21. ザ・インターネット
コンピュータの展示会場からデータをFBIに転送する辺り、多少ひねりが利いていました。データ改ざんの恐怖は当時でさえ目新しくはありませんでしたが、巨大な敵との追っかけは定石通りで意外にハラハラしましたっけ。これからはこの手の物語の主人公にはプログラマーじゃない方がいいと思います。ということで6点献上。 6点(2001-10-02 14:12:20) |
22. 13ウォーリアーズ
中世版「七人の侍」って感じでしょうか(こちらは13人だけど)。なぜ13番目の戦士は異国の者でなければならなかったのかが分からない(ストーリー上、全然関係ない)。映画的にはマイケル・クライトンとジョン・マクティアナンの趣味で、大量のエキストラで合戦ものを作りたかったんではないでしょうか。しかしマクティアナン、「レッド・オクトーバー」と同じに、また途中から英語劇にしやがった(オマー・シャリフと別れた時イヤな予感したんだよ)。唐突に英語を喋り始める「レッド~」よりは説得力のある移行の仕方だけど、どうせ英語喋るんだから最初から英語劇にしとけっての。これやられると、どうも気分をそがれちゃうので5点献上。 5点(2001-08-20 16:19:18) |
23. ザ・エージェント
ある朝、理由もなく正義に目覚めちゃうトム君。着いていくのは口ばっかりのフットボーラーと鈍くさい事務員だけ。でも、トム君の情熱にほだされて…。レニー・ゼルウィガーを初めて見ましたけど、好きです、こういう女性。さわやかな感動に7点献上。 7点(2001-08-06 13:33:14) |
24. ザ・ロック
そうそう、マイケル・ビーンってお約束のように軍人の指揮官の役か何かで登場しては死んで行きますよねぇ。もうこれ一本で行くしかないぞ、マイケル・ビーン! がんばれマイケル・ビーン! と、思った映画でした(デビッド・モースも出てましたっけ)。それだけだったので5点献上。 5点(2001-08-06 01:14:24)(笑:2票) |
25. 誘う女(1995・米)
これってコメディなんですよ。インタヴュー中に「ジャパンではサスペンスで売り出すらしいよ」って聞かされたニコール・キッドマンが大笑いしてましたっけ。個々の破綻した描き方はコメディだからこそなんだけどなぁ。関係ないけどラストにニコールを連れていく男ってデビッド・クローネンバーグだって知ってました? てわけで6点献上。 6点(2001-08-04 10:28:31) |
26. サイモン・バーチ
はじめて原作の前に映画を観ました。これまでのように余計な先入観がないせいか、素直に楽しめました。「グリーン・デスティニー」じゃないけど、「信是真也」。本当の信仰とは何か、無宗教の私にサイモンが教えてくれたような気がします。従いまして7点献上。 7点(2001-07-10 00:34:44) |
27. サイダーハウス・ルール
ジョン・アーヴィングの大ファンである私は大河ドラマが大きくはしょられているのが気にくわないけど、アーヴィング自身の脚本とラッセ・ハルストレムの映像が物語の本質を突いていたとは感じました。【ちっちゃいこ】さんへ。私は季節労働者の寝泊まりする小屋のルールをメタファーに、人生のルールとは何か?を問うのがタイトルの意味だと理解しています(登場人物たちは皆、法律や不文律というルールを破って生きています。我々もそうだと思うけど…)。ということで7点献上。 7点(2001-07-08 10:42:46) |