21. ザ・ワイルド
何か余りにもアンソニー・ホプキンス美味しいトコロを独り占めし過ぎ!!アレックひたすら哀れ~。熊は調教された本物を使ったみたいだけど、その分ヒトになついてるのか妙に動きが緩慢で凄味も何も無いのは御愛敬(笑)。仮に本物だったら最初に出会った時点で全員瞬殺されて映画もエンドになってしまうから仕方ないけどw。ま、でも熊パニックだけに終わらせず、ロケーションを活かしたサバイバル劇&人間愛憎ドラマにまで高めていたタマホリ監督の頑張りは買いましょう。7点! 7点(2003-08-13 01:46:50) |
22. サイコ(1998)
ココまでベタベタにオリジナルをなぞっただけの作りなら発表する意味ナイだろう?ガス・ヴァン・サント監督…。キャスティングで致命的に失敗しているのが最大の敗因。でもヒッチ先生を慕う余り、観客の思惑なんぞ無視して己の欲望のままに暴走しまくった本作も或る意味ヒッチ・ファンには”男子の本懐”って感じもしなくはないので…オマケして4点。 4点(2003-07-18 16:03:14)(良:1票) |
23. さらば友よ
嗚呼「禁じられた遊び」のポーレットことブリジット・フォセーが…あんな役を演じるなんて、そんな、あんまりだ~!!ブロンソン哀れ…イヤ待てよ、そうでもないか。役ではドロンからオイシイとこ総取りで一躍ブレイクしたんだし。渋い男の魅力満載の仏映画として結構オススメかも。ラストの「Yeah~!!」「イェ~イ!」が何かカッコイイ!!ジャン・エルマン、今何してるのかな~? 7点(2003-04-05 00:53:58) |
24. サイレントメビウス
麻宮騎亜ってあんま好きじゃないんで…5点。 5点(2003-03-15 03:29:25) |
25. ザ・ロック
ド派手なハッタリ演出が多少ハナにつくが、娯楽男性アクション映画としては上出来の部類だろう。特に前半がイイ。激シブオヤジのコネリー扮するメイソンが一筋縄で行かない事をハチャメチャなカーチェイスを交えて観客に納得させる巧みなシナリオには感心した。アルカトラズ潜入後、ドアを開けつつメイソンが言う”Welcome to the Rock !”の台詞もカッコイイ!SEALの隊長アンダーソンに扮して久々にキマっていたマイケル・ビーンがアッサリ殺されるのも、以後の展開(生き残った二人だけで如何にミッションを達成するのか?)を期待させる。ここでエド・ハリス扮するハメルが部下に銃撃を止めるよう叫ぶのに、部下達が制止を聞かずにSEALを皆殺しにするのがラストの仲間割れの伏線になっているのもウマイ。冒頭、アルカトラズ乗っ取りの際に子供をそっと見逃してやる辺りにも悪に徹しきれないハメルの限界を暗示させていて秀逸。とココまでは褒めちぎったけど、後半は失速。イヤ、アクション自体は派手になる一方だし展開は寧ろスピーディーなんだが、ニコラス・ケイジ演じるグッドスピードが急激に強くなり過ぎて説得力皆無なのが痛い。本来デスクワーカーで何の訓練も受けていなくてセイフティ外すのも忘れる間抜けな男が、後半で突如として(チンピラとかなら兎も角)屈強のマリーン相手に発揮するスーパーマンぶりはいくら何でもチョット…。あと、ミサイルの解体作業も異様に手際が良いってか良過ぎ!まぁ、それでないと映画にならんと言われればソレまでなんだけどね。でも気になったモノは気になったんだから仕様が無い。個人的にこの辺りでクール・ダウンしてしまった。あ、でも「エルトン・ジョンの『ロケット・マン』を知ってるか?」だけはビートルズ・マニアという設定を上手く活かしてケッサクだったな。マイケル・ベイ監督作品はコレが初めてだったけど、テンポ良くサクサク進む点は買いかな。でも、余韻とか風格とか味わいにはまだまだ程遠い印象。ま、31歳(当時)じゃ無理もないか…。でも前半は優秀だったんで7点。 7点(2003-03-14 02:28:54)(良:2票) |
26. 最後の誘惑
