1. スチームボーイ STEAM BOY
途中から宮崎駿作品に見えて仕方がなかった。 『天空の城ラピュタ』の飛行石を巡る野心家達の争奪戦はスチームボールに置き換えられますし、空飛ぶスチーム城はラピュタそのものだし、最後のスチーム城崩壊シーンもラピュタのラストと同じ、主人公が空飛びまくりなのもそう。 ストーリイは誤ったテクノロジーの暴走というか怖さと最後は正義が勝つ!!っていう洒落にならないお粗末さ。何を今さら。そういうのはハリウッド映画に任せとけばいいのである。 メカニズムというか歯車・ピストン・各種制御装置・操縦といったものへの執着を作品にしたという印象。 親子の確執の描写は消化不良だし、スカーレットの存在も謎。だいたいオハラ財団のスカーレットってどういうこと?いつレット・バトラーが出てくるのかと本気で心配してしまいました。 何の意味があったのかいまだ不明。 確かに映像そのものは凄い。でもそれだけです。 ところでスチーム城は飛んで何をしようとしたんでしょうか? あ、それ言っちゃあオシマイか。 [DVD(字幕)] 4点(2005-06-09 11:21:14)(良:1票) |
2. スパイダー
《ネタバレ》 ドロボウの上前をはねるって設定ね。スパイダー=モニカ・ポッター=女郎蜘蛛ってことらしいけど中途半端。とことん悪に徹して成し遂げちゃえば良かったんだけどね。 なんで米国映画は正義は勝つってとこにこうもこだわるんでしょ。 映画をつまらなくしてでもそうしなきゃいけない、という脅迫観念に取り付かれてるとしかおもえない。 2年間かけて練りに練った計画・・のはずが出たとこ勝負のヘマばかり。間抜けな犯人にうんざり。その上前をはねようとする犯人たちも杜撰な計画で自滅。 モーガンフリーマン演ずる刑事が冴えた捜査をするわけでもない。 何を描きたかったのか?頼むから真面目にやれ。 [DVD(字幕)] 2点(2005-05-05 13:56:00) |
3. すべては愛のために(2003)
《ネタバレ》 題材は決して悪くはないのだが、散文的で何を描きたかったのかよくわからないまま、文字通り爆死。 サラがなぜニックに心惹かれたのか、いつのまにかそういう事になってたっていう描き方が浅すぎ。さらにニックがいつの間にサラを想うようになったのかも不明。 そういう設定ね、と念頭におけばわかる話ではあるが、これではいかんせん映画に入り込めない。言葉は悪いがエピソードの羅列に終わっており追っかけ女の悲劇にしかなっていない。 [DVD(字幕)] 3点(2005-02-09 02:05:49) |
4. スティング
製作当時は斬新だったのかな? チャラい音楽がかなりマイナスイメージに貢献してます。 それでも見た後の爽快感はあったので良しとします。 [DVD(字幕)] 6点(2005-01-15 22:07:39) |
5. スピード2
デフォーの怪演のみが目立った作品。 目立ちすぎて滑稽なほど。 過ぎたるは・・・の言葉どおり。 後はキャスティング・ストーリー全て駄目。 2点(2003-11-27 01:55:31) |
6. ストレイト・ストーリー
出会う人々は皆イイ人ばかりで安心して見れました。 何がイイのかうまく言えないけど好きです。 そういえば何年も前のことだけどNHKかなんかで自作のクルマで旅をする爺さん(確か南米が舞台)のドキュメンタリーを見た記憶があってそれとこの映画がオーバーラップしました。 8点(2003-11-21 02:10:50) |