1. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 飾り気はないが、ストレートに伝わってくる良作。一人無罪を訴えた陪審員やそれに応ずる陪審員たちの理性にも打たれたが、それ以上に心に残るのは声高に有罪に拘る陪審員たちの姿だ。それぞれ心に傷を負う原因があるのだろうし、その個人的な感情は、理性をもはるかに上回る人間の原動力足りうる。人間の本質的な姿を彼らの中に見た気がした。この事件の真相はどうであったのか知りたいものだ。 8点(2004-02-12 23:37:33) |
2. 七年目の浮気
《ネタバレ》 指が動く病気とか、「カユイ」という表現など、心理描写が上手な面白い映画でした。中年男性の欲求不満みたいなものが描かれていて、主人公の男の人が愛らしかったです。やたらと妄想してますが、私は最後までワクワクして観てました。でも、奥さんの方こそ、避暑地で浮気してるんじゃないかな。 10点(2003-12-04 21:49:27)(良:1票) |
3. シュリ
韓国と北朝鮮の対立が描かれているので、これまでにないほど話題になっている現在に見たらもっとエキサイティングかもしれない。ストーリーは、北朝鮮の女と韓国の男の恋愛で、よくありそうな話ではあり、新味に欠けているように見えた。 2点(2003-11-09 20:19:48) |
4. ショーシャンクの空に
評価がベスト1になる程の作品とは思えないのですが…。モーガンフリーマンは熱演だったし、確かにストーリーも申し分ない。静かに感動できる良作だと思います。刑務所の話は個人的には苦手ですが。 7点(2003-11-05 14:20:31) |
5. シベリア超特急
《ネタバレ》 普段は小ネタに弱い私ですが、これはさすがに酷い。ロープ投げの人が窓に飛び込むシーン、最後の反戦を訴えるシーンなど何箇所かでは笑ったが、真面目に作ってるのか、コメディなのか、何物なのか全然分からない超垢抜けない作品でした。他のユーザーのレビューを観るとシベ超は2、3、4、とどんどん面白くなるみたいなので、傷が癒えたらまた挑戦してみようと思う。 1点(2003-11-05 13:19:58) |
6. 市民ケーン
地位も名誉も得たのに幸せになれなかったケーンに、人間の幸せ、生きる意味って何だろう、と考えさせられた。人間は「尊敬されたい」と「愛されたい」という二つの欲求から成り立っていると思うけど、ケーンは究極的には愛されたかったのだろう。 9点(2003-11-02 11:16:32) |
7. シティ・オブ・エンジェル
怒りに震える最低映画。ニコラスケイジが天使だなんてギャグもいいところだし、ストーリーもだめだし、苦痛のみの映画だった。 0点(2003-10-30 23:04:26) |
8. JAWS/ジョーズ
サメが襲ってくるというだけにもかかわらず、その穏やかなスリル感がいい。ピストルでも剣でもなく、サメというのが、かっこいいと思う。 9点(2003-10-30 23:02:42) |
9. ジュラシック・パーク
「ジュラシックパーク」という設定にまず感激しました。スリルよりも何よりも、島の美しさ、恐竜のかっこよさ、パークの素敵さなどなど、夢を感じてなりません。ジュラシックパークできたら絶対行くのに!! でも生きるか死ぬかの状態なのにナマイキな子供達がヘラヘラしているのが頭にきたけど。 10点(2003-10-30 22:22:46) |