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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2265
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり 《ネタバレ》 
 モラルと品性かなぐり捨ててますね。  なんか小学生の頃に、この首を持ち歩いている人を見たことがある・・・もしかしてこの映画見た事あったのだろうか。  なんにせよ、ゾンビものではありますし、それなりに面白いのですが、この映画を見て気付きました。  きっとゾンビ映画に惹きつけられるのは、そこにサバイバル要素があるからですね。何かから逃げる、脱出する、生き延びる。そこにスリルと感動があります。  この映画はそのタイプではないので、いまいち熱くなれませんでした。でも面白いですよ。普通に。下品ですけど。
[DVD(字幕)] 7点(2012-04-13 03:45:14)
22.  ゾンビ・ナイト(TVM)(2013) 《ネタバレ》 
 B級ホラーにしては映像がきれい。いまどき珍しい、何のヒネリもないどストレートなゾンビもの。お墓から出てくるシーンがあるの何気に嬉しい。  これはもう往年のゾンビファンに向けたファンサービスのような映画。  個人的にはこのノロノロ歩くゾンビがやっぱり好きだなあ。  ただこーゆーホラーあるあるで、とにかくみんなどんくさいの。なんかいつでもどこでもグズグズしてるの。そりゃそんなグズグズしてたらそりゃやられちゃうよねってくらいグズグズしてるの。  序盤で、女友達がなぜかお墓のほうにひたすら走りだしたときから、ちょっとだけ嫌な予感はしてたんだ。  グズグズしているだけでなく、結構ありえない行動多いから、そのあたりで面白さが半減しちゃってる感じはあります。もったいない。  そういえばこの映画って、バイオハザードっぽいシーン結構あります。映画じゃなくでゲームのほうの。しかも新しいほうではなくて、割と初期のほう。バイオ2とか。あとはロメロゾンビ、それからウォーキングデッドの影響も受けてそうです。  どれもノロノロゾンビの代名詞のよう作品ばかりですから、絶対影響受けてると思うんですよね~。  だから新しさとかは皆無なゾンビ映画なんですが、ゾンビ好きが見たいものを見せてくれるって感じです。
[DVD(字幕)] 6点(2023-12-12 04:05:39)
23.  ゾンビ・ハイスクール(2012) 《ネタバレ》 
 ゆるゆる系ゾンビ映画。ほどほどにグロく、ほどほどにおふざけ。  ちなみにホラーとなっていますが、ホラー要素はほぼ皆無ですのでお気をつけください。  個人的にはもう少しサバイバル感の感じられるゴリゴリのゾンビものが好きなんですが、これはこれでアリ。  実は主人公は感染していて、最後のキスシーンで女の子の舌をかみちぎるものだとばかり思っていたのですが、全然違いました。もっとベタで安直でした。  いよいよ追い込まれたら、突然強くなっちゃうメガネ男子。いいぞ、そのご都合主義!好きですよ~。  登場人物はみんなおばかだけど、許せるタイプのおばかさん。バカはバカなりに、生き残ろうとひたむきなのは好感がもてます。  図書室でのまったりダラダラはちょっと長すぎて、ダレちゃうのがもったいない。  みんながふっきれて、ゾンビ相手にバトルをしかけるような、爽快なシーンがあっても良かったかもしれない。  てきぱきとメガネを修理する、良い伏線を用意して、一応その伏線が活かされてはいるんですが、ちょっと弱いか。  ネズミゾンビはいくらなんでもチャチすぎ。あれだったら出さないほうが良いです。  ウケ狙い?だとしても出さないほうがウケます。  まあでもネズミゾンビも含めて、この映画の妙に素人っぽい、絶妙にダサい感じの作りが、何やら懐かしさを感じさせて嫌いではないなぁ。。。。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-18 03:14:27)
24.  ソルト 《ネタバレ》 
