1. シンドラーのリスト
全編リアルな迫力があり、最後まで衝撃の連続でした。最初の山場、ゲットー解体の場面では本当に震えました。本当にあった話か?、というより、嘘であって欲しい…と思わずにはいられないほど残酷な場面の連続。最後のご本人達の登場で、これがたった約60年前の出来事だという現実を改めて知らされます。映画だから全てを事実に忠実に再現したわけではないかもしれないけど、ホロコーストの悲劇の生々しさをリアルに再現し、物語もきちんと作られているあたりはとても見事です。あまりにショックで三日連続で見てしまいました。 9点(2004-10-07 02:12:21)(良:1票) |
2. シェイド(2003)
《ネタバレ》 前半全くスタローンが出ないので、最後のどんでん返しに多少無理矢理感もあったけれど、見事に騙されました。何度も何度も裏切り合うのがちょっとしつっこかった気もします。イカサマ師たちのばかし合いという、わかりやすい単純なストーリーで、上映時間も短め。とても気楽に見られました。音楽がまた渋い。臓器売買に携わるティファニーにドン引き。 5点(2004-10-04 05:15:33) |
3. ジェット・ローラー・コースター
しょっぱ目のサスペンス。「はぐれ刑事純情派スペシャル」あたりでやりそうな感じ。アメリカの人って陽気でノリがよく、遊園地でバカはしゃぐ姿がホントよく似合う。ヘンリーフォンダはギャラ泥棒。それより何より、子役時代のヘレンハントが不足気味! 3点(2004-09-24 01:10:33) |
4. シベリア超特急
ビデオの裏に、「ラスト二段のどんでん返しは友達には言わないで下さい」みたいに書いてあった。ビデオ版ではその場面はカットされていることをその時は知らずに、ビデオの最後に収録されていた「主題歌」と「NG集」が二つのどんでん返しなんだと自分を納得させていた。【追記】ビデオを見た翌日テレビが壊れてしまい、買い換えるハメになった。本当の話だ。マイク伝説がまた一つ…。 0点(2004-09-19 23:16:48)(笑:4票) |
5. シェーン
オープニング、ゆったりとした音楽がかかる中、映される広大な景色…まだ物語も始まっていないのに、ジーンときた。そして中盤でちょっと退屈な場面を挟みつつ、ラスト五分の決闘~別れの場面でウルウルきた。「シェーン、カムバーック!」から「バーイ!シェーン」辺りで絶頂。あの音楽がなかったらそこまで感動はしなかったかもしれないが、良い映画だった。 7点(2004-09-12 02:41:47) |
6. シモーヌ
ウーピー主演の『チャンス!』(1996)と内容が酷似しているのが気になる。舞台は異なるのだが、ここまで似ているのはどう見ても不自然。それを知らなければ、孤軍奮闘するアルパチーノが面白おかしく描かれていて、気楽に楽しめたと思う。 5点(2004-01-20 23:38:36) |
7. ジャッカルの日
飽きることなく、そして緊張が緩むことなく最後まで見られた。ジャッカルの素性や内面が一切描かれず、ひたすらに計画を遂行する姿しか映さないのが良い。ホテルの婦人やサウナのゲイなど、途中で事件に巻き込まれていく人たちの人間臭さが、ジャッカルの孤高さをより引き立てていて、ますます彼が何を考えているのかわからなくなった。そうしたジャッカルがとても魅力的に思え、途中からは彼を応援してしまった。 7点(2004-01-18 19:47:43) |
8. 少林サッカー
直球バカ映画ながら「まあ香港だから…」で全て許せる。真夜中に『死霊のはらわた』を見た後だったからか、下らない内容にもかかわらず、明るさが嬉しかった。例えるなら周りに何も無い夜道で、やっと家の明かりを見つけたような気持。見る順番が逆だったらどんなことになっていたか…。 5点(2004-01-18 18:48:42) |
9. ジャイアンツ
壮大な大河ドラマで、観賞後に充実感を感じた。色々な出来事が起こり、どれか一つにテーマは絞れない。しかし夫婦が愛し合い、ぶつかり合いながらも一緒に人生を歩み、一緒に老いていく姿がこの作品の主題だと感じた。ジェームスディーンにそうではない人生を歩ませることによって、一層それが強調されたように思う。音楽に馴染みのある曲ばかり使われているのも良かった。 6点(2004-01-18 12:19:00) |
10. ジャイアント・ベビー
前作良かっただけに落差激しすぎます。隣家の人たちが出てないのも不満でした。相変わらず日本人はカメラ持ってるし…。ただ、いきなり巨大化せずに、徐々に大きくなる設定は良かったと思います。後にジャイアントベビー~ミクロキッズ2~と改題してしまい、なんだかよく分からないタイトルに。 2点(2004-01-17 10:19:24) |
11. しあわせ家族計画
懐かしい!当時よく見てました。作品としては、映画にする意味があるのか少々疑問に感じましたが…。内容的にもキャスト的にも、テレビドラマにピッタリだと思うんですけど(日曜劇場なんかに)。そうすれば失業や娘の不登校、息子の野球など諸所の問題ももっと描けたのに…。ピアノの課題曲が『エリーゼのために』ではなく『ホーム・スウィート・ホーム』なのがミソだと思います(本物の番組の課題ではこの曲はない)。これは家族の大切さを暗に意味しているんですよね、きっと。 3点(2004-01-15 23:56:02) |
12. 新・明日に向って撃て!
