41. シンプル・プラン
《ネタバレ》 あまりにもあっけなく堕ちていく。金の魔力ですね。金が出てくると、それまでの過去とかの相手の汚点を徹底的に洗い出して、敵対心をむき出しにしてしまう。怖い。 でもあの奥さんがすべての元凶の気もするが。 [DVD(吹替)] 8点(2006-12-18 23:49:57) |
42. JSA
《ネタバレ》 あんなにうまくいくわけない!、と思いながらも、やっぱり結末には切なくなってしまう。ああいう形でしか最後はいかないという事に南北の問題の行く末も表れているのかも。 ミステリーとしてよりはドラマとして見る方がいいでしょう。 [DVD(吹替)] 7点(2006-12-18 22:41:56) |
43. ジェイコブス・ラダー(1990)
オチは知らなかったが途中で予想はついた。でも、だからといってつまらなくはならなかった。むしろあのオチだからこそこの映画は成り立つのでは? [DVD(吹替)] 8点(2006-12-18 18:53:59) |
44. 真実の行方
《ネタバレ》 確かにラストはいいけど、それだけ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-18 18:43:30) |
45. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 ジョーズは怖い映画なのか。どっちかといえば人間の愚かしさとか、そっちをスピルバーグは描きたかったのでは。でも怖いけどね。片足が落ちていくシーンは、中学生のときの自分でもギョッとしてしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2006-12-18 18:23:48) |
46. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 皆さん高評価なんですが、あえて低評価です。 はっきり言ってスキだらけの映画です。「一部のスキもない」というキャッチフレーズが信じられません。 ■納得できたのはナイフのみかな。 大体、難癖をつけているに等しい理由で無罪を主張している。例えば、めがねの跡がついた証人は、メガネをかけているとしても遠視かもしれないし、本を読むとかなんかの事情でたまたまかけていたかもしれない。そういった厳密な論議をすっ飛ばしている。 フォンダの主張する厳密性を貫くならば、世界はすべて信じられない、ぐらいの結論になってしまう。証人は、証言が誤りであるという疑いを持たせられる証拠がない限り、基本的に信用されるものでしょう。 そもそも、そのメガネの跡のある女性の証言を否定したら、その前の証言が正しいことになるでしょう。だって、その前の証言は、メガネの跡のある人の証言と食い違うことを根拠に否定されたんだから。 それと、映画のタイトルが思い出せないというのが、つい3時間ほど前に見た映画と、何日も前の映画と、比較にならない。 老人が部屋から玄関までこの時間ではたどり着けないというのも、ずいぶんとフォンダがノロノロとやっているようにしか見えない。実際にその老人にやってもらえばいいじゃん(ってか弁護人は裁判のときにやらせなかったのかね) ■これを見て、「隙がなくてすばらしい、緊迫した」と思う人がたくさんいるということは、日本で陪審員制度が始まっても、自分の頭で論理的にきちんと考えることができず、きっとフォンダみたいに頭が切れて口がうまい奴がうまく周りを誘導して、自分の思い通りの結論へ持っていくのでしょう。まったく怖い怖い。 3点分は、集団に対して、あくまで自己を貫くという姿勢に対して。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-18 17:43:32)(良:2票) |