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Moccothさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 21

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1.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
一場物なのに飽きさせない展開。面白い。「顔の無い」被告を通じて「名も無い」陪審員たちの深層が浮き彫りにされていく!これはある意味『二重の謎解き』だ。被告の罪の有無と陪審の人間性の立証。挑むは我等がグランパ、ジャック・レモン。一見温厚なれど、その洞察力はナイフの如く鋭いコロンボ系。後半のレモン翁の台詞「被告人は貴方の息子じゃない!」には心底シビれた。そして最後に『第三の謎』が残される。決して解けない謎、即ち「全ての陪審の素性を手に取るように晒していった翁自身の素性は如何なるものだったのか?」。傑作の宿命ゆえか、映画である必然性が薄いのが唯一の欠点か。【吹替版の評価】
9点(2003-06-23 19:46:38)
2.  ジングル・オール・ザ・ウェイ
スタローンがコメディ廃業宣言したのは解る。苦労人顔にコメディは不向きだから。だけどシュワ氏には是非ともこの路線を続けて欲しい。でかい図体を持て余して東奔西走する様は笑い無くして直視できない。これは個人的見解だが、「二度見」をさせたらシュワの右に出るコメディアンは居ないと思う。
7点(2003-06-05 23:40:10)
3.  シックス・センス
『クライングゲーム』然り、オチ一発に賭けた「花火映画」は嫌いじゃない。一発勝負なだけに反復性が薄く、そこに重きを置いている身としては中々評価してあげられないのだが。この手の物語は欧米では珍しいのかもしれないが、何故か周囲に「よく見える人」が一人は居る日本においては、それほど驚く仕掛けでもないだろう。上質な『世にも奇妙な物語』クラスか。でもまあアリだと思う。
6点(2003-06-05 22:45:47)
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