めします。 3点(2004-06-26 13:02:13) |
3. 妹の恋人
《ネタバレ》 ジョニー・デップばかり好評されてますが、私の一押しはやっぱりお兄ちゃん!ベニー役のエイダン・クインです。大きくて透きとおる青い瞳が印象的。なんかかわいそうな立場なんだけど、それだから応援したくなる。この映画、原題は「benny & joon」ですから。兄妹が主役なんです。なのに、ジョニー・デップばかり目立つような邦題にしてしまったのがちょっと不満。まぁ、そのときはジョニー・デップ・シザーハンズがフィーバーしてたからね~、しょうがないか。サムが本当に愛らしいです。「無口な青年」がもうハマっていました。ジョニーは風変わりな役をもっとも得意とする個性派俳優。 だから本当に楽しく観れました。あの大きな目とおちょぼ口、バスター・キートンファッションが決まりすぎ! 手品とか練習しただろうな~。ジューンが可愛い!とても愛らしく少女のような純粋さと繊細さがありました。 ラストもとっても好き。(でもあのラストのサムの後姿、なんか世の中知り尽くした中年男のにほひがしてたような) 8点(2004-03-08 17:52:06) |
4. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
オリジナルを観てないんで自信満々には言えないけど、期待してたよりはほんのちょっと下だった。期待し過ぎって良くないね。でも面白かったよ、凄く。笑える所がいっぱいあったのが予想してなかった。ETとバリモアが初めて対面した時は笑った。ETが慌ててるのが可愛かった。あとハロウィンの時にお兄ちゃんが頭に包丁ぶっさしててETがそれを気遣って治そうとしてる所はほのぼのして好き。「さぁ泣くぞ~」て感じで観てたらそんなに泣かなかった。ETが帰っちゃうシーンはウルウルきたけど「あれっ?もう終わり??」ってなった。そんなにズシーンてくる感動じゃないのね。少年達とETが空をふわって飛ぶシーンに1番感動したのは私だけ??「アイルビーライトヒア」は良かったーー!宇宙人にも感情ってあるのかな。なにはともあれ名作です♪ 6点(2003-05-18 09:34:09) |
5. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーけっこう良い味でてると思います。お茶目な感じも意外に似合ってるような気がする。それと戦いに不慣れなところがいいですね。インディーのように頭が良かったり、戦いが上手だったりするとメリハリなくてつまんなかったでしょうから。だから、ちょこちょこしてたり、すぐ敵につかまっちゃったりしてるのが見てて新鮮。親子って設定は無理があると思うけど。ちょっと不満は、アリソン・ドゥーティーがブスなところ。いつまでたっても魅力が出てこない。ここらへんはもうちょっと気に掛けて欲しかった。それと2人のラヴシーン。あれ嫌い。ああいう強引な感じっていかにもアメリカ映画!で見てるこっちが恥ずかしい。(アメリカ映画なんだけどさ、しかもハリウッド) 8点(2003-03-14 19:13:21) |