1. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 結局「現実的」だった主人公が、「純情」なジョゼから離れざるをえなかったのは、仕方がなかったこと。でも、それを自分から決めたのに、心では割り切れなくて。それが、クライマックスで主人公が号泣するというカタチになったのだと思います。どうしようもないことだけど、どうしようもなく、せつない。だから、心に響くのだと思います。 9点(2004-11-14 21:21:20) |
2. 少林サッカー
下品なギャグが多い・(色々な意味で)痛いシーンが多い・前半冗長…など突っ込みたい所も多いのですが……好きです。8点献上です。少年期に「少年ジャンプ」を読んで育ちましたが、なんとなく夢を叶えてもらった気がしました。ありそうでなかった新天地を開拓したという点でも、ポイントプラス。それと、クライマックスが最高でした。 8点(2004-01-19 01:07:22) |
3. シルミド/SILMIDO
見て損はない映画です。ただ、これだけ小説よりも奇な実話なのだから、もっと上手く魅せることが出来たんじゃないかな。勢いで、押し切ってしまっている印象を受けました。 7点(2004-11-24 23:22:47) |
4. 死ぬまでにしたい10のこと
①ピンク色のパッケージは、売れるらしい ②「死」をテーマにすると、売れるらしい ③タイトルに数字を入れると、売れるらしい。 [DVD(字幕)] 6点(2005-04-29 13:56:27) |
5. 下妻物語
当初での桃子の根性の腐りっぷりと、その後の成長、そしてそれを魅せる脚本・編集・映像美・演技が好きです。私自身は笑いのノリがイマイチ合いませんでしたが、自信をもって人に勧められる映画です。 6点(2004-12-18 00:45:20) |
6. ショコラ(2000)
資本主義万歳!な映画。要するに、人間は(どんな宗教的抑圧でも)欲望には勝てなくて、そのニーズ(=欲望)に応えたビジネスをおこない、努力すれば成功するという話。「このかあちゃん(ジュリエット・ビノシュ)、やり手だなあ~」と感心しましたが、あまり感動はしませんでした。個人的に、夢のある話を期待していたので……。所謂サクセスストーリーですが、ある意味リアルな話でした。それにしても、キャリー・アン・モスはマトリックス的な映画よりも、こういう映画のほうが向いてますよね。 6点(2004-01-16 23:16:40) |
7. 自殺サークル
登場人物が、とりあえず死ねば、緊迫感や面白さを持たせられると思った?そんな訳ない。死ねばいいってもんじゃない。 4点(2004-12-24 01:21:51) |
8. 呪怨 (2003)
全然怖くなかった…。なんかなあ、呪の館のわりに、新築でワックスもバッチリかけてますって感じの家からして、感情移入できない。呪われてるなら、もっと、それらしくしてください。それだけじゃなく、顔色が変な女子高生ゾンビとか、とにかく演出がださすぎだと思いました。ちょっと観れば「そろそろ出てくるな~」と分かってしまうし。この映画は、とにかく怖いシーンをたくさん出すことがウリのようですが、ホラーとして高い評価を得るためには、もっと演出に工夫と手間をかけるべきだと思います。 3点(2004-01-22 01:06:09) |