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1.  サヨナラまでの30分
音楽×青春×SF  現代の物語なのになんでカセットテープに録音してるんだろーと思ったらその理由がとても素晴らしいものだった。  “音楽を手の平に乗せてる感じがいいから“ “なんか温かいから“  たしかに、カセットはおろかCDすら買わなくなり、最近はダウンロードでいいかと済ませている私だけど。CDを買って聴いていた時に比べて大事に聴いていない気がするし、味気なく、音楽って無機質な物って感じになってきてる。  そういう意味ではカセットテープっていいものだなぁと思わせてくれたし、カセットテープがとても重要なアイテムとして登場するこの物語にはとても引き込まれた。  カセットテープに上書きして録音すれば前のデータはどんどん消えて失われてしまう。 しかし、その時の記憶や思い出といったものは持ち主の心にいつまでも残り続ける。 そんな“記憶“がもたらした奇跡のような物語だった。  また、音楽の持つ力が人を変え、人を惹き付ける事の凄さを十二分に感じさせてくれた。  特に良かったのは、全編映像が綺麗。 登場人物の感情の揺れ動く様がとても丁寧に描写されていた。 北村匠海の2役とも言える演じ分けが神懸かっていた。新田真剣佑との掛け合いの楽しさ。2人の歌声がとても素晴らしくて、いつまでも心に残った事。
[映画館(邦画)] 10点(2020-02-15 15:06:54)
2.  さよならの朝に約束の花をかざろう
誰も愛してはならない。愛すれば本当の独りになってしまう。  なんとも数奇な運命を背負った1人の少女の波瀾万丈かつ愛に満ち溢れた、大河ドラマのようなファンタジー巨編よ。  映画館で観て気に入ったので、Blu-ray(特装版)を購入。いやあやっぱり面白いわぁ。映像も凄い綺麗だし。  寿命がやたら長い種族が居て、外界とは離れた所で平和に暮らしていたのだが、突然人間に武力で攻められて崩壊するというファンタジー世界ではよくある定番の展開。 と、思いきやオープニングからヒロインが外の世界に放り出され、そこから始まる数奇な運命。  時の流れが違う彼女達ならではの視点で、人間と交わる事の葛藤や孤独といったものが良く描かれていたと思う。愛すれば愛するほどにやがて着実にやってくる孤独。そんな未来が見えているのに今を精一杯生きている。なんて切ない物語だろうと思った。
[映画館(邦画)] 10点(2018-05-15 22:17:37)
3.  散歩する侵略者 《ネタバレ》 
3/8 特典映像付のblu-rayを購入し、既に3回くらい鑑賞。キャストが対談で好きなシーンは何か聞かれて、長澤まさみが光石研が豹変するシーンと答えていたのが良かった。私もあのシーン好きなので。 劇場を含めこれだけ繰り返し見てしまうほどハマッたという事でもう10点でいいよ。 人によっては退屈な映画かもしれないが、普遍的な物語に宇宙人という非日常なモノを掛け合わせる事でこんなにも面白くなるのかと思ったし、単なる侵略モノに終わらず、夫婦の愛がテーマになっていたり(クライマックスでの長澤まさみと松田龍平のやり取りのシーンは素晴らしい。凄い演技。)、黒沢清の徹底した画作りだったり、とにかく隙の無い映画だった。   9/25 2度目の鑑賞。(他に観たい作品あるのに何故かまた観てしまった。アホだ・・・) 初見時点数4→翌日6→今8  これは2回目から面白くなるタイプの映画だったか。 いや、初見時期待感を上げ過ぎるとこうなる事がある。よくある。  とにかくこうなtって来るともう松田龍平が宇宙人にしか見えないよね。 あんなにマッタリした感じで本当に侵略する気あるのか?と疑問に感じるのは変わらずだが、少女に寄生した宇宙人は気性が荒い事から、彼らにも色んなタイプがいるんだなという事で納得する事にした。  ジワジワと異変が起きていることが分かる展開はゾクゾクするし、かといってシリアスすぎず、全体的にコメディタッチなのが絶妙!突然画面が暗くなって不安を煽ったり、病院での長回しによるパニック描写などは黒沢清らしくて好き。 光石研の「キーーン」は何回観ても笑える。ここだけで10点やりたいぐらい。
[映画館(邦画)] 10点(2017-09-12 23:25:18)
4.  サマーフィルムにのって