前作に特に思い入れがあるわけでもないので、あまり落差などは気になりませんでした。むしろ“野獣教師”と“波乗り野郎”がコンビなのが良かったと思います。ゆっくり旅をする二人を見ていて、どことなく微笑ましく感じたのはむしろ前作以上かもしれません。欲をいえば音楽が前作のように良ければ嬉しかったのですが…。 4点(2004-01-15 18:45:08) |
13. 幸せはパリで
ジャックレモンが感傷的な恋の話を演じているのが珍しかったです。所々にクスリと笑わせてくれる場面もありますが、基本はやはりシリアスで、彼らしくなく意外でした。原題は「エイプリル・フール」ですが、音楽や雰囲気からすると、秋がピッタリの作品だと思います。ムード音楽が似合うこぢんまりとした恋愛映画です。 5点(2003-12-27 18:17:46) |
14. 地獄の黙示録 特別完全版
目を背けたくなるような残酷な描写もあり、つらかったです。『戦争と狂気』『ベトナム戦争と米軍』と大きなテーマを幾つも扱っているので凄い重量感を得られます。泥沼のゲリラ戦となったベトナム戦争が、いかに他の戦争と違うか少しわかった気がしました。あくまで映画なので丸呑みは禁物ですが…。欲をいえば先に完全版じゃない方を見てみたかったです。 5点(2003-11-23 13:53:16) |
15. 白い肌の異常な夜
後半の予想だにしなかった展開には驚かされました。主演のイーストウッドを閉鎖的な女性のみの空間の中に入れて、その後の彼女達の変わっていく様や、いざという時の女の恐ろしさがテーマなのでしょうか。不満のある展開でしたが、インパクト度がやや強かった作品です。 3点(2003-11-07 06:51:31) |
16. 新・猿の惑星
続編を出すことに少し無理矢理感もあるけれど、前作に比べるとはるかにいい出来だと思います。前半の買物をしたりする二人の場面は、全シリーズの中で一番ほのぼのさせられたシーンでした。 5点(2003-10-31 23:50:06) |
17. ジャスティス・リーグ<TVM>(1997)
テレビ用映画作品です。主人公達が特殊能力を駆使して活躍するストーリーは、『X-MEN』を浅く薄くしたような感じでした。また敵も味方もどこかのほほんとしていて、ヌルさがあります。映画としてはイマイチな作品ですが、海外の連続ドラマとして作ればもっと楽しめる作品になったのではないでしょうか。 3点(2003-10-29 22:22:45) |
18. ジュニア
『ツインズ』のコンビが復活したのは嬉しいのですが…。公開当時にCMでシュワの妊婦姿がしきりに流されてたのが印象的です。見所はアクション映画のシュワちゃんとのギャップ位でしょうか。退屈に感じる部分も多いですが、予定調和で安心して見れるコメディだと思います。 4点(2003-10-21 00:35:07) |
19. シャイン
『くまんばちの飛行』以後のエピソード確かには見ていて爽快でしたが、それは本当に終盤の場面だけ。それまでの父親の偏った教育とその結果精神に異常をきたしてしまった主人公の描写がほとんどなので、見ていてとても辛かったです。父親との和解がしっかり書かれていればまだ救われたのですが…。みなさんが感じたほどの感動は得られませんでしたが、確かにインパクトのある作品です。 4点(2003-10-15 23:32:54) |
20. 死霊のはらわた(1981)
夜中に一人で見てしまいました…。気の休まる場面なんて全くありません。終始ドキドキ、ヒヤヒヤ、グチャグチャ、ドロドロ…。純粋に恐怖だけを追求した究極の作品です。見事に怖かったし、気持ち悪かったです。またDVDだったんですが、メニューのメイン画面にするたびにゾンビのアップが出てきて…。恐ろしくてメニュー画面を出すのが毎回ためらわれました。 7点(2003-09-09 00:26:23)(笑:1票) |