 うーん。こーゆー映画で後味が良くないっていうのはどーもなー。  その過程において理不尽だったりフラストレーションが溜まったりするのは別に良い。その分あとで盛り返してくれるのであれば問題ない。ですがこの物語は早々にその芽を摘んでしまいます。  イブリン・ソルトの最優先事項は愛する旦那の救出。そのためのプロローグの北朝鮮救出エピソードではないんでしょうか。実際あれで私はソルトというよりソルト夫妻の幸せを願うようになったわけです。短いエピソードですがラブストーリーとして良かったと思います。  だとしたら、あんなに早く旦那を始末してしまうっていうのは完全に映画として失敗だったように思うのです。  それはソルトにとっての最終目標にすべきだったんじゃないでしょうか。  例えば、『核ミサイルと旦那、どっちを選ぶ?』みたいな展開にもできたと思うんです。  愛する夫が殺された挙句、その復讐まで早々と終わってしまいます。  仕方なく旦那を殺すしかないシナリオになっちゃったのなら、せめて復讐のカタルシスを感じさせてほしい。旦那の死もあっさりなら復讐もあっさりで、その後の展開なんてどーでもよくなっちゃいました。  それに、ロシアの大統領を狙うのは、夫の命を救うためだからわかります。  じゃあ夫を失い、復讐も果たしたソルトはいったい何をモチベーションにスパイを続行したのか。その流れも動機も理解できず、この辺から自分の気持ちは映画から離れてしまったのでした。  ストーリーが面白い、面白くないという以前にあまり好きじゃないです。  でもそれでも最後まで見せきるテンポの良さと、立体的かつスピード感のあるアクションは良かったと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-11-21 16:11:08)(良:1票)
25.  ゾンビ大陸 アフリカン 《ネタバレ》 
 かなり真面目に作られたB級ゾンビ映画。  ゾンビは『のろのろタイプ』。私の好きなタイプです。  緊張感あります。緊張感の作り方はややずるい。  画面を暗くする。視野を狭くする。アップを多用する。突然目の前にゾンビが出てくる。  手法として否定はしませんが、それに頼りすぎるのはどうかと思います。そればっかりだとお化け屋敷です。  登場人物は少ない。  モブキャラはいっぱい出てきますが、メインは2人だけ。  ゾンビ映画では『サバイバル』『人間ドラマ』の2つをいつも楽しみに見ています。  ですので、私にとって登場人物の人数ってのは極めて大事。  やはり5人以上は欲しいところですね。  まったく立場も違えば国も違う2人が協力していくっていうシチュエーションは嫌いではないです。  ですが1人が退場すればあっという間に1人ぼっち。しかもその退場の仕方が寝込みを襲われるっていうのはどーなんでしょう。ってゆーか普通あの環境下で2人共寝ますか?交代で見張りにつくでしょう。  最後が八方塞がりのバッドエンドで終わっちゃうってのは終末感が出て良かったのですが、後味はよくありません。  サバイバル系のカタルシスはぎりぎりの状況下をくぐりぬけて最後は助かるというその1点のみ。  実はロメロ作品ではその終わり方が非常に多いのです。  ただゾンビ映画としてのクオリティは守っているし、この映画の雰囲気は大好きです。  時間は長すぎ。
[DVD(字幕)] 6点(2021-03-29 16:59:08)
26.  ゾンビハーレム 《ネタバレ》 
 ゾンビものは好きなのでとりあえず鑑賞。とは言え、駄作オーラ全開のタイトルに、期待は全くしていませんでした。  で、思っていたよりかは力作。というか意欲作。一風変わったゾンビ映画を、わりと真剣に作ってみた感じです。  ゴア描写もB級作品にしては力が入っています。  玩具、アパレル、精肉、民家、教会、様々な建物に侵入するのがちょっと面白い。どの場所においても惨劇の残り香を漂わせる風景が用意されていて、こんな映画にもイギリス人のきまじめさが反映されている気がします。  ただ、ゾンビものとしては結構中途半端な出来なのは否めません。  指を切り落とすデブ女ゾンビに捕まるシーンや、精肉店ゾンビなど、怖さを感じさせるインパクトはところどころにあり。ですがそういった恐怖演出的見所がすべて単発。ホラーとしてはやや失敗。  かと言って笑いのセンスが良いとは言い難く、コメディはすべり気味。  登場人物が悪い意味で馬鹿すぎるのもマイナス。  何をしたいのかわからないシーンが多いうえ、ミスや油断も多く、反撃のカタルシスなんてものは得られません。  また、ゆきさんの意見に同意見で、こーゆー映画だからこそマットやパトリック、バンクシーを殺すべきではなかった。  最初から最期まで突っ走る感じのノリは嫌いではないです。
