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no oneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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1.  スターシップ・トゥルーパーズ3
相変わらずのあくの強さで、悪趣味な自分もさすがにちょっと引きました。軍国主義&宗教マンセーという世界を描きつつそのすべてをおちょくっているという風刺の仕方は面白いけれども、ここまでアホだと誰も真面目に受け取ってくれないんじゃないかと心配。
[DVD(字幕)] 5点(2009-04-21 02:04:28)
2.  スピード・レーサー
サイケデリック過ぎる映像は、真剣に観ているとこめかみが痛くなる。センスがぶっ飛びすぎてて、個人的には嫌いじゃないけど一般受けは確実にない思う。物語の深い味わいは望むべくもないが、センスがキレ過ぎているほどキレているのは確か。チンパンジーと弟が影の主役を張っているのがいい。人物がスライドしながらさまざまイメージを流していく回想シーンは斬新過ぎるし、雪の舞う格闘シーンなんかバカバカしくてかっこよかった。  面白いけど、人に薦められるかと訊かれたら自信を持って「NO」と言える。コケるべくしてコケた傑作――というか怪作。
[DVD(字幕)] 8点(2009-03-18 15:12:50)
3.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
このシリーズはいつも必要以上にピーターに肩入れして観てしまう。MJの尻軽ぶりには本気で腹が立ったし、ブラックピーターの勘違いっぷりには目を覆いたくなった。しかしなんといっても親友ハリーとの関係に決着がついたのがよかった。展開はべたで大雑把だったけど、前二作まで引っ張っていただけあってカタルシスが大きい。  アクションシーンもシリーズ中でいちばんよい。文字通りの意味でのジェットコースタームービーで、実際に空中を振り回されているかのような感覚には年甲斐もなく興奮。CGもすごいけど、カメラアングルが工夫されていて、よく観るとさりげない部分がとても上手い。サム・ライミのキャリアに支えられた力量を感じる。  脚本は強引という表現では生易しいくらいの力技だけど、個人的には許せた。まず伝えたいテーマ、いわせたい台詞があり、それに向かって物語を組み立てていったのがわかる。ほとんど愚直なまでに真っ直ぐで、表現としては拙いのだけれどもその真摯さにかえって好感を覚えた。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-24 23:58:59)
4.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
マンホールの蓋を持った半裸のおっさんたちを見たときはどうかと思ったけど、あまりに現実離れした世界観のせいでどうでもよくなった。戦闘シーン以外でも雲間から差す陽光などが異様な金色をしており、神話的な雰囲気を醸し出している。けれどもザック・スナイダーのセンスというのは良くも悪くも現代的で、どんなに神々しさを強調しても重厚さに欠け、歴史ものよりは音楽のPVに向いた才能だと感じさせる。  脚本は半ば確信犯なんだろうけどやはり薄味で、人間ドラマ的な部分がまったく感動できないのはちょっと残念。加えてペルシア軍側の過剰な脚色(どうみてもサウロンの配下)には笑いを堪えられない。エンドロールに至っては神話性が完璧に消失し、まったきプロモーションビデオと化してしまう。『ドーン・オブ・ザ・デッド』でもそうだったけど、どこかしらロックンロールせずにはいられない監督なんだろう。  これを軽薄と受け取るか、あるいは個性的なセンスと捉えるかは人によるだろうが、自分はどちらかというと、後者。諸手をあげて絶賛はしないけど、鮮烈な世界を創り上げていることは確かだし、同監督の次回作はチェックしたい。こんなにメタリックなファンタジーは過去になかった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-10-23 03:30:01)
5.  スネーク・フライト 《ネタバレ》 
これは…噂には聞いていたけれど、想像を超えてくだらない……! 原案は小学生男子といわれても素直に信じてしまいそうだ。無駄に下ネタも多く、エロに絡めて殺された人が少なくとも四人はいた。  大量の蛇が襲ってくる絵は映画的にどうなのと思ったけど、地味に嫌。こんな死に方はごめんだという場面のオンパレードで、別に蛇嫌いじゃないのにすごく不快だった。蛇も嫌だがハイヒールで踏み殺されるのはもっと嫌だ。何よりやけくそになったサミュエル・ジャクソンのせいで墜落死するのがいちばん嫌だ。あきらかに蛇よりお前のが脅威だろサミュエル。  なんていうか、酒の席で泥酔してくだらないネタで盛り上がって、すごい楽しかったんだけど翌日になって何があんなに面白かったんだろう、バカじゃね? って冷静に振り返ってしまう、そんな感じの面白さだった。つまりバカだった。
