1. 書を捨てよ町へ出よう
まともにレビューすると削除されることが分かっているので、婉曲的に表現する。 JTNewsの悪いところのひとつは、舞台で芝居を観たことがない人たちが、映画のレビューをしていることだ。 [映画館(邦画)] 10点(2023-03-28 05:00:44) |
2. 重力ピエロ
1時間32分。着想は悪くないんだが、このもってまわった小細工の羅列が腹立たしい。あらゆる意味で、無能だ。 久しぶりに不愉快極まりない映画を見た。 <- なんだ、既に言われてるじゃん! もうひとつ。 素材のわりにまったくかなしくない。驚異的だ、これを意味の喪失という。 軽妙なタッチや、家族愛はけっこうだが、 かなしくないなら、なぜ復讐(あるいは浄化)する必要があったのかね? まあ、イマドキの日本映画は無駄にニセモノの希望を提示しなければならないものらしい。 そして、だからこそ、今や日本映画は世界中から馬鹿にされているのだ。 [DVD(邦画)] 2点(2021-12-16 04:03:42) |
3. シックス・センス
ネタは、知っていました。いすが動かないことにも、気づいていました。だから、見ても面白くなかったかですか? とんでもない。母親と息子が初めて邂逅するラストシーン(正確にはラスト直前。ただし、心情的にはここがクライマックス)には、感動ですね。 7点(2003-01-20 04:27:36) |
4. 女優霊(1996)
こわくない。たぶん、それは事実。そもそも恐いかどうかは、どうでもよい。ラストも駄目すぎ。主人公がひきずられていっちゃうのは、興醒めする。それにもかかわらず、この20年くらいの日本映画では(アニメやテレビを除いて)たぶんベスト!撮影所の空気を感じられることがポイント。それから、心の奥底に常に引っかかっている映画があって、それを必死に思い出そうと、あるいは明確にしようとしてできない、ミョーな感じに共感できるかどうか。ちなみに好きなシーンは、ヒロインの所属プロの女社長らしき人(よく見る役者さん)が、ブルっときて、「なに撮ってんの?」って、きく冒頭のシーン。自分の想像以上に、共感する人が多かったらしい(ここのレビューではない)のは、意外。 8点(2002-12-21 23:06:10) |
5. シベールの日曜日
子供のころにテレビで見た。中学生だか高校生のころに映画館でリバイバルがあった時に、すぐに判った。ずっと、あれがなんだったのかと思っていた。すいません、ぜんぜん書けません。人生の中でもおそらくはベストです。ここでこれを書くのもなんですが、大昔の映画だけが輝いていることが、情けないです。 10点(2002-04-26 07:14:26) |