21. 死の十字路
原作の面白さを上手に映像化した、いい作品だと思います。証拠物件やら目撃者やら都合よく出てき過ぎる・探偵が行方不明の兄さんにソックリ等、やや強引な設定ですが、犯人当ての内容ではなく、完全犯罪のつもりが徐々に綻びを見せ始め、追い詰められていくところが見どころだと思うので、それほど気にはなりませんでした。乱歩の作品の中ではちょっと異色というか、やけに現代的でリアリティのある作品です。それにしても大坂志郎、ちょっとタバコ吸い過ぎ(笑) [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-07 15:28:50) |
22. 色即ぜねれいしょん
《ネタバレ》 高校男子視点の、ストレートでベタベタの青春映画でしたが、でもそこが良かったです。あの年代の男子って、昔も今もアホですね(笑)。できれば隠岐の島での旅行シーンをもう少し増やして後半をすっきりさせた方がテンポがよくなったかも・・・。70年代という時代感をまったく出さなかったのは、予算上の都合なのか狙ったものなのかわかりませんが、それほど気にはなりませんでした。ユースホステル、行ったことはありませんが、ああいうミーティングって今でもあるんでしょうかね?足立恭子さんもオリーブもかわいかったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-03 19:04:56) |
23. ショーガール
《ネタバレ》 公開当時、一緒に映画館に観に行った女性が鑑賞後、「どうしてこの映画を私と一緒に観たいと思ったわけ?」と少々ご立腹。確かにデートには向かない内容でしたが、でも映画としては面白かったと思います。多少でも舞台に携わる人なら、共感できる部分も多いのでは?それにしても、ノエミがあれだけ裸を見せてたにも関わらず、さほどうれしくないのは、やっぱりブスで下品だから? [映画館(字幕)] 7点(2012-03-21 23:52:00) |
24. シリアル・ママ
かなり笑えましたね。ママ、もうめちゃくちゃなのに、なぜか共感してしまう。でも実話だと思うと、ゾッとします。そのうち日本でもこういう人が現れそうですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-25 17:51:58) |
25. 知りすぎていた男
とにかく、シーンが次から次へとどんどん展開していくテンポ感・スピード感で、見ている側をグイグイ引っ張っていました。この時代のサスペンスって、シンプルなんだけど、サスペンスとしての面白さが凝縮されている、特にヒッチコック作品はそのように感じます。まるで江戸川乱歩の「二銭銅貨」に通じるものがあるように思えました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-21 00:15:51) |
26. シュザンヌの生き方
《ネタバレ》 鼻持ちならないクソ男・ギヨームの犠牲者だと憐れんでいたシュザンヌが結婚して幸せに。ベルトラン君、自分より下に見ていた相手に逆転サヨナラホームランを食らい、「見下された感じ」「土壇場で僕らに復讐した」などと言ってますが、君さぁ、そんなことだから試験に落ちるわ、ソフィーも失いそうになるわ、踏んだり蹴ったりみたいなことになるんだよと教えてあげたいですね。これが、この作品における若い男子への教訓でしょうか(笑) だいたい、シュザンヌのようなタイプの女性は、ギヨームやベルトランに対して「してやったり」みたいなこと、これっぽっちも考えていないと思います。おそらく「はい、遊びの章はここまで。次からは新章“結婚”が始まりま~す」的な感覚なのでしょう。彼女にとってギヨームやベルトランは所詮、シュザンヌ人生劇場の雑魚キャラに過ぎず、場面転換するとお役御免的存在。それが「シュザンヌの生き方」なんですよね。こういう女性、今も昔も、どこの国にもいますよね。 最後は、「えっ、誰それ?」的な男性と結婚するシュザンヌ、人生経験値の低いストーリーテラーのベルトラン。ふと夏目漱石の「三四郎」を思い出しました。ただ、三四郎と違うのは、ストーリーや登場人物に好感が持てないところ。お子ちゃまと不思議ちゃんとバカ、誰とも関わりたくないですねぇ・・・。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-15 19:28:53) |
27. シュトロツェクの不思議な旅
《ネタバレ》 あまり利口とはいえない人間にとって、社会は刑務所よりも厳しい環境なのかもしれませんね。 夢を求めてアメリカへ・・・というあらすじから、もう少しワクワク感のある映画かと思ったら、どんよりしたトーンでパッとしない、最後はもう救いようのない結末でした。 踊ったりピアノを弾いたりするニワトリは、当時の社会の象徴なんでしょうか。生きるために踊り続けなければならない、それができなかったシュトロツェクは社会に抹殺されるしかない・・・という皮肉なのかもしれません。 でも、彼らがアメリカにやってきた時、そして一人で立ち去ろうとした時のギラギラした夕焼け空、それに合わせた音楽など、印象に残るシーンも多く、映画としてのクオリティは高いと思いました。 ところで、アメリカの競売人ってみんなあんな感じ? あれは笑いどころなんでしょうか?(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-08 16:46:23) |
28. ジュマンジ
いま観ても、意外と面白く感じました。家族みんなで「あー、楽しかったー」と言いたい時や、飛行機の中などで時間を潰したい時にはピッタリですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-15 19:14:52) |
29. 四月物語
映像の美しさはさすが岩井俊二といったところですね。ただの本屋が、とても素敵な空間に映っていました。「Love Letter」の図書館もこんな感じでしたね。最初観た時は、特に面白い作品とも思えなかったのですが、改めて見直すと、なんとなく心がホッとするような、素敵な映画だと思えるようになりました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-30 01:22:28) |
