41. 推理作家ポー 最期の5日間
《ネタバレ》 配給がディズニーのわりにはグロテスクな作品でした。 グロには耐性あるのでそのへんは大丈夫なのですが、 ストーリーがいまいちピンとこない。 エドガー・アラン・ポー好きなら色々と 楽しめるのかもしれないが、知らないと そういう要素は全て素通りしちゃう。 そんでもって犯人が「え?こんな奴いたっけ?」 という印象(笑)。 実際、エドガー・アラン・ポーは「レイノルズ」 という名前を繰り返し呼びながら 後日死んだそうで、本作ではそれが 犯人の名前であるという大胆な解釈が なされている。 でも一本のミステリー映画としてみると 実に月並み。 [DVD(字幕)] 5点(2013-03-25 18:53:00) |
42. スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション
《ネタバレ》 前作から11年ぶりの新作ということだそうですけど、基本的には同じパターンの踏襲。ホラー映画の高次化といいましょうか、メタ・ホラーな作りは相変わらずです。時代が移り変わって今はネット社会になってますから、そういう新鮮なものも取り込んでまた新しい若い世代を獲得しようってことかな。往年のファンが一番楽しめそうな気もするけど。今のホラー映画はホラー映画もCGを駆使して、グロさもかなりのものになって映像的に凝ってるから、家の中追いかけっこしてナイフでめった刺しというのは、こうやってあらためて観ると凄くクラシカルな感じがするね。 映画オタクのどちらかが怪しいな~とは思っていたけど、まさか犯人二人と言うのは予想外だったな~。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-25 03:14:56) |
43. スリーピング ビューティー/禁断の悦び
《ネタバレ》 「エンジェルウォーズ」のエミリー・ブラウニング主演ということで興味本位で観てみたのですが、う~ん、どうなんでしょう。よく言えば、文学的、なのかな。音楽がほとんど亡く、全編実に静かな展開となっている。結局何が言いたいのかはわからず、特にラストはさっぱりです。ブラウニングちゃんも透き通るような白い素肌で全裸を曝け出してくれて、それはいいのですが他のヌーディストの人たちはどうにもぱっとしないし、特にじいちゃんたちのフル○ン姿を見せられても困ってしまう。ブラウニングちゃんの強烈なファンの方向きであり、それ以外の方にはちょっとお勧めできそうもありません。 [DVD(吹替)] 5点(2012-03-15 01:32:34) |
44. スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション
《ネタバレ》 なんだかんだ言って、このシリーズ全部観てますからねぇ。前作は映画館で観たけど、緑と赤のフィルムの3Dメガネで、あれを2時間かけて観てたら目が痛くなったのを覚えています(笑)。今回のは最新の3Dで、しかも劇場では匂い付きカードが配られて4Dとして公開されたんだとか。そうなると、もし次回作があるのなら次はなにをプラスするのかしらと楽しみでもあります。まぁそれはともかく、相変わらずのB級街道で凄まじいまでの下らなさなんですが、「過ぎ去った時間は取り戻せないんだ。だから時間を大切にね!」というメッセージは子供だけでなく大人にも訴えかけるもので、子供が子供でいる時間は短いのだから後悔しないようにというメッセージが込められていてファミリー映画としてもグッドです。前作から8年ぶりに登場した姉と弟がびっくりするほど成長していて、個人的にはそれが一番の見どころだったかも(笑)。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-02-08 19:35:39) |
45. スピーク(2010)
