1. 居酒屋兆治
《ネタバレ》 情緒あふれる函館を舞台に語られる、切ない男女の物語。 こんなにもお互いのことを思い続けるなんてことが出来るのか。 だからこそ別れが格別に切ないわけで。 ラスト、店で酒を一杯飲み干す高倉健。 味わいのある演技だなぁ。 これは高倉健だからこそのシーンだね。 他の出演者たちも多士済々で豪華なメンバー。 それぞれ人間味があって、楽しくて存在感のある演技をしている。 高倉健と大原麗子の話だけでは、ここまで楽しい映画にはなっていないはず。 この映画の魅力は、脇役の活躍あってこそのものだ。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-20 21:43:29) |
2. 田舎の日曜日
《ネタバレ》 ゆったりと流れる時間の中で、時折り挿入される昔の様子を通し、時代の移り変わりを感じ、遠い過去に思いを馳せる。 そんな魅力を感じるであろう内容だけど、どうかなあ…なんか感動や感慨というより、侘びしさや寂しそうといった感想が先にくる。 お手伝いさんを雇い、田舎のお屋敷での暮らしだから一般的には優雅な老後ということになるんだろうけど、なんだか寂しいんだよな。 画家という仕事の静か過ぎる環境のせいかもしれない。 これならいっそのこと、パリで息子夫婦にガミガミ言われながら一緒に賑やかに暮らした方がいいんじゃないかな。 個人的にはそう感じた次第。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-01-02 13:27:15) |
3. 犬死にせしもの
《ネタバレ》 佐藤浩市が若くてとにかくうるさい! ずっとハイテンションで叫んでいる。 終戦直後とは思えない真田広之の髪型。 作品名でネタバレの最期を迎える。 今井美樹はあっさり退場してしまったが、それでも安田成美より魅力的だった。 監督の趣味で脱がされていたが。 あと全体的にセリフが聞き取りづらかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-05 16:58:05) |
4. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 大林宣彦監督作品とは滅法、相性が悪い。 しかし本作は、私が今まで鑑賞した、大林監督の青春・学園モノといったジャンルとは一線を画す。 そこに期待が高まったが・・・ いやぁ、やっぱり無理だったぁ。 残念。 ファンタジー色が強く、やはり合わず。 チープな感がある幽霊描写もダメだった。 しかし全てがダメだったわけではない。 小さい頃に生き別れた両親と会ってみたい、そんな願望を映像化したのは良い。 ただ、両親の亡霊と会えば会う程、自分の身体が劣化していくという設定は不要。 別に会いっぱなし、楽しみっぱなしでいいじゃないか。 ファンタジーなんだから、そこの辺、変に現実世界と繋げる必要性がない。 とことん亡霊たちと戯れて終わってほしかった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-02-11 22:31:07) |
5. 生きてはみたけれど 小津安二郎伝
《ネタバレ》 サイレント時代の作品から遺作である『秋刀魚の味』にいたるまでが時系列的に記録されており、小津作品を30本以上観てきた私にとっては楽しむことはできた。 ただ、溝口健二に関する同様のドキュメンタリー『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』に比べると、それほど感銘は受けなかった。 ただ記録としてのドキュメンタリーに終始しており、もっと関係者の記憶を紐解く様な感動的な演出で観たかった気がする。 唯一、杉村春子のインタビューだけは、気持ちがこもっており、思わず杉村春子が涙声になるところなど、印象的であった。 それにしても、相変わらず新藤兼人は口数が多く、話がクドかった・・・ [ビデオ(邦画)] 6点(2009-11-10 00:56:51) |
6. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
確かに“トロッコチェイス”はインパクト絶大! 今だにおぼえている。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-04 11:09:45) |
7. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
高校受験を終わった後に、友達達と映画館で鑑賞。 あの日を思い出す映画。 [映画館(字幕)] 6点(2007-10-04 11:08:49) |
8. いますぐ抱きしめたい
あのウォン・カーウァイも、初期にはこうだった思うと微笑ましい。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-10-04 11:03:41) |
9. E.T.
いい話なんですが、どこか切ないんですよね・・・ [地上波(字幕)] 6点(2007-09-21 08:20:36) |
10. インテルビスタ
フェリーニ作品を観まくっている人には多少楽しめるはず。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:09:14) |