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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1617
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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21.  ヴァルハラ・ライジング 《ネタバレ》 
おそらく低予算作品なのでしょーが、それ以上に秀逸でユニークな一種のアイデア作品だ、とは思うのですよ。神話系の歴史ものをオールロケ(つまり全部野外)で撮るという一種の奇想天外ながら、そのロケ地(たぶん北欧?)の雰囲気があまりにも素晴らしい故に試み自体はかなり高度に成立していると思いますし、その分浮いた予算を注ぎ込んだキャラの野卑なルックス面+凄惨なアクションシーンの出来は決して悪くなかったと思いますし、また監督一流の静かな(所々スローな)映像のクオリティもまた素晴らしかったと思いますし(特に、固定カメラで捉えた風景映像の雰囲気は結構極上だったかと)。  ただ、映像の出来という面では一点、一方で人物やアクションを撮る際の手持ちカメラ+接写⇒で結構ガシャガシャ動きまくる生々しい画ヅラ、とゆーのは、全体のやや荘厳な雰囲気とは少しそぐわないモノだった様にも(個人的には)感じられました。なんとゆーか、コレも決して悪くはない部分も在るとも思うのですが、思いの外ちょっと「チープ」に見えてしまったという感覚の方が強い…てか。そーなってくるとその所為で(=雰囲気がハイ・ソサエティ寄りにイマイチ統一され切ってない為に)ストーリーの方がコレも高度に訳ワカメ、というウィークポイントの弊害的側面もやはりより強く感じられてしまう…とでも言いますか(=もし雰囲気の方が高度に統一されているのなら、神話的雰囲気映画としてもう少しハイレベルに成立したのではないか、と)。結論的には、ちょっとこーなったったのが惜しまれるアイデア、ではあったかと。
[DVD(字幕)] 5点(2022-05-07 15:49:44)
22.  牛首村 《ネタバレ》 
シリーズ三作目にして、因習蔓延る肝心な「村」の設定面を含め、全体的な内容・大まかな流れは最も破綻無く(無難に)仕上がっており、普通に最後までそこそこ面白く観れた…とも感じた。多少のツッコミどころは無くはないもののホラーとしてはまま許容範囲かと(=あまりに隅々まで整合性が取れているとゆーのもホラーとしては逆に妙味が無い、とも思うし)。まあゆーて、高度にユニークだとか、ショック描写にパンチが効きまくってるとか或いはスゴく「怖かった」とかいう訳では更々ないのだケド、例えばキャストの面々とか、まず主演のKōki,ちゃんはスラっと長身な抜群のスタイルで見映えが好かったし演技も決して悪くはなかったし、男のコも素敵な若手を2人も揃えていたり、こーいう期待の若者さん達のキャリアの取っ掛かりになるならこの手のホラーも決して無意味な作品とは言えないのではないだろうか。甘めだがこの評価で。  ひとつだけ(敢えて)難癖を付けるとしたら、ホラー描写におけるヴィジュアル面、かねえ…『牛首村』とゆーのは、それこそ実際の『牛の首』という怪談にインスパイアされたモノなのでしょうケドも、作中でもこの「牛の首」は結構ふんだんに小道具として登場してくるのですよね。ただ、この首とゆーのは作中の設定としてもあくまで「つくりもの」で、だから終始「つくりもの」としてしか登場しない、そーするとやはり今どきどーしたってドンキホーテで売ってる例のヤツを何故か皆で被ってる…という様にしか見えなくて、結局あんまし怖いという感じにはなってなかった様に思いました。例えば1箇所だけでもそーではない生々しい・禍々しいモノとして出て来る場面があったりするとまた少しアクセントがついたかなあ、と。他にも本作、お話の中ではパラノーマルだという霊的存在の類(お婆ちゃんの妹?とか、終盤の双子軍団とか)を、あまり工夫無くソレを演じる俳優さんをただ撮ってただバーン!と出してくるシーンが多い…とも思えて、ソレってやっぱ結局あまり超常現象的に見えない(=だから怖くない)とも思うのですね。もうちょっと丁寧に見せ方や視覚効果的な面を工夫して欲しい…とは少しだけ苦言を呈したくなってしまいました。
