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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  縛り首の木 《ネタバレ》 
主人公は何かそれっぽい過去があるんだけど、作品中でまったく消化されていない。よって、特に前半は主人公が何がしたいのかさっぱり見えません。ヒロインの顔と目の治療のあたりから一応少しずつ盛り上がってきますが、それまでも長いし、治療の部分も妙に長い。そして、いきなり金鉱掘りに行ってしまうというよく分からない展開。変な帽子のオッサンも、結局はストーリー上いいように使われているだけ。で、とっちらかったまま最後まで行ってしまうのですが、最後はそれをさらにグシャグシャに散らかすという、どこまでも迷走しまくりな作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-04-23 00:56:42)
2.  七人の無頼漢 《ネタバレ》 
元保安官が、七人組の悪漢に復讐しようと立ち向かう・・・という正統派復讐譚を期待させる出だしなのですが、何ともエンストというか、消化不良というか、一方的に萎み気味というか。まず、肝心のその主人公の過去が、「台詞で語られるだけ」というのはいかんでしょ。そして、道中でとある夫婦と同行するんだけど、なぜかその人妻といい雰囲気になりかかるし(おいおい)、加わってくるリー・マーヴィンも、何がしたいのか分からない(かといってそれが当の本人の戦略とか何かとかいうわけでもない)。で、強引に終幕になだれ込むも、主人公が七人組に復讐するわけでも何でもない。結局、何も盛り上がらずに終わってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2020-03-22 21:17:40)
3.  ジュリアス・シーザー (1953)
普通の伝記ものかと思っていたら、これもシェイクスピアだったのですね。しかし、導入部からいきなり、各登場人物がいちいち仰々しい台詞回しで嬉しくなってくるのですが、それでいてテンションが先走りになることもなく、手堅い展開を確保しています。カメラや美術関係も一つ一つが丁寧で、舞台劇の引き写しにとどまらない映画としての作品世界を完結させています。俳優陣では、何といってもカシウス役のサー・ジョン・ギールグッドの貢献が絶大ですね。この演出下でこの台詞を喋れるのが嬉しい、という喜びすら感じさせるような、強力な眼力と存在感を発しまくっています。一方で、マーロン・ブランドの10分超えの演説も圧巻(ここ以外には出番が少ないのが、かえって迫力を増している)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-15 01:30:21)
4.  シャロンの屠殺者 《ネタバレ》 
導入部では、天然で野放図な主人公のキャラクターに新鮮味があって、また3人組のかけ合いもそれなりに面白く、こんなウエスタンもありかと思っていたのですが・・・中盤以降、なぜか突然グダグダになってしまいました。登場人物を動かし切れなくなったというか、スタミナ切れになったのでしょうか。大佐の妻とのどうのこうのも、かなり無理矢理感満載です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-30 00:11:37)
5.  地獄門 《ネタバレ》 
まあ、確かに衣装始め色彩は美しいのですが、演出の方向性がどうもはっきりしなくて・・・所詮はストーカー話なんですから、もっとアホ路線の方がよかったのではないでしょうか。または逆に、男同士の斬り合いやせめぎ合いの部分をメインに持ってくるかです。会話のやりとりだけが積み重ねられている感があるので、全体に迫力がありません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-05 17:03:51)(良:1票)
6.  新・平家物語
何というか、もっと、一族のいろんな人たちが華々しく活躍する話かと思っていたのですが・・・。全体的に、ひたすら清盛がああだこうだ悩んでいるだけにしかみえませんでした。久我美子の凛とした気品ある美しさに3点(当時24歳!)。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-02-17 02:26:46)
7.  知りすぎていた男 《ネタバレ》 
冒頭、何気ない世間話の中で、自分の情報はことごとく聞き出され、こちらは相手のことは何も知らない状態になっている、というのは、物凄いこだわりを感じさせ、導入部としては最高なんですよ。しかしその後は、ラストまであらかじめ考えず、思いつきで脚本をつなげていったのではないか?と思わせるほどの場当たり的な展開の連続で、テンションが冷めていくのです。そもそもこの主人公、陰謀とか暗殺とか誘拐に立ち向かうには、ノーガード過ぎを通り越して天然過ぎだしね。アフリカ式のレストランでじっくりとシーンを撮ってくれたのは、ちょっと現地に行った気になって面白かったので、+1点。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-23 14:00:45)(良:1票)
8.  十戒(1956) 《ネタバレ》 
導入部は単調なやりとりでかったるいと感じていたのですが、モーゼが宮廷を追放されてからがやっとこさ始まり始まりですね。とりあえず、出エジプト記の内容が整理して理解できたのは、ためになりました。あと、セフォラとかリリアは、結構魅力的なキャラクターだと思っていたのですが、最後の方はほったらかされ気味だったのがちょっと残念でした。 
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-05 02:11:02)
9.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 
最初の設定だけで押し切る内容といえばいえるが、冒頭の10分でいきなり本題に入っていく簡潔さ、下手な中途アクシデントに浮気しない誠実さ、それがもたらすジワジワ感といった要素が、後発の類作との差を現在でも示している。この種の破滅系倒叙サスペンスに気怠いジャズが合うということを実証した点でも、歴史的意義がある。
