41. スチュアート・リトル
《ネタバレ》 ねずみを養子にするという設定が、この作品世界では何らおかしいことではない、と観客に思わせる努力が全くなされていない。また、プロット的にもスチュアートがねずみである必要性が感じられない。おそらくねずみはユダヤ人のメタファーなのだろうが、導入が甘いためユダヤ人の姿が終始透けて見え、ファンタジー物として見られないのが致命的。 3点(2003-12-01 16:36:38)(良:1票) |
42. スクリーム3
《ネタバレ》 責任もってK・ウィリアムソンが書くべきだったんだけどね、このシリーズは。しかし、よかったこともある・・・ランディが出てきたぁ~~~!!!(笑) 3点(2003-11-30 21:02:46) |
43. スワロウテイル
金が人間性を狂わす現代社会にメスを入れた作品。しかしながら、欲張りすぎのまとまりのないプロットに、一つ覚えのセピアがかった映像処理で、全てが中途半端に終わってしまった失敗作。ごった煮ムービーもノリがよければ観られるが、気取りまくった映像美にはうんざりしてくる。チャラの歌がよかったので、甘めに採点。 2点(2003-12-02 17:59:56) |
44. スポーン
最新のSFXに『デビルマン』を彷彿とさせるキャラクター設定。これはひょっとするのでは、と期待したのが大間違い。隠し芸大会かと見間違うようなだらけたプロットにゆるい演出で観ていて眠気しか起きない。まぁ、スポーンのマントのCGが秀逸だったことだけ評価して、2点。 2点(2003-12-01 20:18:53) |
45. スペーストラベラーズ
大した事件を起こさずにも味わいあるドラマを紡ぐ岡田脚本と、事件で物語を動かしていかないと収まりのつかない本広演出。この二人の資質の違いが仕上がりに悪く影響してしまった。人質が犯人に協力していく過程も悪くはないが、そもそも犯人3人のキャラ設定がwetで今ひとつ弾けていない。深津絵里と安藤政信のロマンスもとってつけたようで浮いてしまっている。プロットの一貫性について再考を促したい。 2点(2003-12-01 20:00:04) |
46. ストーリービル/秘められた街
大ヒットドラマ『ツインピークス』の脚本家が手がけた作品で、路線的にも「2匹目のどじょう」を狙っている。しかし、残念ながら、D・リンチの独自性豊かなねちっこい映像もなければ、プロットにも軸がないため、ただただ退屈な時間が流れていくこととなる。気をつけろっ!「『●●』のスタッフ結集」というコピーは、他にウリがない証拠だ。駄作に決まってるんだぁ。間ァ違いないっ! 2点(2003-12-01 17:09:20) |
47. 素顔のままで
ラズベリー賞受賞も納得のふぬけたプロット。脚本家は本作で何を主軸に据えようとしたのか? サスペンス? ならば、しっかりとした盛り上げを。ユーモア? 奇人が出れば笑えるわけではない。親子愛のドラマ? 底が浅すぎるよ。あっ・・・もしかしてエロス? デミ・ムーアは肉体を鍛え上げてるけど、意図が伝わってないよ、彼女に。それに、残念ながら・・・デミの賞味期限はとっくに切れていて・・・(以下、自粛) 2点(2003-11-30 21:36:22) |