[DVD(字幕)] 6点(2020-09-17 13:32:15)(良:1票)
27.  ゾンビ・ガール 《ネタバレ》 
 本当に好きな相手がゾンビに・・・ではなく、別れようとしていたサイコ女がゾンビになるわけですから、ただただはた迷惑なだけ。  そこには『好きな人を助けてあげられない苦悩』とか『それでも好きでい続けられるか』なんてものは一切描かれません。そもそもゾンビになっていなくても、この女性と別れ話になったら血の雨が降りそうです。むしろゾンビになっちゃったことで、別れることへの大義名分を与えてしまった気さえします。  オリヴィアがとても魅力的。イヴリンも一方的ではあるが一途。いっそ普通の三角関係ラブコメにしちゃったほうが面白かったんじゃないだろうか。  こーゆー人の感情が残ったゾンビドラマって今まで結構見てきたけど、本作はそーゆー設定の必要性が最も希薄な気がします。  オリヴィアがとっても良い娘だったので面白かったけど、彼女がいなければとても見ていられません。少なくともゾンビものとしては楽しめない作品です。ラブコメとしてもホラーとしても中途半端です。
[DVD(字幕)] 6点(2020-09-08 03:30:28)(良:1票)
28.  孫文の義士団 《ネタバレ》 
 ちょっと長いです。  かの有名な辛亥革命の前日譚。革命の指導者孫文来航。その目的は革命の打ち合わせ。清朝は孫文抹殺のため、暗殺部隊を送り込む。革命家達は孫文を守るため、影武者をたてる。ざっと言うとそんなストーリー。  未来の中国のため。父の無念を晴らすため。別れた妻と娘の生活を守るため。恩義を感じる者。ただ頼まれただけの者。それぞれの個人的な目的がちょっとリアル。  ただそこをリアルに描こうとしすぎて、前半が長く、重い雰囲気になってしまいました。  写真館の娘と婚約した青年をはじめとして、誰も彼も死亡フラグたちまくり。実際、そのほとんどが帰らぬ人となってしまう。  アクションは文句なしに素晴らしかったです。それぞれが抱える人間ドラマが、アクションの緊張感をより一層高めます。孫文が来てからのラスト40分の攻防は、手に汗握ります。有能で善良な人間が次々と命を散らしていきます。一般的なカンフーエンターテイメントとは、やっぱ違います。歴史ものや戦争ものは、内容が重くてちょっと苦手です。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-21 00:21:11)
29.  ゾンビ処刑人 《ネタバレ》 
 タイトルが良くない。『ゾンビ処刑人』というのは、劇中の1エピソードにすぎない。これでは勘違いしてしまいます。  この作品の本質は、『もし死んだ後、ゾンビになってしまったら』というある人間の悲劇を描いたドラマだと思います。だから、原題の『The Revenant』を変えるべきではなかったと思います。  レヴェナントとは、『亡霊』とか、『帰ってきた人』とか、そういう意味です。主人公のバートは戦場で死んだはずなのに、なぜかアンデッドとして蘇ってしまう。親友ジョーイのもとへ行き、助けてもらう。でもそれがきっかけになり、結果ジョーイは死ぬこととなりバートと同じアンデッドに。さらに、女友達のマティはジョーイに成り行きで殺されてしまい、彼女のジャネットは自らの手で殺してしまう。ジョーイとは仲たがい。結果、ジョーイたちを恨んでいる別のアンデッドに逆恨みされて、ジョーイはバラバラにされてしまう。  せっかく現世に生き返ったのに、間接的にせよ、直接的にせよ、自分のせいで自分の大切なひとたちをみんな失ってしまうわけです。  生きる意味を失ったバート。死のうとするバート。でもアンデッドだから死ねない。どんなに頑張っても死ねない。で、ついに彼は自分がアンデッドとして生きることを受け入れてしまう。今までは『強盗』や『麻薬ディーラー』しか襲わなかったバート。『悪党を退治している。世の中のためになっている』という大義名分をかざし、なんとか『人間』でいようとしたバート。でもついに終盤、電車で何の罪もない人を、『自分の欲望のため』に殺してしまう。  だから、これはレヴェナントを題材とした人間ドラマなんです。それに、こーゆーテイストでいくのなら、コメディタッチは余計。コメディタッチでいくのなら、もっとダークヒーロー的爽快感でしめくくってほしかった。  でももっと言うなら、『ゾンビ処刑人』というタイトルから、『ゾンビになった正義の味方が暗黒パワーで復讐を成し遂げる』的展開を期待しちゃったのです。変な先入観を持たされてしまった。罪なタイトルです。
