21. サンドラ・ブロック in アマゾン
主人公の男の何もかもがあまりにも格好悪くて、真面目に見る気が失せる。サンドラ・ブロックも、ただ出てますというだけ。 2点(2004-11-20 14:28:48) |
22. サバイビング・ピカソ
製作側が本作においてピカソをいかなる人物として描きたかったのかがさっぱり分からないため、作中にポイントがまったく存在しない。したがって、その辺の男女の濡れ話と全然変わらない内容になっている。せっかくアンソニー・ホプキンスという人材を得ているのだから、もっと常人と違った側面を強調した方が得だったと思うのだが。 4点(2004-10-17 01:44:19) |
23. ザ・シークレット・サービス
肝心のイーストウッドが一見明白に弱そうな上、周りの人達もふざけているのかと思うくらい警備力が無能なので、サスペンスとして成立していません。マルコビッチがいくら悪でも、これでは腕の振るいようがないでしょう。 3点(2004-09-12 23:50:33) |
24. ザ・ハリケーン(1999)
かつてディランの名曲“Hurricane”を身震いしながら繰り返し聴いていた身としては、その歌詞が現に映像化されているのを見るだけで、ある種の興奮を禁じ得ない。ただし、前半は時系列にも工夫があったりして感心したのだが、中盤以降は、妙に展開が早くて拍子抜けしてしまった。もっとも、権力とはこのようなものだという警告は常に発されるべきであるので、その意味でこの映画の価値は十二分に存在する。ところで、日本にも、すでに指摘されている袴田事件のみならず、狭山事件や甲山事件やメルボルン事件、さらには近時特に多発している痴漢冤罪事件など、素材(と素地)はいくらでも存在しているのだから、映画人はそれを映画化して世に問題提起するぐらいの気骨を持つべきだと思うが。 6点(2004-08-09 17:36:43) |
25. ザ・パイロット(1995)
雰囲気はまあまあ良かったのですが、話が少しも前に進まないのは参りました。相手の女性も、全然人妻っぽくないような気がしたのですが。 4点(2004-06-10 00:10:50) |
26. ザ・プロデューサー
制作者たちは作っていて嫌気がささなかったのだろうか、というくらい、人の心の負の部分を徹底して表現した映画(笑)。過去と現在が並行して進行し、ストーリーがもつれながら自然に冒頭に戻っていく、という構成が好みです。 7点(2003-10-16 02:40:38) |