1. 地獄の黙示録 特別完全版
この映画は、スピルバーグが撮る予定もあったという。スピルバーグは、この映画にインスパイアされて、『スターウォーズ』を作った(カーツ大佐=ダース・ベーダー)。というくらいで、この映画は、とても奥が深いのだ。この映画で6点以下をつける方は、立花隆の「解題地獄の黙示録」を読んで、再度見てほしい。◆ベトナム戦争のリアリティを最初に描いた作品で、それ以降の戦争物のベンチマークになったという歴史価値もある(上映は『ディア・ハンター』が先だけど)。◆コッポラが特に好きなわけではないが、『ゴッドファーザー』とこれは、5年に1回は見直して、感動を新たにしている。 ◆そうそう!ローレンス・フィッシュバーンが、マーチン・シーンの部下役で出てます! [DVD(字幕)] 9点(2003-11-16 20:07:16) |
2. 人生、ここにあり!
どこまで脚色かは、別として、「人が何かに踏みつけられる」ということがうまく描けている、と感心。映画の中とはいえ、日本が30年以上遅れているのは、日精協だけの責任にはしておけないだろうな。 [DVD(字幕)] 8点(2012-09-24 15:31:24) |
3. シカゴ(2002)
レネー・ゼルウィガーもキャサリン・ゼタ=ジョーンズも素晴らしいと思うのだが、レネーはブスだし、キャサリンは体が男過ぎる。そして、リチャード・ギアが古い。 [DVD(字幕)] 7点(2013-09-12 23:38:31) |
4. シティ・オブ・ゴッド
スタイリッシュでうまく作っている映画だと思うが、ややなかだるみする。描く対象を、ブスカペかリトル・ダイスに、焦点化すると緊張感が長続きするようにも思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-17 15:43:34) |
5. ショコラ(2000)
こんな映画を好きという中年オヤジにはなりたくなかったが、なってたよ。 [DVD(字幕)] 7点(2004-10-24 17:20:10)(笑:1票) (良:1票) |
6. ジャーロ
いくら母親の殺人犯であっても殺しておいてなかったことにしてくれるか、あるいは、病院で一目見て、なんで犯人で分かるのか、など妙な点はあるが、アルジェントだと思わなければ、それなりに楽しめるホラー・サスペンスだし、アルジェントだと思うと、「らしい」ところが垣間見られる…それにしても、少年期から続く黄疸が出る慢性肝炎って、なんの病気という設定なのであろうか。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-30 01:57:37) |
7. シッピング・ニュース
この時間にこれだけ詰め込むのは無理だ。だけど、ここのジュリアン・ムーアが一番好きだ。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-16 19:37:52) |
8. ジョンQ-最後の決断-
話題性はあったのだろうが、今見ると薄っぺらさが目立つ。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-06 14:25:24) |
9. 新・刑事コロンボ/奪われた旋律<TVM>
コロンボが最初にエレベータに乗るときに、後ろに見える人はなんだろうか?単に撮影スタッフが映っただけ?だとすると、あまりにも、ずさんなんでは?これに代表されるように、無駄なシーンが多いし、殺しの動機が弱すぎる。唯一の救いは、黒のエチュードのときよりは、指揮がまともなこと。それでも、冒頭の指揮はひどい。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2009-08-16 03:29:43) |
10. シッコ
味噌もくそも一緒にして、悪いのは共和党と保険会社としているのだから、ドキュメンタリー?としては、破たんしまくっている。例えば、腎癌に対する造血幹細胞移植の適応は日本でも保険適用になってない診療なのに、それを適用にしない保険会社を告発するのはどうかと思うし、保険会社や共和党を悪いというなら、医師・医師会の側の問題も指摘しないとフェアでない。それをいったら、今の制度は多くのアメリカ国民が良しとしているだから、アメリカ国民も悪いということになる(それとも、共和党と保険会社によって、アメリカ国民が洗脳されているとでもいうのか?)。そもそもアメリカの医療体制に問題が多いのは間違いないが、先進国どこも多かれ少なかれ問題を抱えているにもかかわらず、フランスやキューバやカナダがあたかも理想かのようにとりあげるのは、全く偏っている。理想の医療制度など存在しえないことは、分かりきった事実なんである。知識が十分でない人々を誤った認識に至らしめるような、偏った映画をこれ以上つくるべきではない。 [DVD(字幕)] 0点(2013-11-01 14:57:56) |