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1.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 
色んなところで名前が上がる映画、ぜひ初代から観てみよう!おおー皮肉が効いてる。90年代の能天気さの延長に真正面からのディストピア設定。そして戦争。戦争の悲惨な現実をこれでもかと描写する。男女同権の未来設定が「女性が恥ずかしがらない」ことに表現されがちなのもこの時代はよくあった。  しかし映画が進むにつれて皮肉が皮肉に思えなくなってくる。未来の宇宙戦争なのに第一次大戦のような歩兵戦。悪ふざけを許容し合うバディ感。頼もしい鬼教官。仲間のために命を捨てる兵士・・・etc。それらがすべて肯定的に描かれる。極めつけにゲシュタポファッションの情報将校まで登場。これもやはり「頼もしい仲間」だ。原作はロバート・A・ハインライン。ナレーションはハートマン軍曹。やっぱり、「そういう映画」なの?  ポール・ヴァーホーヴェンはこの映画を全体主義やナチス賛美と受け取られて困惑したらしいが、当時でもこれが100%不謹慎と捉えられる世界ではなかった。ましてや2023年に観るとなると・・・。映画はヴァーホーヴェンのヴの字も知らない人だって観る。現代美術なら受取り方を言葉で指定できるが、映画は大衆芸術だ。  SFはその時代の延長線を描くので現代劇より時代性を強く反映することがあるが、この映画は1997年という平和でリベラルな時代の常識で創られている。この作品のメッセージが誤解されたとしてもそれは作品や作家の罪ではないが、少なくともこれからの映画はこの作品を他山の石として、作られた時代や作家の情報のようなメタ知識なしで伝わる工夫をする必要があるのではないかと思う。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-09 22:54:06)
2.  スター・トレック/叛乱 《ネタバレ》 
スター・トレックは深遠なテーマを扱うが、意外と中心となる核は単純だったりする。この映画は出だしからかなり良い。特にデータの暴走が良心回路の基づくものという設定はイカしている。アーミッシュのように伝統的生活を営む原始的種族が実は・・・という展開も美しい風景と相まって実に魅力ある。  だが中盤以降はなんだかその魅力が薄れてくる。巨悪に対抗するはずが、肝心の敵が全然「巨」じゃないんだよ。そしてなんと言っても不老不死を生み出す惑星に全員が惑わされ「ない」。ピカード以下クルー達もまったくその点に関しては自制心を崩さないし、驚くべきことにソーナ人も「復讐」の方がメインだったりする。おいおい現実世界でもちょっと長生きできる地域に金持ちが押し寄せたりしてるぞ。ここに焦点を当てればもっと深くなったのでは?パトリック・スチュワートも「若返った」と口で言わせるだけじゃなくてちょこっと植毛とか染色とかすれば説得力が増したのに。  ちょっと鬱陶しいのがSF的なギミックで、怪しげな数値や用語を叫んでる時間がやたら長い。そこは「ギミック」だと皆分かってるんでもうちょっとさっさと済ましてほしい。監督の副艦長にやけにおいしいシーンが押し込まれるのもご愛嬌。  全体的に惜しい映画なんだよね。不老不死、理想化されたアーミッシュ、連邦の陰謀との闘いと、テーマ的には掘り下げれば名作になり得た可能性があったはず。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-07-29 18:16:28)
3.  スター・トレックVI/未知の世界 《ネタバレ》 
対立軸が目まぐるしく入れ替わる、裏切りに次ぐ裏切り、どんでん返しに次ぐどんでん返し。各シーンは映像も演出も演技も本当に魅力的で、最初から終盤まで目が離せない。しかしそれだけに全体の整合性に疑問が残る。  そもそもは宿敵クリンゴン人を絶滅の危機から救うというアンビバレントなテーマがあったはずだ。しかし結局は魅力的な悪役、チャン将軍との闘いになる。そしてこいつの行動原理がよく分からない。助けられるくらいなら闘って死にたいのか?それでわざわざクリンゴン人絶滅を企てる連邦中枢と手を組むのか?流刑惑星でも結局はクリンゴン人が悪役だ。もう一人の悪役、ヴァレリス中尉もバルカン人役としては妙に表情豊かで最初から引っかかりがある。自由に姿を変えられるエイリアンもあんな使い捨て役なら出さないほうがいい。いきなり拍手で迎えられるラストも強引だ。  この映画は観ていてとても面白く、シリーズ最高傑作と言う人が多いのは分かる。しかし結局のところ悪い奴をやっつけて終わりというのはスター・トレックという物語が目指していたものと少し違うのではないかと思うのだ。
[DVD(字幕)] 6点(2017-07-30 21:00:16)(良:1票)
4.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
何度も観てるうちに慣れたが、まず最初に見た時カット割りがちょっと不自然な気がした。もうすこし各シーンじっくり長くするといいが、そうすると映画として成り立たないかも。評判の悪いジャージャーだが、個人的にはああいうのがいてもいいと思った。ドロイド軍団のCGはテカテカしていて興ざめ。役者はみな素晴らしいと思う。アナキン役のジェイク・ロイドもいい。立派な俳優に成長することを願っている。そしてレイ・パーク。一流の格闘家の体さばきはやはり別格。モール卿とジョン・ウィリアムズに+2。
[映画館(字幕)] 7点(2003-11-25 07:26:10)
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