1. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
《ネタバレ》 ていうか、これで終わりで良かったんじゃないの?と思うくらいの、初期(?)三部作の完結編でした。父と子の対立と和解、いくらダークサイドに堕ちたとしても人間から善が消えることはない、そして恐怖と力による支配も、団結力の前では全能ではないという我々が求める人類の理想すべてを描いていて、本当に心に響きました。 特に、これだけデジタルなSF世界を展開していながらも、やはり情であったり団結力であったりとアナログなドラマが軸となっているのがこの作品が長く愛されている魅力なんだなと実感しました。 まるで、ベトナム戦争のベトコンと米軍の戦いを思わせる、帝国軍を蹴散らすイウォーク族の姿や、勝利の宴そしてそれを見つめるダークサイドから帰還したダースベイダーをはじめとするジェダイの戦士たちの笑みを見ていると、この後物語を続けていく必要があるのかと疑問に思います。 (ちなみにエピソード7以降はまだ見ていません) [地上波(字幕)] 9点(2019-12-24 00:24:06)(良:3票) |
2. スペースボール
《ネタバレ》 これは、パロディとしても楽しいですが、一つのSF映画としても良く出来た作品だと思います。ストーリー的には、SF版「或る夜の出来事」に「スターウォーズ」等のパロディを織り交ぜた感じです。 もう本当に笑えるネタが満載で本当にここでは書ききれません・・・・・。その中でもピザ・ザ・ハットのインパクトは凄かったですね(ていうか、グロ一歩手前ですw)。他にもレンタルビデオが出てくるのも、メガ・メイドも・・・本当に挙げていけばキリがありませんw スペースボールのキャラクターグッズ欲しいですねw(ヨーグルトの人形とか・・・) しかし、80年代の音楽って本当に今聞くと安っぽいですね・・・(まあこの作品にはピッタリあってますけど) [ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-18 00:01:59)(笑:1票) (良:1票) |
3. スパイナル・タップ
《ネタバレ》 これは、ロック好きでロック雑誌を欠かさず読んでいたような人間にとっては最高に楽しめる映画ですね。ロックバンドの「いかにもありそうな」内幕がこれでもかとばかり描かれていて本当に面白かったです。 最後のオチがいわゆる「Big in Japan」というのも最高でしたね(王さんのジャイアンツユニフォーム着てるしw) [DVD(字幕)] 8点(2008-12-07 20:03:34) |
4. スタンド・バイ・ミー
ラストに流れるベン・E・キングの歌が本当に心に沁みますね・・・・・。大人になった今見ても輝きは薄れることはないですね。 しかし、キーファー・サザーランドが若いですねw [地上波(吹替)] 8点(2007-01-09 18:03:13)(良:1票) |
5. ストレンジャー・ザン・パラダイス
非常にクールな感じで、心地よい時間が過ごせる映画ですね。メッセージや情感に溢れた作品も好きですが、こういうスタイリッシュな格好いい作品も良いですね。 ストーリーは結構まったり進むんですが、フェードアウトが多用されていて非常にリズム感のある仕上がりになっています。 まあ、たいていの映画だと観ている途中で展開がある程度見えてくるんですが、この作品は最後まで読めませんでしたね。正直、「一体どうまとめるんだこの話を」と思いながら観ていました・・・・・。 ラストについては、「上手い!」の一言です。 スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの曲が凄くハマっていて格好良かったです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-18 17:04:30) |
6. スターダスト・メモリー
まさに、「81/2」のウディ・アレン版という感じの作品でしたね。随所にフェリーニっぽさが出てきて、それを見つけるのも面白い作品です。 「81/2」同様、非常に観念的な世界を美しい映像と美しい女性と共に描いている作品なのですが、それにウディ・アレン独特のユーモアが加わっています。(まあ途中で宇宙人との交流シーンも出てきますし・・・・) 『我々はみな神の映画館で上映されている映画の登場人物だ』というセリフが一番印象に残る作品でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-23 17:34:15) |
7. ストレート・トゥ・ヘル
《ネタバレ》 ジョー・ストラマーにポーグス、コステロ、コートニーおまけにジム・ジャームッシュまで出演していて、メンバーは本当に最高です。 まあ、内容は超B級で、これを「パンクだぜ!ロックだぜ!サイコー!」と感じるか、「何だこのしょうもない映画は・・・時間の無駄」ととるかは価値観次第って感じですね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-22 19:39:07) |