ぶっちゃけ非キリスト教国・日本に於いてコノ手の映画って面白いんだろうか??欧米人にしか分からないサムシングがあるのかもしれんが「ベン・ハー」みたいなスペクタクル場面があるでなし、デフォーの人間臭いキリストが異色!!とか言われてもナァ…。欧米の敬虔な信者の方々には悪いが、6点がイイとこ。 6点(2003-03-11 03:16:39) |
27. サイコ3/怨霊の囁き
余程ノーマン・ベイツ役を天職と思い込んだのか、アンソニー・パーキンスが自ら監督&主演した怪作中の怪作。カメラを意外なことに名手ブルース・サーティスが担当しているが、肝心のパーキンスの演出ぶりが所詮は素人に毛の生えた程度なので、ヒッチ先生(比較するなど恐れ多いにも程がある!下がれ、下郎!てな感じ)どころか第2作のリチャード・フランクリンとの比較対象にすら至らぬ低レベル。最早バレバレなのに懸命にサイコ演技に浸るパーキンスは自己満足の極致だろうが、観ているこちらは呆れるばかり…。ノーマン・ベイツに殉じたパーキンスに合唱もとい合掌…3作目なので洒落で3点!! 3点(2003-02-23 19:47:39) |
28. サスペリア(1977)
ダリオ・アルジェントという監督を初めて知ったのが確かコレだったと記憶しているが…イヤもう兎に角、音響が不必要に五月蠅いの何の!!ストーリーも脈絡が無いし、ハッタリで誤魔化そうと全編血みどろの不快な残酷殺害描写オンパレード!!ジェシカ・ハーパーってヒロイン役の女優もメイクのせいか気色悪いったらありゃしない。コイツもホラーをスプラッタに導いた元凶の一つである!と断罪して5点!! 5点(2003-02-22 03:35:32) |
29. 砂漠は生きている
うーーーん、懐かしいナァ…。ディズニーのアナザー・ディメンションてな感じですな。幼少時に見た時の感激を鵜呑みにすると凄い高評価になったかもしれませんが、生憎とオトナになって「ヤラセ」映画と知ってからの失望した分を差し引くと…7点かな。いくら「ヤラセ」だろうが何だろうが映像の有する「センス・オブ・ワンダー」までは否定しませんよ、ええ。でも、ディズニーの自然界記録映画なら「水鳥の生態」(1953年)が個人的にベストだね~。 7点(2003-02-21 06:20:02) |
30. サムライ(1967)
ジャン・ピエール・メルヴィル監督でアラン・ドロン主演のフィルム・ノワール…って又かい?よくもまあ飽きもせずに。メルヴィルひたすらスタイリッシュ!!ドロンも負けじと葉隠れ好きの殺し屋をニヒルに演じてマス。相も変わらずアンリ・ドカエのカメラワークは見事だが、ドロンの死に様が何か自己満足のナルシー入ってて背筋がゾワッとしたもんで…まぁ7点。情婦役でナタリー・ドロンも出演。 7点(2003-02-09 03:16:36) |
31. 里見八犬伝(1983)
最早この頃には角川映画には免疫が出来ていた積もりだったが、「南総里見八犬伝」の映画化と聞いてホイホイ喜んだ自分が情けない!!妙なアレンジ入り過ぎ!ガッカリしたっけなぁ。あと、個人的に萩原流行と目黒祐樹の区別がつかず、困った記憶がある。元々、滝沢馬琴の原作にしてからが「水滸伝」のパクリと言われており、その原作をパクった本作は二重にパクリという特異な地位を占めることになる。うーーむ、或る意味凄いのかも。 5点(2003-02-02 00:21:34) |
32. ザ・フライ
1958年のSF映画「蝿男の恐怖」(監督:カート・ニューマン)をリメイク、と聞いて早速観てみると…オーMYガッ!!クローネンバーグ、下品!悪趣味!!マジで気色悪過ぎだ!!ジェフ・ゴールドブラムは蝿にならんでも気持ち悪いゾ!58年版も別に大したことはなかったが、まだアル・ヘディスンの方が魂の叫び「ヘルプ・ミーー!!」で味わいもあったというものだ。ヴィンセント・プライスも渋かったし。 5点(2003-02-01 03:44:13) |
33. 殺人魚フライングキラー
