21. 34丁目の奇跡(1994)
アッテンボローが、まあずいぶんと好好爺になっちゃって! でもいい味を出してるじゃありませんか。手話のできるサンタ、というところもよかったなあ。だけど、登場する子どもたちに黒人やアジア系の子どもたちはいなかったような・・? せっかく今の時代にリメイクするなら、そこらへん、逆にクサイくらいにしつこくやったってよかったんじゃないの? なんてちょっと思いました。大好きなエリザベス・パーキンスも久々に見られて嬉しかったです・・この人ってちょっとクラシカルな雰囲気を漂わせているし、でもキャリアウーマンが似合うから、ピッタリのキャスティングでしたね。でも何といっても、本作のベスト・アクトレスは、シニカルなお嬢ちゃん役のマラ・ウィルソンちゃんかも。も、ほんとにカワイイし、切ない演技がうまいこと! 「ミセス・ダウト」(の末っ子ちゃん!)から1年後の出演だったようですが、彼女もまた久々に見ることが出来て、ゴキゲンでした。難を言えば、裁判のシーンが長く、またちょっとダレたことかな。しつこくやらずに、もっとアッサリと、むしろパンチをきかせてほしかったですね。それと、温かみはバッチリだったけど、もうちょっとファンタジー色を出してもよかったかも、と思いました。なので、まあまあの良作という感じで7点ということで。 7点(2003-12-25 00:33:56)(良:1票) |
22. さらば夏の光よ
私としては「山根、郷、秋吉」トリオの作品の中では「突然、嵐のように」のほうが好きだったんですが、今見たらどっちかなあ。けっこう甲乙つけがたかった、という記憶もあるんですが・・。郷のこの当時の魅力は、今となっては「知る人ぞ知る」ですなあ。昔の秋吉のかわいさは言うまでもないことですから、どうぞどっかで見かけたら、迷わず見てみてくださいね!!(なんかレビューになってなくてすまんことです。へちょちょ星人さん、救援たのむー!・・→追記:うふふ、感想を聞いてみたかったんです。それにこれでどんな映画か、少しは具体的になってきたかも!? 辛気臭いといわれれば、確かにそうだったかもしれません。役柄に郷が合わないと思った記憶はあります。「突然・・」のほうがいいキャスティングだったと思うのよねえ・・。本作は、私は演技力というやつについては甘いほうなのでそれは気にならなかったけど、今見たらやっぱり「5点」くらいに下げざるをえないかなあ・・ドキドキ) 7点(2003-12-08 10:59:05) |
23. ザ・エージェント
中身はほとんど忘れてますが、スポーツ選手のエージェントという仕事に目をつけたところが面白いと思いました。それより気になるのが、いくら邦題だって、エージェントにTheをつけるなら、「ジ・エージェント」じゃないの?ってこと。え? どうなの? このケースで「ザ」になる何か特別のルールでもあるのかしら? でもそもそも、原題通りにしてくれていたら、そーゆー問題は起きなかったわけだし、ほんと、配給会社さん、もう映画を見る世代は、戦後生まれが圧倒的なんですから、お願いですから、つまんない邦題はつけずに原題でいってくださいよー。海外留学する人も増えてるご時世なんですから、たのんますよー(ほとんど泣き声)・・。 7点(2003-05-31 19:40:16) |
24. ザ・インターネット
見直してないから想像ですが、もう完璧に古臭くなっているでしょうね。でもあの当時はここまでネットが進化するなんてまったくわからなかったし、かなり興奮できてたような気がします。再見するのは、ちとコワイ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-11 22:14:29) |
25. ザ・ファーム/法律事務所
見たのは相当むかし。今CSで再放映されているさいちゅうです。オットがそばで見てるので、チラ見してたら、今思うと豪華な配役だったんだなあ、とビックリ。この頃のトムはまだポチャッとしていてかわいい。サスペンスとしての面白さはけっこうあったと思うけど、チラチラ見てても、わーまた見たいなあとは別に思わない。そんな感じ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-11 11:49:52) |
26. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
