1. 活きる
ここまで幸せと不幸の波が幾重にも重なっている作品はなかなか見たことがない。最後まで何があるかなかなか予想できない面白さがあるが、ちょっと疲れてしまうかも。でもつらい場面でも重くなりすぎないで次の展開に移ることができているのは監督の力なのかなって思う。やはりチャン・イーモウの映画は観やすい。 社会の情勢、また一見何の関係もなさそうなひとつの行動・判断が、人生を大きく左右する事柄の原因になってしまう。歴史の流れを組みながら一人の男を中心にした人たちの人生模様を観ることができる。影画などの芸術せい、遊び心もすばらしい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-17 13:41:32) |