1. スター・ウォーズ
私にとって「エピソードⅣ」の見所は、ベーダー卿とアレック・ギネスの戦いなんですよ。この映画を見た子供の時、ルークに気付いたオビワンが何故か戦いを途中で放棄し、従容と死におもむいたのか不思議でした。ともかくも老騎士の最後の姿としては秀逸です。新三部作になぜ感情移入できないかと言うと若き日のオビワンに気品が無いからなんですね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-09-17 22:01:41) |
2. 素晴らしき日曜日
ドキュメンタリーや「火垂るの墓」なんかより、この映画のほうが若いカップルなんかに反戦意識もってもらうにはいいんじゃないかと。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-14 02:02:40) |
3. 砂の器
《ネタバレ》 昔観た時は、ウルウルだったんだけど、今観ると、子連れで加藤嘉が出身村を出る話のところに無理がある。田舎の村は、先祖伝来何世代にわたり人間関係をつくっている場所でよそ者は、ハンセン病患者であろうとなかろうと残酷に追い立てられるのは仕方が無い。居座られるとその村の秩序・静謐が脅かされるからだ。秀夫が緒方拳巡査の家を出るのは、秀夫が頭のいい子だとして考えると、やはり父親がハンセン病患者だと知られている訳だから、巡査の村には安心していられないだろう。大阪の街に新しい生活の場を求めたのは、彼が父と別れ身軽になったのも影響していると思う。つまり、秀夫は病気の父が心配で加藤嘉のワガママ(息子と別れたくない)に付き合っていたのだと思う。 8点(2004-12-28 01:38:50) |
4. ズール戦争
《ネタバレ》 英国の”赤服”モノの最高傑作でしょう。主に槍と楯で武装した原住民に対するマルティニ・ヘンリー銃の2段打ち、3段打ちシーン(クロサワは、「影武者」でコレをやらなければいけなかったでしょう。)は、「ラストサムライ」でガトリング銃としてパクられています。 最後の決戦を控え、”ハーレクの戦士”(「わが谷は緑なりき」で有名)をウェールズ人兵士達が歌うところは、思い切り盛り上がります。 9点(2004-12-27 04:36:40) |
5. スパイ・ゾルゲ
《ネタバレ》 右翼映画「プライド」「ムルデカ」と同水準の左翼映画。これで程よく左右のバランスが取れましたね。w 5点(2004-08-21 21:31:01) |