30. シーズンチケット
終始「イギリス映画」という雰囲気が漂っていましたね。観た後で「ブラス!」の監督だと知ってなるほどと納得しました。悪くない映画だと思いますが、好みの問題として、自分的にはちょっとしっくりこなかったのが残念でした。あのロクでもないオヤジ、歌がうま過ぎ! [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-15 22:53:10) |
31. しんぼる
確かにこの出来では一般的に高評価は望めませんね。でも、つい最後まで観てしまいました。スカパーで何度も放送されるたびに、やはり観てしまいます。最初は「なんだこりゃ?」と、さっぱり意味がわかりませんでした。ただ、2回・3回と観ていくうちに、「これは何も考えずに観る映画」だと思いました。無理やり意味づけたり、解釈する必要もないのでは?完成度は高くないし、意味不明ですが、でもこういう作品、あってもいいと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-31 00:53:15) |
32. 少林サッカー
くだらなさもここまで徹底していると大爆笑ですね!こういうノリの映画、嫌いじゃありません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-20 22:54:38) |
33. 幸せはシャンソニア劇場から
《ネタバレ》 冒頭のシーンがあっただけに、「ハッピーそうな展開になっても最後は誰かを殺しちゃうんでしょ?」と、それがずっと気になってしまいました。いい映画だとは思いますが、僕の理解力に問題があり、ところどころ理解不能なシーンがあり、ちょっと残念でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-10 23:35:10) |
34. 少年探偵団 妖怪博士
《ネタバレ》 子供の頃、夢中で読んだ江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ、その世界観がそのまま再現されていました。 自分が生まれるずいぶん前の映画(ほとんどテレビドラマ?)なのでツッコミポイントてんこ盛りですが、内容云々よりも、当時の日本の町の様子や昔の映画手法などが見られて思った以上に楽しめました。人物の目の輝きから車のライトへのシーン転換は、昔の海外ドラマとかでよく使われていましたねぇ・・・。 最後、明智&子供たちが石膏詰めにされかけて絶体絶命、屋敷は大爆発、二十面相は高笑い、さあどうなる!・・・・というところで「第一部 終わり」って、おいおい・・・(^^; でもまあ、続きを見るほどでもないか・・・。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-10 08:59:31) |
35. 自虐の詩
中谷美紀はさすがでしたが、キャラ設定が嫌われ松子とかぶってしまったのがもったいなかったです。終盤の感動路線がそれなりにカタチになったのも主役の演技力のおかげですね。ただ、主役2人の「この人、なんでこうなっちゃったの?」という様子の描き方が乏しいため、展開が断片的で流れていない印象でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-04 00:55:41) |
36. ショコラ(2000)
《ネタバレ》 ほのぼのとした大甘な内容を予想していましたが、意外にもビタースイートな話でしたね。でもなんとなく気持ちが入っていきませんでした。最後、店の名前に婆さんの名前をつけたところは感動しましたが・・・。ジョニー・デップもこの役、イマイチ消化不良だったのでは?違った気分の時に観れば、印象変わるかな? [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-05 00:23:28) |
37. シャイン
ものすごくいい素材なのに、料理の仕方を間違えたのでは?と思えるような内容でした。なんだか、同じような印象のシーンを繰り返し見せられている感じで、見せ方を工夫してもらいたかったです。ヤマ場がなく、なんとなく終わってしまったような気がします。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-30 01:29:14) |
38. 書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-
《ネタバレ》 書道を軸に、部活や学校のこと、家のこと、不況、町おこしなど、いろんな要素が絡んでくるのですが、それがまったくまとまっておらず、すべてピンボケでした。脚本は最低だし、演出のセンスもゼロ、こんな映画に出さされた役者さん達がかわいそうと思えるほどひどい出来。でも最後のパフォーマンスシーンでは号泣してしまいました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-13 17:15:23)(良:2票) |
39. 純喫茶磯辺
初めて見た時は、どこが面白いのかよくわからない作品でしたが、なぜかもう一度、麻生久美子のモッコを見たくなって、一年ぶりくらいに見ました。前回よりは面白く感じましたが、でもやはり全体的に話が薄い印象は変わらず、点数アップとまではいきませんでした。音楽にクレイジーケンバンドを採用したのは、この映画最高のヒットかも。昭和くさい感覚で作られる純喫茶は、まさに横山剣の曲に出てきそうです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-01 18:46:13) |
40. シコふんじゃった。
《ネタバレ》 ストーリー展開、演出など、すべての点において「Shall we ダンス?」より下回っていて、楽しめるところはなく、おそらく2度と観ないでしょう。本木の印象がほとんど残っていません。正子がマワシをしめて土俵に上がったシーンだけは、その役者根性に拍手を送りたいです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-10 02:26:51) |