[DVD(字幕)] 6点(2018-05-17 03:43:59)
30.  ゾンビ自衛隊 《ネタバレ》 
 B級感満載の映像。安っぽい演出。緊張感の無い音楽。棒読みのセリフ。どれをとっても『ザ・B級』。キング・オブ・B級。いや、もうC級くらいかも。  ですがこの作品、おっと思わせるようなゴア描写や、迫真の演技があったりします。確かに、自衛隊の隊長の演技はそーとーひどい。けど主役を演じた渡瀬やメガネ君の演技はなかなか良かったと思います。  また、要所要所でジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』へのオマージュを感じるようなシーンもたくさん。ゾンビ作品への愛を感じます。  よってこの作品、安っぽいうえにハチャメチャながらも、いたって真剣に作られているので、妙に見応えのある作品になってます。  真っ二つにされる宇宙人。ぺらぺらしゃべる青年将校ゾンビとの一騎打ち。ラストのUFO大襲来に富士山の噴火と、確かに苦笑と失笑もたくさんある。だけどその一方で、クソB級と捨てきれない愛すべきB級ゾンビ映画に仕上がっているのは間違いありません。  最後に個人的な好みを言うと、『奥歯スイッチを入れてからの友里』はもう少し強くても良かったんじゃないかな。
[DVD(邦画)] 6点(2017-12-04 01:45:05)(良:1票)
31.  双生児 《ネタバレ》 
 冒頭の蛆虫くん。眉毛の無い人々。映画全体に得体のしれない存在感とわけのわからん迫力があります。ミステリー?ホラー?この謎めいた雰囲気が良いですね。ただ、ミステリーの要素は思ったより浅いものでした。ホラーの雰囲気も、ネタバレしちゃった後は影を潜めちゃいますね。で、中盤からはどちらかというと人情ドラマ&サスペンスにシフトしていき、答え合わせを見ているよーな感じです。この頃になると、眉無しにもすっかり慣れてしまいます。  ちょっと期待感を煽る前半の演出に比べると、真相そのものは、そんなにたいしたことないなーというのが率直な感想です。どちらかというと映像、美術、音楽、そして役者さんの演技力を楽しむよーな映画だと思います。ただ、一般に言われているようなカルトな要素はそれほどには感じませんでしたけどね。わりと誰でも見られるんじゃないでしょーか。普通に楽しめますよ。  ラストだけよく意味がわからないんですよね。解説がほしーなー。
[DVD(邦画)] 6点(2014-01-03 01:18:39)
32.  ゾンビ革命~フアン・オブ・ザ・デッド~ 《ネタバレ》 
 超ゆるゆるのゾンビコメディ。緊張感の無いダラダラしたノリで終始進むのかと思ったら、時々忘れていたかのようにゾンビ映画の定石を踏んでくる。  いや、でもちょっとずらす感じかな。なにせ最初のパニックが始まったときも主人公のファンが嚙まれている人たちを見て『放っておけ』と言っちゃう始末ですからね。この危機感のなさは貴重。  一緒に戦ってきた仲間がゾンビになったときも、そいつに引導を渡すのに何のためらいもありません。むしろこれでもかっていうくらいにぐっちゃぐっちゃにします。  なんかそーゆーあっけらかんとした感じが映画全体を覆っているので、肩の力を抜いて見られる反面、やっぱちょっとだれてしまう。  ストーリーはあってないようなもの。ひたすら行き当たりばったり。  金儲けを始めたかと思ったら軌道に乗る前に終了。  軍が登場して新展開かと思いきや、車が転倒して終了。  謎のヒーロー登場で遂にクライマックスかと思いきや、仲間の誤射で謎のヒーローは謎のまま退場。  極めつけは、いよいよ国を脱出となったとき、なぜかファンだけが国に残ることを選択。しかも特にたいした理由はないらしい。  『剣さえあれば・・・』とずーっと言っているので、いつか剣を手に入れて無双モードにでも入るのかと思いきやそれもなし。  この映画全体に漂うユルさといい加減さは好き嫌いが分かれるところでしょうね。  これがキューバの味か。個人的には微妙かな。
