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1.  そらのレストラン 《ネタバレ》 
料理をテーマとしているらしいのだが、料理は全然出てこない(完成品のカタログ映像らしきものは出てきますが)。代わって登場するのは、仲間内の頭が悪そうなうるさいやりとりばかり。制作者として何がしたいのかが分かりません。最後の野原の食事会シーンにしても、作った側が入れ替わり立ち替わりあんなに延々と個人的な御託を並べられると、私が参加者なら、味も分からなくなりますし、はっきり言って邪魔なんですけど。料理人になりたいんだったら、料理に語らせろよ。というか、制作者もそれを撮れよ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-01-18 00:56:34)
2.  存在のない子供たち 《ネタバレ》 
無戸籍や無登録の問題を対象としているのかな、と漠然と予想していたが、全然違っていた。「子が親を訴える」という衝撃の導入部すら、それはつかみにすぎず、そこに依拠した作品ではまったくなかった。提示されているのはずばり、「歓迎されない生誕」であり、「存在を全否定された子供たち」である(その本質を捉えた邦題はまさに秀逸)。日常生活の中で当たり前に「出て行けクソガキ」と罵られ、お前なんかいらない扱いをされる。それはもちろんレバノンだけの問題ではないし、だからこそテーマとしての普遍性を有している。視点はあくまで少年視点であり、むしろ淡々と醒めているが、そこで言われている中身は実に重い。●それと、ヨナス役の赤ちゃん、一つ一つの仕草まできちんとその場に必要な「演技」をしていてびっくりしたんだけど、どうやったらああできるんだろう?
[DVD(字幕)] 7点(2022-06-12 00:13:00)
3.  ソラニン
まずそもそも、バンドマンの彼がバンドマンに見えず、趣味でたまにバンドもやってる人にしか見えない(同じ高良健吾でも「フィッシュストーリー」ではバンドマン以外の何物にも見えなかったから、これはひとえに演出の腕の違いだろう)。それから、同棲と言っているのがただ「一緒にいるだけ」で、生活感もなければ、後の原動力となるはずの倦怠感や焦燥感も見当たらない。よって、物語が何も始まりようがないのです。役者がお仕着せの台詞を言わされているだけです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-04-27 01:01:55)
4.  それでも、やっぱりパパが好き! 《ネタバレ》 
双極性障害の父親と、妻と、娘2人の物語。ただし、一筋縄ではいきません。まず、主人公は症状が進むと周りのことなど目にも入らずに我が道を行って、特に娘たちなんかは大いに困惑しますが、それはそれでたまには良い結果をもたらしたりします。また、娘たちはどこまでもパパ大好きなのですが、喧嘩も言い争いも対立もします。この辺の「行ったり来たりぶり」に妙にリアリティがあります。さらには妻がNYの大学に行ってしまうという展開もなかなかトリッキーです。そのようなわけで、上手く着地しているラストも含めてファミリー・ドラマとしてはなかなか器用にまとまっているのですが、一方で、全体にやはり技巧が先走っているような気もして、インパクトや残留感という点ではやや物足りなさを感じたりもします。
[DVD(字幕)] 6点(2021-01-21 01:12:45)
5.  そして父になる 《ネタバレ》 
主人公・野々宮の造形については、ステレオタイプなものを脱却しようという懸命な努力は窺えるし、安直な方向に流れてはいない。しかし、そこを突き抜けて、この壮絶な物語の中心に位置するほどの存在を確立しているかといえば、そこまでは至っていないし、やはり食い足りない。●ただし、尾野・真木・リリーとの四者の取り合わせは絶妙であり、ここの押し引きの呼吸が万華鏡のように交錯することによって、作品に一本の鼓動を与えている。とりわけ、ほどよく一般人、ほどよく俗物、ほどよくいい人という役作りを完成させたリリーの功績が大きい。●病院との交渉シーンや法廷シーンはまったく滅茶苦茶で、交渉の場で病院はあんなことは絶対に言わないの連続だし、法廷では何が争点なのかがさっぱり分からない(大体、取り違えに争いがない以上、病院は責任の否定のしようがないのでは?何で尋問が行われてるの?)。看護師が証言台で突然告白というのもありえない(どっちが申請した証人なんですか?)。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-01-09 04:17:37)(良:1票)
6.  ソルト 《ネタバレ》 
発想としては、脚本のつじつまなんかは二の次で、とにかくアンジーの格好良い活躍を撮ろう(トゥームレイダーほどお馬鹿にならない程度に)、というものだったんでしょうから、その意味では成功しています。アンジーは、走っているところとか格闘場面とか車両飛び移りとかよりも、じっと周りを窺ったり、必死で急造武器を組み立てたりしているときの方が数段格好良いのですが、制作側はそこまで見ていないんでしょうね。あと、ロシア大統領のありえない無防備ぶりには、さすがにずっこけました・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-01-01 14:46:48)
7.  それでも夜は明ける 《ネタバレ》 
じわじわっと何かが起こりそうで起こらずに進む展開は現実味があって良いのだが、そのまま特段の変化がないまま最後まで至り、しかも肝心なところでは救世主ブラピがミラクルのように解決してしまうとなると、拍子抜けの感は否めない。結果、12年という年月の経過があまり表現されていないことにもなっている。絞首シーンの延々続く静寂の引っ張りなど、強烈な演出の切れ味もいくつもあるんですけどね。●再見して、定点カメラで屋敷や周囲の林を背景に押さえたショットの数々が印象的だったので、+1点。考えてみれば、奴隷生活とは、人から言われたとおりのことをその場でするだけであって、自らの意思で動く場面というのがほぼありえない。そのことと一致した撮り方をしているので、作品に不思議な奥行きがあります。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-10-20 01:21:23)
8.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 
中身はただの若手実業家成功譚であり、特段目立ったドラマも何も感じられないのに、表現や演出のテクニックがなぜかどれも上手くいってしまい、作品として無事成立しているという困った作品。せわしなくめまぐるしい描写と対象であるネットコミュニケーションのあり方自体が何となくマッチしているというのもできすぎ。ラスト、薄暗い大部屋でたった1人パソコンに向かっている主人公の姿で締める、そしてそこにそこはかとない安堵感が漂っているというのが秀逸です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-11-13 23:57:28)
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