映画作りに青春をかける物語という時点で映画ファンとしては面白くない訳が無いし、とにかく撮りたい映画を撮るために全力で突き進む感じは「映像研には手を出すな」を思わせるし、とにかく熱い内容だったし、思い切り青春だった。 とにかくこういう青春映画が観たかったという私の要望に合致していた。 キャラクターも皆個性的だし、変なあだ名が付いているのに説明が無いのも気になるし(パンフを読んで判明したが)、とにかくどのキャラクターも愛おしくて好き。 中でもやはり主人公のハダシのド直球で突っ走る感じが最高だ。 自分の撮りたかった映画の主役にぴったりな人物と映画館で運命的に出会いそのまま追いかけるくだりが最高だった。 走って走って川に飛び込んでまで追いかける。絶対に逃さないと決めたからだ。 「私の映画に出て!」 「あなたじゃないと撮らない」 なんて全力かつ真っ直ぐな台詞だろうか。 時代劇って斬る事が愛情表現だったんだなぁ。 好きだからあなたを斬る! 嗚呼これこそ正に青春映画だよなぁ。  とにかくこの映画が好きだ。 もう好きってしか言えない。
[映画館(邦画)] 9点(2021-09-17 22:21:55)(良:1票)
5.  魚と寝る女
キム・ギドク初期の傑作。 本当はもう一度見直してからレビューしたかったのですが、どこのレンタル屋にも置いてなく、昔ビデオで観た記憶を頼りに書いています。  とにかく印象的だったのは、水上の小屋で毎夜繰り返される官能的なラブシーンだろう。 水の上に浮かぶ小屋で繋がった男と女はギドク世界を象徴するような性愛の塊か。 最終的に男は去っていくのだが、性器に繋がれた釣り針がそれを許さない。 まるで2人は魚のように漂いもがく。 なんとも衝撃的であるが、ミステリアスな内容と相まって最後まで気の抜けない衝撃作だったと思います。 機会があればもう一度観てみたいですね。 これにてギドク監督作品全レビュー達成!
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-06 17:14:23)
6.  サマリア
ギドク映画を理解しようとする時いつも私はその異常なまでの登場人物達の行動に目を奪われその映画の本質を見失ってしまう。理解しようとすればするほど答えは出ないのだ。  <以下、キムギドク語録より> なぜ映画百年の歴史の中で習得した情報を捨て、人間とは何かということを中心に据えて観る者がないのだろう?道徳的な物差しで観ると、異常でぞっとする私の映画の中のキャラクターたちを、人間とは何かという枠組で観ると理解できなくもないだろうに…。  そうか、あまりにも異常なキャラクター故なんとか自分の物差しで計ろうとした事がそもそもの間違いであったのか。単純に人間として観れば理解できるのかもしれない。 この映画の登場人物もやはり異常である。少女達は旅行費用を稼ぐ為に簡単に犯罪を犯すし、父親は刑事でありながら娘と向き合わず復讐に身を投じていく…。しかし、その異常な行動の果てにあるのは友情や家族の再生といった人単純なものであるのかもしれない。ギドク映画の演出の特徴として余計な部分を削ぎ落とし登場人物に多くを語らせない為、時に説明不足、理解不能に陥りやすい。だが、それこそ監督の狙いであって観る者それぞれの想像力に解釈させることを望んでいるのだろう。 (2005年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観賞)
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-01 23:27:12)(良:1票)
7.  37セカンズ
似た題材の映画で「パーフェクト・レボリューション」というのが真っ先に思い浮かんだが、これは真逆の映画ではないか。  前述の作品が完全なる商業映画でありファンタジーであったのに対して、「37セカンズ」はしっかりと地に足の着いたドキュメンタリーを思わせる良作であった。ただし、若干ファンタジー要素も含むがそれは後述。  本作は障がい者の苦悩や夢を追う様を淡々と描きつつ、健常者には知り得ないような差別だったり社会における生き辛さだったりをリアルに描き出しており、とても興味深くかつ引き込まれて観ることが出来た。  主人公を演じた女性は決して演技が巧いとは言い難いが、その素人っぽさが逆にドキュメンタリー的なリアルさを醸し出す事に成功していたと思う。  また、彼女が自由になりたいと思う度に障害となる母親の存在もこの映画に面白さを与えていたと思う。 母親は娘を愛するが故に縛り付け、それが過保護だと娘の反発を招いてしまうが、これは母親の立場を考えても非常に理解できるし、でも娘にも自由に生きて欲しいし、と、どちらの立場にもとても共感できたのでそこがリアルだなぁと感じた。  自己中で障がい者を利用する悪いやつなんかも出てくるが、概ね皆いい人ばかりだったのも救いだった。ただし、ほんとにここまでいい人居るのかなぁ?と逆に疑ってしまうような親切な人が出てきて、そこがちょっとファンタジーかなぁ?と思っちゃったわ。