《ネタバレ》 これは、映画館で見るとけっこう怖かったかもしれないね。 手法的には、いわゆるモキュメンタリーというやつで、 廃墟ホテルに映画製作チームが突入し、様々な恐怖体験に襲われるという内容。 まず思ったのは、ずっとノーカットで回し続けてると言う点。 これは制作者達の純粋な挑戦と言うか、心意気のようなものを感じるし、演じてる本人たちも長々と台詞を覚えたんだろうな~、大変だな~なんて思いをはせながら鑑賞していました。 ただ、ドキュメント風に見せているが故に、それが逆に不自然さを表に出しちゃってる。例えば、カメラを床に置いても、常に登場人物がいい具合に入りこんできたり、カメラにノイズが入る(たぶん霊が来た事を表現してるんだろうけど)その映像が嘘くさすぎたり。そしてまた、霊の出方もかなり堂々としたりして、このへんはアメリカ映画らしいかなと思う。まぁ、完全なお化け屋敷ムービーなので、みんなでキャーキャー言いながら鑑賞するのが一番ふさわしい見方なんだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2012-01-30 00:43:11) |
46. スプリット
《ネタバレ》 シャマラン作品は、個人的には合う合わないがものすごく激しいんですけど、 これは合わない方のタイプの作品でしたね。 なんかもうパクチーみたいなもんよね。好きな人は大好き、ダメは人は全くダメ、みたいな。 最後まで見て、「アンブレイカブル」と繋がってる作品であることがわかったけど、あの作品も私は全くダメでした。 てか、アンブレイカブル見てない人にはサッパリじゃないですか?こう言うオチって。 そう言うやり口もなんだか好きじゃない。 [DVD(字幕)] 4点(2017-10-12 21:00:58)(良:1票) |
47. スマイリー
《ネタバレ》 まず言えるのは、全然怖くありません(笑)。 スマイリーだかなんだか知りませんが、 たぶんエルム街のフレディとかスクリームとかみたいに、 新しいホラーキャラを作りたかったんだろうと思います。 でもその顔がレースみたいなのに覆われて よくわかんなかったりして、ヴィジュアル的にいまいち 訴えかけてきません。ストーリーもよくあるタイプの流れで、 目新しさはありません。ただ、誰が犯人なのか、 あのオタク野郎か、それとも先生か、あるいは主人公の 妄想オチか、そういう全ての可能性を含みながら話が 進んでいくので、その点だけは悪くありません。 がしかし、あのオチは酷い、、、。あの連中の意図、 目的、さっぱりわかりません。 救いは主役の女性が美人であったことぐらいか、、。 [DVD(字幕)] 4点(2013-08-20 19:41:36) |
48. スマグラー おまえの未来を運べ
《ネタバレ》 う~ん、、、これはもう相性の問題なのかもしれないけど、僕にはさっぱりでしたね。バイオレンスを娯楽にということなのか、タランティーノ映画みたいなのを目指したんでしょうか。拷問シーンがエグイなんて書かれてる方もありましたが、個人的には全然そういうのは感じないです。なんでしょう、あまりにコミック的すぎるからなのかな。高嶋政宏のキャラはふざけすぎだと思うし。色調を落とした暗い画面作りはいいんですけど、闘ってるときの音楽がもの凄くダサダサ感醸し出してるんですよ。コメディとしてみても全く笑えないし。漫画は漫画のままのほうがいいんじゃないかと思っちゃいました。映像にすると、どうも陳腐に見えちゃう。石井ワールド全開なのは間違いないので、好きな人はとことん好きなのかもしれません。残念ながら、自分は真逆でした。 [レーザーディスク(邦画)] 4点(2012-04-17 20:01:27) |
49. スプリング・ブレイカーズ
《ネタバレ》 ラッパー姿のジェームズ・フランコと水着ギャル達のオンパレードな予告編に惹かれて観てみたのですが、自分には全く合わなかったです。フィットする人にはすると思うのですが、とにかく「空っぽな人たちによる空っぽな映画」という印象しか持てなかった。若者達の心理風景をそのまま映像にしたようなセンスは悪くないのですが、この破滅的なお話から教訓を汲み取ろうとするには、少し幻想的すぎたかなと思う。 [DVD(字幕)] 3点(2013-12-04 18:44:58) |
50. スパイダー・パニック!2012
《ネタバレ》 「スパイダーパニック!」が面白かった記憶があるので、 密かに期待して観てみたのですが、あれとは別物ですね、これは。 全然ハラハラドキドキしない。 クモもCG丸出しだし。あるシーンでは、 建物のガラスにカメラが映り込んでたりするし(笑)。 まぁ、B級ならB級で、ユーモアなんかを入れて笑かしてくれればいいんですが、 そういうユーモアも皆無で妙に真面目くさった作り。 巨大クモが人を襲うと言う時点でコメディなのに、 ユーモア無しはどうなのよ。 [DVD(字幕)] 2点(2012-07-13 09:35:25) |