1. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 鑑賞後、空虚感が襲ってきた。 死と言うものの何と軽い事か…。あるSNSで死にたがっていた私に、本作の主人公の様に「貴方は生きて」と言い、先だった知人を思い出した。 死は身近で手招きするもの。望むと望まざるに関わらず、命を掻っ攫っていく死神だ。 あなたは、その命を以て、人を生かせますか? [DVD(邦画)] 7点(2009-03-15 20:52:46) |
2. スターゲイト/SG-1
こっそりスタゲFANを公言してる私としては、TVシリーズは映画版と切り離して別格に好き…。 が、どんなに、オニール大佐がクダけっちゃっても。どんなに、スペイダー似のシャンクスさんを起用 しても「スターゲイトSG-1 2時間スペシャル!」みたいなノリは勘弁して下さい。 正直、辛かった…。何がって、微妙な下品さが…(苦) 4点(2004-09-12 12:28:08) |
3. スティング
改めて私に、映画の素晴らしさと可能性を教えてくれた大きな存在。 こんな凄い映画をリアルタイムに観られた人達は幸運です。この作品きっての大詐欺師 故J・ロイ・ヒル監督!貴方こそEntertainer だ! 騙されてこんなに気持ちが良くて、嬉しくなるのは「スティング」とサプライズ・パーティーぐらいなもの。ああ...観て良かった!! 10点(2004-03-27 15:14:57)(良:1票) |
4. スターゲイト
冒頭はSFロマンを期待できる、なかなかの雰囲気。紛いなりにもプロの手腕を感じられます。心に傷を負い、日々憔悴しきった生活を送るオニール大佐の設定も、少々浅い感があるもその後の展開上、良い味付けだと。頭が切れて好奇心旺盛、だが世渡り下手な、いかにも冷や飯喰らってそうな学者・ジャクソン博士もキャラ立ちとしては秀逸。 定石を踏襲している辺りで他の派手に目を引くSF作品とは違いがある。そんな感触に私個人は評価したいのですが… ストーリーは全体にアメリカ映画なのにどこか、らしくない回りくどさがある。一方で、端折り過ぎて呆気ないエピソードもあり、折角面白い発想なのに活きていないのが非常に残念。 隠れスタゲFANを公言(隠れてないじゃん!)している私としては文句無く10点献上!なんですけどねぇ~、惜しいコトしてます。断腸の思いで7点進呈いたします。 7点(2004-03-22 01:00:45)(良:2票) |
5. スリーピー・ホロウ
寒々しく、じっとりとした空気が画面を通して感じることが出来る映像面だけでも、結構甘い点数を付けてしまいそうです。プロット的にはあっさり薄味でしたね。その変わりコテコテとソースがかかっています。素材が良いのに、そのものを活かし切れていない辺りには何ともガッカリ。科学捜査で真犯人を突き止めるミステリー路線だと思って観てしまうとさにあらず!!と云う具合には腰砕けです。皆さんが仰る通り「ホントに本物が出るのかいな(呆)」がどうも....。どうせなら「バスカヴィル家の犬」を映画化した方が....おっと、あんまり叩くのは止めておきます(汗)イカボットのヘッポコぶりには爆笑でした(^^)これも、バートン監督のJ・デップ操縦術でしょうか?お話的には血ドバァー!なグロでスプラッターな印象なのに、この作品は大人しく、綺麗に仕上がっていてホラーより、ファンタジー感覚で観られてしまう辺りは流石と思います。ホースマンの出で立ちと剣さばきには惚れ惚れしました!奇声を上げるホースマン(ウォーケン)には正直恐怖でしたが…。 それから【HAWAIIAN610】様!私も同じ事思ってましたよ。『メリッサ』PV観て「絶対、スリーピー・ホロウ真似てるよなー」って! 全く関係ないと思いますが・・・・・って言うより、関係ありませんが「デッドゾーン」でウォーケンが「スリーピー・ホロウ」にに触れてるんですよ。ん?触れてるって程じゃないか…何となく個人的に“ニヤリ”がありました(笑) 5点(2004-03-22 00:58:57) |
6. スーパーノヴァ(2000)
《ネタバレ》 あれれ?点数低いッスね~。あ、当然か。←って自分も低いんですけどね。でも結構面白いシーンありましたよ。全体ツマラネ状態だから目立たないのかな?ほら、真顔でチョキチョキとか、洋梨ブランデーの作り方とか…って私だけですね、ウケてるの(笑)特典映像に「何でカットしちゃうのさ!?」とツッコミ入れちゃうシーンが多々あります。あれ見たら多少は笑える...じゃなかった(汗)消化不良も緩和される?でしょう。あ、されなくても私の所為じゃないですからね...。 4点(2004-03-22 00:57:34)(笑:1票) |
7. 水曜日に抱かれる女
スペイダーが出るだけで「B級」決定と云う定義付けが、既に私の中ではなされている。冒頭から抽象的な表現で、なんともスッキリしない雰囲気にあ~んぐり、ポカーンと鑑賞していると、ラストの展開に置いてけぼりを喰らってしまった!しょうがないので?2度目の鑑賞で、やっと『女(妻)』の遣りたかった事が理解出来た。魔性であるが、とても悲しい女性。静かに進行する<復讐劇>は恐いけど、やっぱりやるせない気持ちにさせる。一方夫は、表面上は「真面目なエリート」なのだが、強い“理想”を持っている。その理想こそが、原題の『DREAM LOVER』に直結していると思う。男性に留まらず、人間“理想”は誰しも持っている。でも、ここまで自分の“理想”に振り回されるのも珍しい例かと。私が一瞬で置いてけぼりを喰うハメになった夫の行動も、ひたすら疑念を抱かせた妻の行動もある種の『愛情』だった様にも思える。悲しい結末には少々消化不良に似た感覚になるが、どのみちあの夫婦にハッピーエンドは用意出来かねる…。あれでヨシ! 5点(2004-03-22 00:56:21) |
8. ストーリービル/秘められた街
『ツイン・ピークス』でD・リンチの右腕的な活躍だったM・フロスト初監督作品。そんな情報を手に入れてしまったばかりに“大きな期待”で臨んだ鑑賞...。見事にハズレた。如何にリンチ監督と面白い作品を手掛けた人物と言えど、「リンチ風」と言う名の薄皮を被せた『学生映画』では…。サスペンスらしく伏線を張り巡らせ、それらしく組み立てていくが、ストーリー展開は無理がある。ひとつ一つのエピソードに脈絡が無く「何故その事柄に手をつける?」と疑問の嵐。挙げ句、張るだけ張った伏線は無視!一体何がしたかったのか…? 法廷シーンの唐突さと意外な展開に「これだけ遣りたかったのね(苦笑)」と消化不良を抱えたまま鑑賞終了。脚本家としての腕は一流でも監督の腕は三流ですかね。 2点(2004-02-22 12:52:36) |
9. ストレイト・ストーリー
涙・涙・涙の感動作!ではなく、『ジン』と心に響く作品。老人の言葉や表情などにイチイチ感動している自分に可笑しくなってしまった。心労の多い方、最近忙しい方、是非オススメです。 D・リンチ監督作品-と云う観方ではなく、ただ観て下さい。それだけです。 10点(2004-02-01 14:57:01)(良:2票) |