1. 世界で一番パパが好き!
《ネタバレ》 ○結局主人公は何も変わっていないんだよな。すべて自分のため。せっかく面接の機会を取り付けてくれた奴の顔は潰すし、せめて一報入れるくらいの配慮というかシーンがあったら少しは印象も変わったはず。○また、住民を説得する場面と面接をやめて娘に会いに行くシーンは割と重要なのに、説得の場面では身振り手振りだけで何言ってるのかをこちらに伝えない手法だし、娘に会いに行くきっかけがウィル・スミスとは。伏線としてもありと言えばありなんだが、少しせこい。○そして、リヴ・タイラーに関しては出てくる意味があったのか疑うほどの存在。親子ものなのに、親子で見せるには下品。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-09-03 09:08:07) |
2. ゼロの未来
《ネタバレ》 ○いかにもギリアムの世界。美術や背景に出てくるものを見るだけでも楽しめる。○色っぽいベインズリーを演じたのが「海の上のピアニスト」で美少女だった女優とは驚かされた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-18 22:11:35) |
3. 戦国自衛隊
《ネタバレ》 ○もっとアクションを前面に押し出した映画かと想像していたが全然違った。○いつもの角川映画だった、悪い意味で。いちいち仰々しし、演出が古臭い。○無理なお涙頂戴やしつこく流れる音楽などなど。○群集劇にしたことで、各エピソードへの掘り下げが浅く、散漫になってしまっている。○また、タイムスリップものなのに、時代考察が全くない。そんなのを無視するならコメディ映画にすればいい。○現代のシーンの必要性も感じない。○現在安保関連で話題に上る自衛隊ですが、こんなに人を殺していいんですかね。○著名俳優達のわずかな出演には意味があったのだろうか。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-10-18 01:24:20) |
4. セッション
《ネタバレ》 ○まるで映画自体がフレッチャーのように飴とムチ(と言ってもムチメインだが)を巧みに使ってくる。○鬼教授のフレッチャーの厳しさに対し、たまに顔を出す恋愛要素と父親とのシーンだが、そちらも徐々に緩衝材としての役割を失い、どんどんフレッチャーに支配されてくる。○そのフレッチャーに対峙するあか抜けない主人公というのもグッド。○こちらのアドレナリンも全開になりつつあった発表会での失態からどう展開するかと思えばまさかの再会。○再び訪れた発表会でのフレッチャーのえげつない仕打ち。意地とかプライドとかを凌駕するラストの演奏シーン。これほどまでに惹きつけられ、かつこっちまで疲弊してしまうような演奏シーンはかつてあっただろうか。○なかなかオシャレな音楽こそ流れるが、そのおしゃれな音楽を作り上げるまでの泥臭い、汗の滲む努力が感じられる。主演・助演の二人の演技にも脱帽。 [映画館(字幕)] 9点(2015-07-27 21:39:09)(良:2票) |
5. セックスと嘘とビデオテープ
《ネタバレ》 ○何とも言えない設定を魅力的な4人のキャストで魅せる。ただ、ちょっとタイトル通りすぎやしないか。ぐっと引き寄せるタイトルではあるが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-17 22:23:31) |
6. 世界にひとつのプレイブック
《ネタバレ》 ○面倒が多い家族だなと思いながらも、パットとティファニーのやり取りには徐々に引き込まれた。○最後に見せ場も作ってあり、それなりに盛り上がった。○ラッセル監督は役者の魅力を引き出すのがうまいのか、役者たちの演技も楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-06 18:52:08) |
7. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 ○正直言ってあまりよく理解できなかった。暗に意味するところについては自分なりにもいろいろ考察してみたいとは思ったが。○しかし、結局のところラストのあのセリフがこの映画の印象のほとんどを占めてしまうのは事実。たしかに強烈だな。○あとは音楽が良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-30 21:18:53) |
8. ゼロ・ダーク・サーティ
《ネタバレ》 ○これだけの時間に表現してもまだまだ隠された事実はあるだろうが、かなりの力作といえる。しかし、娯楽の観点からみると徐々に面白味が少なくなってくる。○徐々にテンポが悪くなってくるのは解決までに時間がかかるのを意図していないと思うが結果的に表現されている。どこか疲れた表情の主人公もいい塩梅に。 [映画館(字幕)] 6点(2014-03-09 22:14:37) |
9. Z
《ネタバレ》 ○多くの登場人物と引き起こされる展開に次々と明らかになる新事実と見応えあるポリティカルサスペンス。なかなか引き寄せられる作品。○ただ、暗殺の詰めが甘かったり、供述に似たような表現が使われたりともう少し作り込んでほしいと感じた場面もあった。○しかし、ラストには驚愕させられた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-31 23:59:34) |