[映画館(字幕)] 7点(2012-04-30 01:53:42)
10.  真実一路
えっと・・・何が作品のテーマなのか、どこまで話が進んでいってもほとんど分かりませんでした。描写の重心がふわふわ浮きすぎです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-02-03 03:06:43)
11.  姉妹(1955) 《ネタバレ》 
凛として落ち着いたいつも冷静な姉、無邪気で天然で素直な妹。しかし、両方とも、前提としては、礼儀正しく人を尊重できる人格的基盤がある。このように造型がしっかりしているからこそ、エピソード自体は細々したものを積み重ねているように見えても、作品全体に一本の筋が通っているし、素朴な描写にもかかわらずリアリティがある。ラストのお嫁入りのシーンなんて、ただ家を出て歩いてバスに乗るのを順々に撮っているだけなのに、何であんなに説得力があるんだろう・・・。また、それに至るまで、父の冷厳な判断で修学旅行不参加、他に好きな男の存在をほのめかせてあっさりその芽を潰す、など、現実の厳しさを自然に交えているところが、作品に奥行きを与えている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-24 01:07:30)
12.  ジャイアンツ
全体がとてつもなくゆったりじっとり進行していくのに、結局は個々のキャラクターの描き分けがあまり上手くできていないので、ただ長いだけに感じてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-27 03:19:47)
13.  真空地帯
ほとんどのシーンが怒鳴り合ったりつかみ合ったりの繰り返しで、映画として単調なので、作品の主題が生きていない。木村功の存在感に多くを依拠してしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-08-30 00:12:04)
14.  ショウほど素敵な商売はない
画面が華やかで、歌と踊りも迫力があるのはいいのだが、問題は、歌は歌、それ以外はそれ以外、と完全に分かれてしまっていること。つまり、歌というのがこの家族の日常業務の状態を表しているだけになっていて、家族の状況やそれぞれの心理を表現する手段にはなっていないのです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-30 00:35:34)
15.  紳士は金髪がお好き(1953)
マリリン・モンローをただ可愛く撮っているだけではなく、その天然キャラの素養を上品に引き出したところにこの作品の価値がある。見ているだけで楽しくなってくるカラフルな色彩構成も強力。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-27 04:07:15)
16.  シェーン 《ネタバレ》 
これって、ウエスタンの皮をかぶったファミリー・ドラマだったのですね。最初は格好良いヒーロー大活躍かと思って見ていたので、いろんなところで間延びしすぎとか会話しつこすぎなどと感じていたのですが、あくまでも地元側の地に足についた視点に徹しているので、見た後の印象は逆に良いです。敵ボスが人間離れした悪人ではないというのも、現実感を醸し出しており、かつ、ラストの主人公の哀しみを裏付けています。
[映画館(字幕)] 7点(2007-11-07 01:40:37)
17.  七人の侍 《ネタバレ》 
一番強烈だったのは、五郎兵衛の「はは、ご冗談を」のシーン。間髪入れず、平然と「ご無礼」と返す勘兵衛。両者の腕の立ち具合が一瞬で表現されている。それに匹敵する場面がどれくらいあるのかと期待して見ていたが、結局なかった。菊千代のキャラがしつこすぎて浮いているのと、勝四郎が最後まで邪魔なだけなのと、死に場面がみんな似たような感じなのが難点。
[DVD(邦画)] 5点(2007-08-12 03:03:28)
18.  情婦 《ネタバレ》 
ラストのところは、告白だけあってそのまま法廷を出て行く、1人取り残される弁護人、被告人は何も知らない、の方がはるかによかったんじゃないのかな・・・。あの後のひねりの上乗せは、技巧に走ってかえって登場人物の人間性を奪っているのではないかと思います。なお、映画的には、法廷のシーンは著しく緊張感が抜け落ちており、それよりも、法律事務所内のやりとりだけで見せ切る最初の40分の方がずっとスリリングでした。
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-18 01:08:21)(良:1票)
19.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
今見ると、やはり内容的に単純素朴にすぎる感は否めないが(特に、証拠の精密度に関するいい加減さ)、この作品を時代を経ても鑑賞に耐えうる作品にしているのは、主人公自身、最初から無罪を確信して根拠を述べ立てていたわけではなく、人の話を聞いてさらに自分の考察を深める「議論」をしているところ。それと、事件の「真実」だの「真犯人」だのという要素をきっぱりと切り捨てている潔さ。そう、当事者主義を採用して対審構造をとる以上、裁判所に(狭い意味での)真実発見義務なんてのはないんです。そのことを製作者はよく分かっています。
[DVD(字幕)] 6点(2007-04-25 00:31:41)
20.  七年目の浮気
冴えない親父のあまりにもそのまんまな妄想とやたら説明的な独り言に爆笑。よくぞここまで徹底して人を観察しているなあという感じ。ただ、全体的にあまりにもテンポがのろいため、せっかく笑った気分もすぐに冷める。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2004-10-12 00:50:02)
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