[DVD(字幕)] 6点(2007-06-15 01:49:02)(笑:2票)
6.  スウィングガールズ
女子高生の集団は見た目は可愛い。だが内面は獰猛な獣の群れも同然――とかねがね思っていた。この映画の彼女たちはまさにそんな感じ。  青春ものということで、もっと成長や恋愛にスポットを当てているのかと思ったら、いさぎよくエンターテインメントに徹している。これはこれで悪くない。でも主人公らに次々と降りかかる困難に直接音楽に関係ないものが多く、設定を生かしきれていないと思った。たんなるドタバタの印象が強い。音楽の見せ場も主にラストだけで、中盤にもう一つくらい印象的なシーンがあってもよかったんじゃないだろうか。  DVD特典であるメンバー一人一人のプロフィールが秀逸。脱力系のユーモアに満ちたエピソードの作り方がほとんど神がかり的に上手く、この点前作を超えている。矢口監督には純粋なコメディを手がけてみて欲しいと思った。 この映画で一番好きなのは、偶然川越しに演奏していた二人が相手の出す音に気づき、うれしそうに曲を合わせるシーン。音楽で心が弾んでくるようすが観ていて伝わってきた。  音楽ってこんなに楽しいよ、人生ってこんなに楽しいよ、という明るい作品。気分が落ち込んでいるときに見ればいいかもしれない。
[DVD(字幕)] 5点(2005-08-30 13:49:40)(良:1票)
7.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
ピーターが自分の夢を捨ててスパイダーマンとしての人生を選ぶ場面は、不覚にも涙腺にじわっときてしまった。実は自分も、好きな道と人を助ける仕事を秤にかけて悩んだ経験があり、ピーターの悩みが他人事とは思えなかったのだ。結局は前者の道を選んでしまった者にとって、スパイダーマンになる道を選んだピーターの姿は眩しく、羨ましくてならなかった。こんなに情けなくてかっこわるくて、共感できるヒーローは他にいない。敵役に存在感がないためかヒーローものとしては正直あまり好きではない作品だが、青春ものとしては個人的に忘れられない作品となった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-26 12:56:24)
8.  スイミング・プール 《ネタバレ》 
ランプリングの存在感。神経質で底意地の悪い感じ、単なる狂人ではなく、どこかが壊れた普通の人、といった人物造形が絶妙だ。こういうオチはありがちだが、それを多重人格のようなセンセーショナルなネタを使わずに作家の創造性で説明しているのがいい。日の光にゆらめくプールの水面、裸で泳ぐ若い女、唐突に行われる殺人……これはいわばプールにぷかぷか浮んでまどろんでいるうちに見た白昼夢のようなものだったのだろう。心地よく、美しく、幸福感に満ちた、しかし背筋が冷たくなるような狂気もかいま見える夢。楽しいけれど、油断すると何かに足首を掴まれて水中に引き込まれそうな、得体の知れない不安がある。プールからあがった後、楽しく泳いでいたはずのプールが、実はある女の心の中だった、というぞっとする真実に気付かされる。
[映画館(字幕)] 8点(2005-01-16 02:54:14)(良:1票)
9.  ストーカー(2002) 《ネタバレ》 
非常にリアルで、抑制の効いた脚本がよい。アメリカで異常者をテーマに据えつつも殺人事件のひとつも起きない映画が作られるとは思わなかった。また、これは深読みかもしれないが、一応心理学をかじった経験のあるものとして言わせてもらうと(生意気ですいません)、最後にサイが児童ポルノに異常なほど激昂する姿は、彼に性的虐待を受けた過去があることを匂わせる。自分の中に閉じこもり、対人関係をまともに作ることができず、ちょっとした罪を許せない潔癖さを持つ、どこか幼稚な男。その孤独で哀れな姿が心に残る。  また、映像が全体的に人工的な白と青で覆いつくされているのが強烈だった。ロビン・ウィリアムズも髪の色をほとんど白に近いブロンドにしており、色素の薄い印象を与える。この人工的で整然とした風景は、サイ自身の神経質で潔癖な精神世界を表しているのだろうか。  犯罪者の心理世界を克明に描いた点では『アメリカン・サイコ』に似ているが、この作品にはリアリティと、独特の品がある。サイコ・サスペンスとしてではなく、哀しい男の心の軌跡を描いた人間ドラマとして一見の価値がある作品。
7点(2004-02-28 05:27:30)
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