こんなに6点投稿の突出した作品、初めて見たかも(笑)。でも私も、仲間入り。私は点数をつけるとき「だいたいにおいて満足」だと7点、それにプラス何か1つ以上魅力ありと思うと8点、逆に「何かあと1つ足りないんだよなあ」と思うと6点をつけています。これって私にとっても6点にピッタンコ。何が足りなかったのかなあ。もしや個性派揃いの皆さんがそれぞれにエンリョしちゃった、って面もあったんじゃないかしら。でも「YOUはもっと突出してもイイよ」とリードしてくのが監督ってもんでしょ。キャストの個性の主張が「ドングリの背比べ」だったのが、一番惜しいかも。誰か一人くらい、もっと勝手にハジケちゃってもよかったんじゃないかしらねえ・・。手放しでよかったなあ、と思うのは音楽ですね。これはここ数年の作品では出色だと思いました。 6点(2004-03-18 00:29:56) |
27. サンシャイン・ボーイズ/すてきな相棒<TVM>
名脚本、個性俳優2人を主役にし、脇役も豪華にそろえたにしては、中途半端な味わいの佳作。ちょっとした意地の張り合いから、ボードビリアンのコンビを解消した二人が、またひょんなことからコンビ復活のお膳立てをされて久方ぶりに会うことになるが、会った早々から結局お互いのあげ足とりをし始める。見るからに本当はお互いをよくわかっているくせに、素直になれず歯車が悲しいほどにおかしいほどにかみあわない、そして再び二人は・・というベタながら、人生の終局にある二人の人間の切なさ、妙に人間くさいガンコさに観客は胸打たれることになる、とまあこんな感じの話でした(ネットであらすじを探しましたが、ちょっと見た限りでは見当らなかったので、見たときの私の記憶だけを頼りに書いてます)。同じシナリオを元にした、テアトル・エコー(納谷悟朗、熊倉一夫主演)の名舞台をかつて見てしまった私にはおおいに不満(本場アメリカで製作されたもののほうがまさってるに決まってるでしょ、と想像される方が圧倒的かもしれませんが、実のところさにあらず。テアトル・エコー版の面白さはかつて見た国内の演劇のベスト3には入れてもいいと思える完成度でした)なんですが、まあしかし、これだけ楽しむ分にはまあOKか、とも思います。ウディ・アレンが出演だけしている、あまり有名とは思えない本作ですが、どうもテレビ映画をビデオ化したものらしいです。特にラストが中途半端に感じてしまうのはそのせいかも? このストーリーの、さらに後日談にあたる回でもあったのではないか?と憶測したくなるような、妙な出来栄えです。そこに目をつむれば、そこそこ楽しめるかもしれません。 6点(2004-01-10 22:45:31) |
28. 3人のエンジェル
ドラッグクイーンのロードムービーという共通点がある『プリシラ』と比べると、キャスティングですぐにわかる通り、美では負けてます。が、あちらはシリアスドラマ、こちらはコメディですから、気軽に見られる、という点ではこちらでしょう。ただ、オチでは完璧に負けています。途中まではとてもいい展開だったのに、ラストにひねりがなさすぎて、しかも消化不良のままジ・エンドになってしまいます。惜しい。見る前にキャストだけ見たら、こんなにごついドラッグクイーンで大丈夫?と思ったのに、見たらそこまでキモくなく、むしろパトリック・スウェイジなんかかなり美しくて、びっくり。『ゴースト』で「ナンチャンみたいでイヤ~」と思った人も、だまされたと思って見てみてください(でも平均点はちょっと高すぎでは~? 個人的には7点でもいいんですけど、前述の通りラストはいまいちで、完成度は高くないと思います。残念ですけど6点ということで)。 6点(2004-01-07 10:42:09) |
29. サルサ!
この手の映画は「ベタ」でいいんです。いや「ベタ」でないといけない。ただですねえ、主役の女性、魅力がないわけじゃないんですが、妙に「フケ顔」じゃないですかー? 終始、なぜこの女優さんなんかなー、ということが気になって、正直イマイチ楽しめませんでした。 6点(2003-10-28 01:18:16) |
30. サブウェイ
最初からミュージック・クリップみたいなつもりで見ていたら、それなりに楽しめたかもしれないんですが。 [映画館(字幕)] 5点(2004-07-11 22:25:53) |
31. サイモン・バーチ
演出のさじかげんが、私には合わなかった。 [映画館(字幕)] 5点(2003-12-03 13:29:00) |