10. 戦火の馬
《ネタバレ》 ○スピルバーグらしい絵作り、展開なのだが全体として可もなく不可もなくといった印象。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-31 23:54:41) |
11. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 ○緊張の1時間半。表現に語弊があるかもしれないが本当に無駄がない。○割とSF映画にありがちな要素を踏襲しつつ、宇宙空間に二人のキャストで描かれる世界と決まったといわんばかりのエンディング。新たなSF名作が一つ生まれた瞬間だと感じた。○強いて言うなら音楽はもっと少なくても良かったが、映画館で楽しむべき作品。 [映画館(字幕)] 9点(2013-12-15 20:40:25) |
12. 戦争のはらわた
《ネタバレ》 ○巨匠ペキンパーだが、あまり合わないのかな。表現が割と直球なんだが、不器用というかしっくりこなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-22 23:12:00) |
13. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
《ネタバレ》 ○壮大な雰囲気の割に、小汚い薄情な男の話。○ダニエル・デイ・ルイスはさすがの存在感だが、感情移入できず。 [DVD(字幕)] 4点(2012-01-09 21:41:44) |
14. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 ○すがすがしい作品。あざとい演出もなく、スマートな仕上がり。映画館でレイトショーなんかに見たい作品。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-10 11:31:48) |
15. 戦火の勇気
《ネタバレ》 ○「羅生門」をモチーフにしたなかなかの良作。それぞれの証言による展開、メグ・ライアンの証言ごとの演技の違いなど見所もある。○設定上、ナットにも負い目を感じるエピソードが必要なのはわかるが、メインストリーとはあまりにも繋がりがなさすぎる。そこが残念。○他ではあまり見かけないが、ルー・ダイアモンド・フィリップスの自信と迷いの両方を秘めた演技はなかなか印象的であった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 10:33:56) |
16. セルピコ
《ネタバレ》 ○後の映画のセリフでよくセルピコが出てくるのが納得できた。○セルピコが正義感溢れる警官になる経緯がもっと明確に描かれていればさらに感情移入できたはず。○ニューシネマ期の作品なのでてっきり殺されて終わりかと思った。○アル・パチーノの熱演が光る。後に見られるオーバーアクトもそんなに観られない。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-15 08:58:21) |
17. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 ○捕虜は軍人らしく生きるため敵の作る橋を全力で作り上げる。一方でシアーズらは敵の勢いを止めるため敵の橋を破壊しようとする。皮肉と言うべきか、素晴らしい脚本構成。○ニコルソンがシアーズと再会し、「自分は何をやっていたんだ」と感じ、あっけなく橋は爆破されてしまう。皮肉にも、偶発的だが橋の建造を指揮した自分で。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-04 09:47:25) |
18. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
《ネタバレ》 ○正直言って下らない映画。○話は散漫としているし、結局何が言いたいのかさっぱり。○エドワード・ノートンが青年役というのは新鮮で、オープニングから歌い出したのはかなりの衝撃かつ貴重。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-23 17:25:46) |
19. 青春デンデケデケデケ
《ネタバレ》 青春モノの王道。ちょっとした映像的遊びが安っぽくも見えたが、総じて面白いと感じた作品。感動という感動もないが、楽しく観られる。オープニングのクレジットを観て浅野忠信を探していたが、今とは全然違うのでびっくり。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 13:44:08) |
20. 切腹
《ネタバレ》 なかなか良いテーマを時代劇で表現した佳作。ただ、中盤がだらだらしすぎ。もっと簡潔にまとめるべきだった。ラストももう少し潔く死んでも良かったと思う。でも、最高のテーマとキャストに恵まれ、時代劇にして異色の作品となっているのは言うまでもない [DVD(邦画)] 7点(2008-09-09 14:53:03) |