1. シュガー&スパイス 風味絶佳
《ネタバレ》 柳楽くんは良い意味でも悪い意味でも初々しさが露呈しすぎていて、こういう役をやらせたらピカイチの沢尻エリカとはどうも釣り合っていないというか、ギクシャクした感じがします。失恋したあとなんかは一人でボソボソナレーションするとこが多くて良さが出てましたけどね。 とにかく、男として勉強になった1本でした。 [DVD(邦画)] 4点(2008-09-11 23:08:45) |
2. 7月24日通りのクリスマス
《ネタバレ》 私は男ですが、失恋したときの「ああ、やっぱり自分じゃダメだったんだ」感は経験済みなので、途中までは共感できたなあ。途中までは。確かにダラダラした感はあったけど、終わりよければすべてよしじゃないですか。それにしても佐藤隆太の潔さとさりげなさはカッコエエ。 「諦めると毎日何もなくなる」って、何気にズシンとくる言葉ですね。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-07 17:22:55) |
3. 地雷を踏んだらサヨウナラ
この映画を見て一ノ瀬泰造のHPを訪れたのですが、顔や雰囲気が浅野忠信となんとなく似てませんか? 私も遺跡好きで、昨年はタイのアユタヤに行ってきました。そこで首なしの仏像や半壊された寺院を見て寂しさを覚えました。ミャンマー人による破壊や略奪で荒廃したアユタヤとは違い、アンコールは内紛による戦禍に埋もれて荒廃していきました。地球とは創造と破壊を繰り返して成り立っているわけですが、戦争や侵略の過程で崩壊する文化遺産ほど虚しいものはありません。この映画を見て少しだけ考えさせられました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-28 23:07:53) |
4. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 確かに1時間半がすごく短く感じます。12人ひとりひとりの社会的背景や性格のズレが見事に描かれていて、それが討論の熱気へとつながる。最初はきれいだったそれぞれのワイシャツの胸や脇が汗でにじんできているところなんかとてもリアルでした。余談ですが、日本も近々裁判員制度が変わりますね。ひょっとしたら自分もこういった「人を裁く」立場になるかもしれません。もし自分がこの12人の中の一人だったら、この12人の中のどの人物に近いか考えてしまいました。時期的にも、非常に良い時期に鑑賞したと思います。 [DVD(字幕)] 10点(2007-02-27 17:57:47) |
5. 七人の侍
勇者・戦士・魔法使い・僧侶・武道家・エルフ・賢者の7人で冒険に出るという洋モノの話しはどこにでも転がっているように思えますが、そこに“武士道精神”が加わるとこのような素晴らしい作品になるんだなと、つくづく感じました。最高です。 [DVD(邦画)] 10点(2007-02-23 21:05:17) |
6. ジョー・ブラックをよろしく
《ネタバレ》 かっこいいブラピが車に衝突されるシーンから一気に引き込まれました。でもいかんせん長い。ブラピと恋愛映画が好きな人意外はうんざりかも。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-07 22:44:38) |
7. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 閉塞的な生活を送る障害者とその女性に恋をした大学生というシチュエーションから、もっと意外な展開を予測していましたが、後半は以外にもあっけない形で進んでいったなぁというのが感想です。恒夫の気持ちには共感できますが、「共感できないおもしろさ」をこの映画には期待していました。何も考えずに見始めれば十分楽しめる映画なのですが。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-22 00:26:51) |