[映画館(邦画)] 8点(2020-03-01 17:17:09)
8.  サッドティー
ほとんどが部屋の中。 固定カメラにより、男女の恋愛模様がリアルに写し出される。 他に好きな人が出来ただの、浮気しただの、別れて欲しいだの、殆どそんな会話ばっか。 そんなギスギスした恋愛模様が繰り広げられて行くんだけども、不思議と喧嘩等の暴力沙汰には発展しない。 皆一様に達観しているというか、冷めた感じである。そこがこの作品の魅力なのかも。 あと、主人公的な男のあの寝ぐせは何なんだ。 そして、人が突如として消えたり現れたりする現象、酔っ払いかと思いきや競歩マニアだった男による奇行、等々シュールな魅力が沢山。
[DVD(邦画)] 8点(2019-10-28 21:15:34)
9.  さよならくちびる
ミリタリージャケットを着てギターを担いで家を出た門脇麦が車に乗り込みリンゴを丸かじりするアウトロー感。 後部座席には菓子パンをかじりながら気だるそうにビールを流し込み悪態をつく小松菜奈。 運転手役は成田凌。このギスギスした二人のなだめ役か。 この3人から成るバンドは解散寸前らしく、今から北上しつつ全国ツアーをして最後函館で解散するという。 最初の3分で「あっ、これ好きなやつだ」と思っちゃった。 で、道すがらそれぞれのキャラの掘り下げやいかにして衝突していったのかを暴き出しながらロードムービー的に進んで行くんですねぇ。 ストーリー的にはあと一歩という所だったが、もうこれは役者の持つ力と音楽の持つ力。それさえあれば十分面白くなるというのを証明したね。 二人の歌声がほんとに素敵だったなぁ。
[映画館(邦画)] 8点(2019-06-03 18:43:32)
10.  ザ・バニシング-消失-
まず、冒頭のトンネル内の一件により、主人公の男に全然好感が持てないので全然感情移入できないし、必死で消えた恋人を探す様子を観ていてもふーんという感じしかしなかった。冷たいですけど。  それよりも、犯人の奴の得体の知れないヤバさがじわじわと感じられて、現実にこういう奴居るかもしれないというリアルな怖さがあった。  いかにも80年代のサスペンスという感じで、最近の映画を見慣れた人にはテンポは遅く感じると思うが、淡々としているからこそ主人公の絶望などがより深く感じられると思う。
[映画館(字幕)] 8点(2019-05-21 21:17:37)
11.  PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian
3部作の1作目があまりに退屈で心配したが、これはいい!  ちゃんと最後までミステリー要素と緊張感漂うサスペンスで全然ダレないし、1期のキャラクターが勢揃いしているのもスピンオフならではの懐かしさと面白さだった。  須郷が何故兵士を辞めて公安に入ることになったのかという顛末の一部始終が描かれており、須郷と征陸とっつあんの関係性なども深く描かれていて面白い上にとっつあんの優しさが随所に見られてもう居ない事を考えるとなんだか泣けてきた。 また、国防対公安という巨大な権力の対決を描いている点でも見所が多い。 60分とは思えないボリュームを感じることが出来たので8点で。
[映画館(邦画)] 8点(2019-04-11 18:09:31)
12.  search サーチ
最初はなんでわざわざ劇場の大スクリーンでPC画面を観なきゃならないのかと、あまり期待はしていなかった。ところが、PC上でどんどん展開されていくサスペンスにグイグイ引き込まれた。なまじPC画面で主人公(大変な目に遭う)の顔面が大写しになることで、他の映画とは画一された恐怖をその表情の変化でもたらし、緊迫感を出すことに成功している。  観客もまたその物語の一員であるかのような共有性、没入度合い非常に高く、常にハラハラドキドキさせられて面白かった。とにかく主人公が行動力の化身であり、searchingの天才だ。殆ど家に居ながらにして真実を明らかにしていく様は痛快で、まさに現代的安楽椅子探偵であると思う。
