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プロフィール
コメント数 137

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1.  さらば冬のかもめ
一風変わってますが、70年代に流行ったロードムービーの一つですね。厳しい現実とその中で空しくもがくしかない人間の悲しい生き様を真摯に描いています。アメリカン・ニューシネマの系譜で語られる本作なので、終始、悲愴感を漂わせるような雰囲気に包まれていますが、この潮流の中では、他の作品によく見られるような非業の死を遂げるラストっ!といった衝撃的シーンはないので、印象としては地味です。それでも、何気なく心に残る作品ではあります。
6点(2003-01-04 05:07:07)
2.  ザ・ビーチ(2000)
さいはての地まで旅して見つけられなかった安住の地をネット上に再発見したというラストか?小さな共同社会が発展するも最後は無惨に崩壊していく様を、人間の持つおおらかさや残酷さを加味しつつ、じっくりと描いていて、なかなか見応えがあった。南の島の無人島を舞台に、実はそこには…っ!?みたいな70年代の映画を思い出させてくれる懐かしい雰囲気の作品だった。
5点(2003-01-03 05:59:36)
3.  ザ・ファン
ストーカー映画の一本として、なかなか楽しめました。実は、私、ラストでホームに滑り込んできたスナイプスにアウトの宣告をした審判がデ・ニーロだってこと、事前にまったく気づいてなかったので、けっこうビックリしました(笑)。あと、デ・ニーロの言動のおかしさを悟る各登場人物の戸惑いの仕草や表情もうまく演出されていたと思います。
5点(2002-11-02 04:13:10)
4.  13ウォーリアーズ
『ラスト・アクション・ヒーロー』でスウェーデン映画の名作『第七の封印』の死神を登場させた映画マニアのマクティアナン、今回は日本映画を代表する娯楽大作『七人の侍』にオマージュを捧げたようだ。そう考えると、原題の“13人目の戦士”よりは邦題の“13人の戦士”の方が的を射ているような気もする。タイトルロールのアラブ人役、バンデラスは、13人の中で際立った活躍をしたわけではないし、単にストーリーテラー的役割であることを考えれば、『七人の侍』よろしく『13ウォーリアー“ズ”』となるわけだ。砦を築いて外敵集団を待ち伏せるところなんて、まんま『七人の侍』だし、中心となる13人が傭兵的存在であることも然り、また、何よりも象徴的なのが、ラストの戦闘が土砂降りの中で繰り広げられることであり、他にも、ラストで戦士した仲間を埋葬するシーンや、墓標のごとく剣を大地に突き刺す振る舞いにも、オマージュが見てとれる。逆に、オリジナルとの決定的な相違点は、人間関係の描写が希薄なままで終わってしまったことであり、それが、私がこの作品に対して芳しい評価をしがたい理由でもある。あと、熊の生皮を被った蛮族の姿を見て『もののけ姫』を思い出してしまったが、これはさすがに関係ないか?あの作品もまた、攻防が展開される砦が舞台の中心であった。
4点(2002-11-02 03:38:05)(良:1票)
5.  ザ・ロック
よくできた娯楽大作。飽きずに最後まで楽しめました。優れた役者陣をそろえたのもこの作品が成功した理由の一つ。
6点(2001-11-15 10:32:26)
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