いや~ヤバい、ヤバ過ぎるよ、キャメロン!!危うく「第1作でフェイドアウト」の危機だったトコロだぜ。このホロ苦過ぎるデビュー作での大失敗も「ターミネーター」の肥やしになったと思えば、それなりに意義はあった…のか? 4点(2003-01-31 12:18:53) |
34. サボテンの花
エイブ・バロウズのロングラン・ヒットとなった舞台劇の映画化。ウォルター・マッソーは確かに上手いコメディ俳優とは思うが、NYのプレイボーイな歯科医役てのは…如何なモノか。これに輪を掛けてバーグマンのコメディ演技のサマになっていないコト!!しかーし、ここに凄い助っ人が登場!脳味噌に皺が無い(としか思えない)ヤングガールを体当たりでハチャメチャに演じ、見事オスカー助演女優賞に輝いたゴールディー・ホーンだ!!ジーン・サックスの手堅い演出もやや貢献しているけど、本作の魅力を体現しているのは間違いなくG・ホーンである! 7点(2003-01-27 03:02:32) |
35. サタデー・ナイト・フィーバー
あったよなぁ、ディスコ・ブーム…(遠い目)。ビー・ジーズのファルセットが耳に五月蠅い!トラボルタの顔マジで変!ディスコ・ダンスってヤツは上手いんだか何だか、よく分からない。一つだけ言えるのは洗練されてないってコトだ!関係ないけど、監督のジョン・バダムって「アラバマ物語」に出てた子役の少女(メアリー・バダム)の実のお兄ちゃんなんだってサ。知ってた?え、常識?あ、こりゃ失礼…! 6点(2003-01-23 03:09:12) |
36. ザ・シークレット・サービス
イーストウッドよく出演を承諾したなぁ、こんな老け込んだ役柄。って実際もうイイ爺さんなんだけど。まあでも無理してガンアクションやるよりゃテロリストとの心理戦がメインてのは悪くない選択。ただ、完全に受け身に回る立場上、どう見たってジョン・マルコビッチの鬼気迫る怪演に食われてしまっている。どうにも「年寄りの冷や水」って感じだね、コリャ。お疲れさま~シークレット・サービスにサービスして…6点! 6点(2003-01-23 02:52:50)(笑:1票) |
37. サイコ2
続編として観なければ、と言われてもアンソニー・パーキンスがノーマン・ベイツを演じてて、婆さんになったヴェラ・マイルズまで引っぱり出して、舞台がベイツ・モーテルとくりゃ続編以外の何物でもないだろう。当然、前作との比較もする。結果は言うまでもなく駄作の苺じゃなくて一語!しかし、パーキンスもノーマン・ベイツに取り憑かれたとしか言い様が無いねぇ…。以後、彼にゃ「ちょっとアブナイ」役しか回ってこなくなっちまったんだから、ヒッチコックの旦那も罪なお人だよ、全く! 5点(2003-01-23 02:25:15) |
38. さよならエマニエル夫人
亭主を捨て、新しいオトコを見つけて「私、とうとう真実の愛を見つけたの、サヨナラ~!」てな感じ?イイ気なもんですな。今までの御乱行は一体何だったの?でもコレ以降もシルビア・クリステルはスケベ映画ばっかり出てましたけど…。そう簡単に足は洗えないってね。 4点(2003-01-22 03:31:04) |
39. 猿の惑星・征服
単なるツナギの意味しかありませんな。それも「新ー」から一気に飛躍し過ぎ!いつの間にシーザー以外に猿の数があんなに増えたんだ?少々長くなってもイイから、次作の「最後のー」とカップリングして1本にまとめるべきだったのでは(同じJ・リー・トンプソンなんだし)。 5点(2003-01-18 00:37:16) |
40. さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
何て言ったっけ?あのプロデューサー、西崎?そうそうアイツよアイツ!嫌いでねぇ…アノ顔が!沖田の亡霊が古代に「特攻しろ」と命令するのも前作(TVの方だよ)ラストを思えば、かなーり不快だった記憶が…。何にしてもアニメの功罪を一身に体現した作品ではある。 3点(2003-01-18 00:22:20) |