[映画館(字幕)] 8点(2018-11-07 20:29:49)
13.  30年後の同窓会
何の為の戦争だったのかという疑問や、政府に対する不満なども盛り込まれてはいるが、映画はそういう事を訴えたいわけではなく、もっと人間の本質的な部分、あの時ああしておけば良かったとか、運命だとか、時に真実を知らない方が良いという事や、そんな誰でも共感し得るテーマだったので大変引き込まれた。  それにしても、ラリー、サル、リチャードの3人の関係がとても良いね。 誰がこんなに長い旅になると予想しただろうか。 こういう旅に不可欠なムードメーカー的なサルが、口は悪いんだけど、誰よりも皆の事を思っていて、いい奴だなと感じた。 長く険しい旅を共にする内に彼らと同行しているような不思議な気持ちにさせられた。
[映画館(字幕)] 8点(2018-07-19 20:19:52)(良:1票)
14.  三度目の殺人
観る人によって色んな感じ方のできる作品。 本来なら、しかつめらしく得意げに持論を展開したいところだが、まだ2人目のレビューだしネタバレはしたくないので、当たり障りのないつまらないレビューを書きたいと思います。  まず、法廷ものというと勝った負けたの激しい応酬やバトルが見物ですが、この映画ではあまりそこに重きをおいていない。 根底に流れるのは是枝監督の得意とする家族愛だったり、人間の本質といったもので、エンタメ性よりもやはりそこは作家性が前面に出ていると思うので、是枝作品のファンなら絶対満足いく出来だと思う。 また、福山と役所の演技合戦は凄い緊迫感で圧倒させられた。  余談だが、前日に「散歩する侵略者」を観たせいで、すっごい真面目な好青年役の満島真之介が、今にもふざけ出すんじゃないかと気が気ではなかった(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2017-09-13 13:28:51)
15.  SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 《ネタバレ》 
YOYO!近所のビデオ屋に無いと思ったけどYO!よくよく探したら準新作の棚の最上段にあったぜYO!もう旧作なのにYO!SAY!WOOH!   前作「SR2」を番外編的作品とするなら、本作は紛れもなく1作目の正統な続編と言えるだろう。1作目でイックとトムを見捨てたマイティが東京で頑張る姿を描いているのだが、いきなり殺人、強盗、人身売買と、これまでの作品では考えられないほどの犯罪てんこ盛りな展開に少々ビビってしまった。  しかし、「SR2」では重要そうに見えて実はどうでもいい立ち位置だったイックとトムが現れてからはコメディ全開の展開で終始ニヤニヤ。安心して見れました。そんな彼らも今作では栃木の将軍と手を組み遂にステージデビューを果たしたりと大活躍。それにしても伝説のTKD先輩はどこまで神格化されているのか。TKD先輩キラカードには笑ってしまった。   てっきり栃木で再び出会ったSHO-GUNG3人が再結成するのかという夢が膨らんだが、しかしこのシリーズの鉄則としてこれまでそんなに甘い展開を許しては居ない。現実はとことん厳しいのだ。結局マイティは夢やぶれたまま、再びラップをやることなく去って行くのみだ。フェスでの長回しによる逃亡シーンは圧巻。   しかし、それでも最後の最後。ちょっとだけご褒美が用意されていた。偶然車が故障しフェスに戻るマイティ。そこで彼は観た。自分が捨ててしまった夢や情熱を今まさにステージの上で炸裂させ、輝いているかつての仲間を…。完結編と呼ぶに相応しいラストシーンは涙無くしては観られなかった。
[DVD(邦画)] 8点(2013-11-20 15:22:25)
16.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 