[映画館(邦画)] 5点(2022-02-18 21:49:49)(良:1票)
23.  うみべの女の子 《ネタバレ》 
うーん、描写をそのままに解釈するなら、磯辺くんは死ぬつもりだったけどあの「うみべの女の子」に偶然出会えたからふと気が変わった、とゆーコトにしか見えんのですよね(写真のデータ消されて異常なホドにブチ切れたのも単純にソレがそもそも気に食わなかったからだ、としか)。「こんな楽しそうな磯辺なんて見たくなかった」とか小梅も言ってましたけど、私も完全に同意見です。コレの所為で、今作は非常に分かり難いお話になってもーてる、とゆーか、ホントにこんな話?とでもゆーか。流石に私個人としてはそーいう話ではないと信じたいので、もしソコに別の理由を捻り出すならば、ある種の罪(贖罪)の意識とか、或いは小梅に対する一種の「復讐心」とか、そーいったトコロの話なのではないかと思いたい…のですけど、重ねて全くそーは見えねーとゆー感じなのですよね(原作読まなきゃダメなヤツなんすかね)。  まあでも、小梅に比べれば多少マシとゆーだけで、磯辺も別に決してそこまで「大人」なワケでもない年相応のガキではあると思うのですよ。やってること自体をよく見りゃあ厨二病or性欲塗れの猿といった様なモンですから。彼の物語は前述どおり(恐らくは)ある程度の奥行きも在る話だと思うのですが、一方の小梅ちゃんの話は単純なアホの子の(ほんの微かな)成長物語だと思います。彼女はまたかなり酷いのですよね~とは言うものの、コレも中学生ぐらいって結構こんなモンじゃねーですかね~と思ったりもします。彼女は確かにまず中々高度にワガママ・自分勝手ではあるのですが、そーでもなく一見大人びて思いやりとかも持ち合わせてる様に見える同年代のコとゆーのも、別に本当の意味で人を思いやる・想いやるとゆーのがどーいうコトなのかを悟ってやってるというワケでもなくて、ただ「親の躾」の御蔭様、とゆーことの様だったとも感じたりもするのですよね(今から思えば)。  石川瑠華ちゃんは『猿楽町で会いましょう』に引き続きまーたヒッドい役をやらされてますが(オマケに若いのにまーた脱がされてますが)、この「頭空っぽ」感はある意味もはや絶品の域ですね。それ以外の部分も熱演も熱演で、演技は好かったと言ってよいのではないでしょーか(キャラに対する嫌悪感がどーにも評価を難しくする)。男の子もまだ若いですが(瑠華ちゃんより実は4つも下)、こちらも特にテンション上がるシーンのキレなんかは中々悪くなかったと思いました。まあでも役者で一番(好)印象強かったのは何と言っても中田青渚ですわ。かなりアレな登場人物が多い中、彼女の存在は正に天使!でこんなん絶対惚れてまうやろー!とでも言いますか(こーいうキャラが『猿楽町』には居らんかったから…)。
[映画館(邦画)] 5点(2021-08-24 18:13:33)
24.  美しいひと(2008) 《ネタバレ》 
17世紀末のフランスの傑作恋愛小説『クレーヴの奥方』を、現代の高校を舞台に翻案した映画化。設定・内容は少しだけ漱石の『こころ』に似ている様にも思われますが、本作の主人公は女性の方であり、彼女がやや能動的に恋愛事象に関与していく中で結果として罪の意識に呑まれていく、その主人公を、23歳の若いレア・セドゥが演じています。抜群の美人ですよね。今作では美しい黒髪姿に加えて、実に見事な美巨乳もチラリと披露したりしています(『アデル、ブルーは熱い色』でも観たハズですが、こんなに大きかったですかね?)。  どーでもよいことはさておき、もっとシンプルな話を想像していたのですが、展開運びや人物造形・心情表現はやや複雑、かつトリッキーで(原作が超有名な古典なので、少しばかり捻りを加えているのかも知れません)、演出もちょっと気取った様な風変わりさを纏っているので、若干ながら付いて行けない部分がありました(あと『ジョルジュ・バタイユ/ママン』でも思ったことですが、音楽の使い方・選曲センスとかも微妙に独特な監督だと思います)。ただ、肝心のレア・セドゥの若いながらも毅然と芯の通ったサマは中々でしたし、相手役のルイ・ガレルも割と良かったよーに思います。まあ、そんなに悪い映画でもないかと。
[DVD(字幕)] 5点(2020-07-14 23:22:02)
25.  宇宙からのツタンカーメン 《ネタバレ》 