[DVD(字幕)] 5点(2022-04-16 23:46:53)
33.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
 物語が悪い方向へしか進まないので気が滅入ります。  ハンクは真人間だけどダメ人間。アンディは多少頭がきれるみたいだけどクズ。このどーしようもない兄弟がにっちもさっちもいかなくなって犯罪にはしる。強盗するのは両親が経営する宝石店。『店は保険に入っている。損失分は保険がでる。』なるほど、個人的に好きなタイプのプロットです。  ただ、この映画、時間軸が行ったりきたり。その都度主観がアンディになったりハンクになったりチャールズになったり。それはそれで面白いのですが、あまりに多用するから全体のテンポを悪くしている気がする。  それに、主観が変われば『ああ、そーゆーことだったのかぁ』という種明かしを楽しむものなんでしょうが、この映画にはそれもないんです。映画のテンポを悪くしてまで時間軸をずらし主観をわざわざ切り替えるメリットがあまりないように感じます。  説明不足の部分が多いのも無視できません。  ハンクはともかく、アンデイはなぜお金が必要なのか。会社でいったいどんな不正をやらかしたのか。それにラスト、ハンクのその後はどうなっちゃったのか。どれもこれも教えてはくれません。結構知りたい部分なのに。父親への感情を車の中でぶちまけるシーンも説明不足のせいで唐突な印象を受けます。さらにはそれを理由に奥さんが出て行ってしまうのも意味わかりません。  父親チャールズがアンディを殺して終わりという救いようのないオチが素敵でした。バッドエンディングは好みではありませんが、この映画には合っていたと思います。アンディの人生における罪の帳消しはどちらにしろ『死』以外はありえなかったでしょうし。アンディを殺すときの父親の形相はこれまた最高でした。  とはいえ、ハンクのことがほったらかしである以上、やはり消化不良感は拭えないのです。
[DVD(字幕)] 5点(2019-11-16 00:43:35)(良:1票)
34.  ソウ ザ・ファイナル 3D 《ネタバレ》 
 『ソウ』シリーズは今までどの作品も高評価をつけていたのですが、最後の最後で期待を裏切られました。  今までのような精神的恐怖感はほとんどなく、あるのはただただスプラッタ映像ばかり。そこに『気持ち悪さ』はあっても、『痛さ』は感じません。  また、いつものように同時進行で起こるゲーム内外のストーリーがどちらもいまいち。前作の『人の命』を商売にしちゃう保険屋に比べ、今作のうそつき男はあまりにも小悪党。そんな人間まで的にかけちゃうなんて、ジグソウ一家、思っていたより器が小さい。  そしてホフマン側の、もう一つのストーリー。これが良くない。ジルは殺しちゃうし、いつの間にかゴードンが黒幕みたいになっているし。そもそもアマンダとは違うのです。、ゴードンはかなり悲惨な目にあっているわけです。足を犠牲にまでして、それでジグソウに加担するのであれば、それだけの説得力ある説明が必要だと思います。いつもだったらその辺の心理をじっくり見せてくれるのに、尺の関係か、説明は一切無し。『ゴードンは実は仲間でした。』その事実を見せるのみ。だったら最初からゴードンはただの復讐者として描いてくれたほうが良かったです。  また、なんだかんだ言っても『ゲーム』を主体に見ているファンにとっては、今作のようにゲームをしている人達が脇役感ばりばりだと、ソウの良さが半減です。  このシリーズのファンなだけに、ファイナルがこのクオリティというのは非常に残念。  これだったら前作のラストでジルがホフマンを処刑して完結しちゃったほうが、よほど後味が良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2017-08-07 12:32:47)(良:1票)
35.  ソラニン 《ネタバレ》 