同じタイムパラドクス物として観ると『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に敵うはずはない絶対に。しかし、本作のくだらなさとグダグダ具合はタイムパラドクス物のジャンルにおいて新たな1ページを刻んだと言っても良いだろう。昨日へ行ってクーラーのリモコンを取ってくるだけという、かつてここまで無駄にタイムマシンが使われた映画があるだろうか。 それにしても、タイムリープを扱った映画ってなんでこんなに皆面白いのだろう? やはり、つじつまを合わせようと必要以上に脚本が練りに練られているからだろうか。こう、全ての伏線がハマっていくパズル的な感覚が楽しいんだよね。2回目以降も新たな発見があるのでまた楽しめちゃう。そういうお得感もあるのだ。  【こっから超絶ネタバレ注意】 仮に瑛太が苗字を変えたら、あの田村君は存在しなくなってしまうのでは…という疑問を感じたが、もしかしたら苗字を変えるというのも運命に組み込まれており、やっぱり彼は瑛太の息子という事になるのか?でも、田村君が未来から来なければ苗字を変える事はないわけだから、やっぱり本来は違う父親が居るはずで…こう考えるともう訳が分からなくなって思考がヴィダルサスーンです。
[DVD(邦画)] 8点(2006-02-26 14:53:19)
17.  最初の晩餐 《ネタバレ》 
父の葬儀で親戚一堂が集まり、どんなご馳走が出るのかと楽しみにしている皆の前に出されたのは目玉焼きだった。唖然としている皆をよそに、そこから目玉焼きに纏わる父と子の思い出が語られて行くという展開で、グイグイ引き込まれた。 父親が連れて来た新しい家族。突然母と兄が出来た事に戸惑う姉と弟。 最初はギクシャクして気まずかった一家の光景がやがて笑顔の絶えない明るい光景に変わって行く、そこにはいつも料理があった。 味噌汁を巡って喧嘩した時の母の折衷案。 焼きいもをきっかけに深める兄弟の絆。 誰しもが思い出に深く刻まれた料理ってあると思う。そんな記憶を呼び覚ましてくれるような優しい物語……だったのだが、中盤に思いもよらぬ爆弾を投げ込んで来た事で、急にシリアスで重い展開になっちゃって、そこからはもうその事しか考えられなくなって、あ~そういう狙いの映画だったのね?と理解。真実を知ってしまった後の兄の心境はいくばくだったのか?その辺はしっかり描いて欲しかったけど、想像するだけで辛くなった。  本作は役者陣がとても良い。 染谷将太と戸田恵梨香の姉弟役がとてもハマっていて良かった。 さらに、子供があれだけ大きくなってるのに全く老けていない母親役の斉藤由貴。波紋使いに違いねぃ。 そして、満を持して登場した兄役の窪塚洋介。彼が出てきただけで空気が変わった。凄いオーラ! 永瀬正敏は安定の素晴らしさ。 子供時代の森七菜の演技もとても良かった。  最後に!すき焼きに食べるラー油を入れるとか邪道過ぎない?(笑) しかもそれを病人に食わせるとは冒険し過ぎ…。
[DVD(邦画)] 7点(2020-04-21 20:33:47)
18.  斬、
池松壮亮がいつもの池松壮亮だった。時代劇なのに話し方は現代風。 そして、予想だにしない展開。 殺陣のシーンはなかなか迫力があるが、カメラのブレとやたら細かなカット割が気になった。 斬、というタイトルが示す通り人を斬る事への葛藤がテーマなのかなと感じた。
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-01 00:00:56)
19.  PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__
コウガミ好きなら見逃せないエピソード。 今回の劇場3部作で1と2が過去の時間軸の話だったのに対し、3は2期の後?くらいの話で時間軸的には一番新しいものとなっている。 10月から始まる3期に向けても期待の高まる話で満足。 とにかくコウガミが格好いいし、弟子にトレーニングを施したり、料理を作ったりとその生活感溢れる魅力が満載である。 ドミネーターが出てこないのでサイコパス的な面白さは少ないが、コウガミの人物を深く掘り下げているので彼を知る上では外せない内容だ。
[映画館(邦画)] 7点(2019-04-13 22:42:18)
20.  サーミの血
サーミ人というだけで、少女は何故こんなにも酷い目に合わなければならないのか?学校の先生までもが味方じゃないなんて……ほんと可哀相だった。特に数人の男達に囲まれ耳を切りつけられるシーンとか酷すぎると思った。 世界中どこにでもあるが、人種差別はよくない。
[DVD(字幕)] 7点(2018-07-27 21:33:37)
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