1. いぬのえいが
もっとこう「スヌーピーの大冒険」みたいなしみじみと味わいのあるユーモアを期待していたので、、、「うちの子No.1」とか「犬語」のような軽薄な笑わせ方は好みではありません。ミュージカルの要素を取り入れていたのは嬉しかったけれど、振付も替え歌もセンスがいまひとつで、「唄う男」にしても、最後に天海祐希が一緒になって唄うくらい盛り上げてくれないと物足りないし、彼女をキャスティングした意味がないと思います。それでも犬好きの人達が作った映画なら大目にみよう、なんて思ってパンフレットを読んでみたら、スタッフやキャストにそれほど犬に思い入れのある人がいないのがなんだか悲しい。真の犬好きといえるのは川平慈英と渡辺えり子くらい。もちろん犬好きであることと犬の映画を撮ることは別問題だけれど、犬童監督も「(犬は)飼ったことはありません」「猫のほうがいいかな?」。ちょっと虚しい。 [映画館(字幕)] 6点(2005-04-17 13:49:48)(良:1票) |