 あんまり人が死ぬ映画を悪く言いたくはないんですが、これはダメ。  原作があるのも知りませんでした。下手に悪く言うと原作批判にもなっちゃうかもしれませんので気が引けますが、これはレビューなので、自分の気持ちに正直に書きたいと思います。  種田の死に方が納得いきません。  ふっきれたと思ったのに泣き出して、信号無視して死ぬなんて、事故死ではなくこれは自殺ですか?自分勝手すぎます。  残された人間はどうなりますか?事故に巻き込まれた車はどうなりますか?かわいそうな自分に酔って自分のことしか考えていないあまりに身勝手すぎる行為ではないでしょうか。悩める20代の若者は何でも許される免罪符なんですか?これを美談になんかしてほしくないですね。  いや、そもそもこいつはかわいそうなのか?  かわいい彼女がいる。友人は良い人ばかり。職場だってバイトかもしれませんがブラックではなさそう。そして『バンド』という燻り続けている夢もある。いや、大好きな音楽をいまだに演り続けているだけでもかなり恵まれていると思いますが。  彼女に背中押されて一念発起。そして挑戦して惜しくも今回はチャンスをものにできず。で、たった1回チャレンジしただけで、その1回が失敗したらもう自暴自棄ですか?甘ったれるのもいい加減にしてほしい。こーゆー自分に酔った人間嫌いです。  そして映画としては前半がとにかくだるい。丁寧さとダルさは紙一重かもしれませんが、今作に関しては完全にダルさが圧勝。  宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太。そして誰か知らないベースの人。役者さんは良い人ばかり。なのに前半は退屈すぎて死にそうでした。  ・・・でも終盤からラストにかけてはちょっと泣けました。大切な人を失う悲しみはわかるので。そして最後のライブは素直に感動しました。うん、最後は良かったかな。
[DVD(邦画)] 4点(2021-05-19 07:38:40)
36.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 
 SNSは基本やらない。株や投資もしていない。そんな自分にとって専門外すぎる映画。  ただこんな素人の自分でも、少しは勉強になるかも。後学のために。それぐらいの気持ちで見ました。結果、ようわかりませんでした。素人お断りの作品であることは間違いないようですね。ストーリーについていけない部分、理解仕切れていない部分が少なからずあります。  『エドゥアルドが口座を凍結。それに怒ったマークたちが株の追加発行をやってエドゥアルドの株の保有率を下げる。持ち株を希薄化されたエドゥアルドは共同創始者なのに役員を外される。』ということで合っていますか?  実話ですから仕方ないのですが、誰にもなびかないマークが何故ショーンにだけ惹かれるのか。エドゥアルドはマークが嫌われ者だったときからの友人でずっとマークを支え続けてきた良き理解者であったのに、なぜこんな仕打ちを受けたのか。納得のいく説明がないまま、事実だけを淡々と見せられて、まるで古い新聞記事を読んでいるようでした。  ただ今までフェイスブックに興味がなかった私が興味を持ち始めてしまったので、そういう人が増えるだけでもこの映画は成功なのかもしれません。むしろこの映画自体がフェイスブックの宣伝媒体になるとマーク・ザッカーバーグが捉えていたとしたら、文句のつけようのない合理主義者です。  とは言え、この作品には私がふだん映画に求めるものが、何ひとつありはしないんですけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-07-15 13:06:53)
37.  ゾンビハンター2022 《ネタバレ》 
 時は近未来。文明が発達した大都市に、大量発生したゾンビ達。  そのゾンビたちをハントする通称「ゾンビハンター」  歴戦の勇者たちのレーザー銃がゾンビを貫く!  ・・・・・・・みたいな映画を勝手に、そう勝手に想像していた私が何もかも悪いのです。  まさか、まさかあんな何もない原っぱをひたすら駆け回るだけとは。  ってゆーか、このタイトルをつけてパッケージの扉絵を決めた人、絶対この映画見ていないでしょう!  もし見ていて、何もかも分かった上でこのタイトルをつけてこの扉絵にしたとしたら、・・・それはもうすごいとしか言いようがないですね。  僕のような凡人には理解できないすばらしいセンスです。 
[DVD(字幕)] 2点(2012-05-22 00:55:50)(良:1票)
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