うーん…まずは感じるコトとして、少なくとも80年代の作品なんだからもう少し人並みにゴアとか恐怖シーンに(あとまーエロとかについてもそーなんですが)キレ・迫力・凄みとゆーのは出せないモンなのかな、と。ミイラという地味で安上がりで古臭い主役も相まって率直になんつーか60年代物?みたいな質感にも思えましたわよ。どだい、実際には恐怖の対象なのは(実は)ミイラではなくてどちらかとゆーとカビの方なのですよね。カビがメインのホラー映画って、幾らナンでも地味すぎません?(否、コレはまあ完全にやり方次第だとは思いますケド)  あとは…B級ホラーとしてもワリと短尺にも関わらず展開運びが間延びしてて面白みも希薄、なのに突っ込みドコロだけは正に満載!という凶悪な完成度の低さ。一個だけ、やっぱ思うのはクリスタル集めたら復活してスグサマ帰還できるんだったら、も~3000年前にそーせいよ!という根本部分の疑問ですかね(まあ事情はあったのかも知れんケドさ)。うう~もう一個だけ、クリスタルが5個ってのも多いよ!(=多いのにやってるコトが全部ほぼ同じってのがまたチョイと酷すぎるよ!)  コレでオーラスがこの奇想天外でなかったら、確かにまるで存在価値の無い作品でしたね(だったら価値があるんだな?と訊かれてもソレはソレで困るんですケド)。まずは1シーンだけでも「度肝を抜く」様なモノを、はやっぱB級ホラー映画の鉄則ですかね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-10-21 01:19:39)
26.  ウルフズ・コール 《ネタバレ》 
いや~コリャあ、突っ込みドコロの多い潜水艦映画だすね…フランスの弾道ミサイル潜水艦が舞台、ということで、要は名作『クリムゾン・タイド』の二番煎じに容易に為りかねないコトが最初から思いっ切り危惧されましたが、心配ご無用、実際に二番煎じでありながら「二番」というレベルにすら全く達していないという輪を掛けてのポンコツです。シナリオ・設定の質として三回り、いや四回りは劣るかと。  フランスが核報復を決断するまでの経緯は、少なからず引っ掛かるトコロはありますがまあ好しとしましょう(とは言えそもそもフランスて)。しかし、大統領命令下達後レフローヤブルが味方からの通信をも遮断する、というのは、そもそもハッキリ意味が分からんです(それこそ、こいつら『クリムゾン・タイド』すら観ないで今作撮ってるのケ?つーか)。二百歩譲ってそういう作戦運用だったとしても、その後並走する僚艦チタンが明らかに止めに入っているのに状況の確認すら全くしない、とゆーのも更に意味不明です。司令部との通信途絶のカラクリにリアリティがあった『クリムゾン・タイド』とは、この部分の展開運びだけでもクオリティの差が歴然だと言えるでしょう。  もう一つ、タイトルの『ウルフズ・コール』ですが、作中実際にこの「狼の歌」が聞かれるのは序盤に一回だけで、その後はこの設定特に登場しないんですよ(終盤、主人公のフラッシュバックシーンで無理やり挿入してるトコが一箇所ありますケドも)。何故にこーいう結局大して意味の無い(意味在りげなだけの)設定を放り込んで、それをタイトルにまでしちゃってるのでしょーか。シナリオにちゃんとした内容・アイデアが無いコトを自白しているよーなもんです。  他、突っ込みドコロは尽きませんが、取り急ぎ2点だけ言及しておきます。潜水艦映画にも(大)ハズレあり。
[DVD(字幕)] 4点(2021-06-07 22:19:41)(良:1票)
27.  ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 《ネタバレ》 
かなり酷評されている作品なので観るのが遅くなったのだが、観た感想は率直にそこまで酷くもないかも?という感じ。そもそもこのネタ、ホラーになるのかかなり疑問だったのだが、いくつかの工夫(精神鑑定だの悪霊が子供に憑依するだの実はお化けな召使だの)を織り交ぜたシナリオはそこそこちゃんとしたホラーになっているし、役者の仕事も決して悪くないし、セットや小道具なんかもまずまずキッチリつくってあって、普通にB級以上と言ってよい質感に纏まっていると思う。  しかし、言うてシナリオも結局は月並、恐怖描写も単なる驚かし系の平凡、それに加え、個人的に以下の2点がかなり致命的だと思われる。  ・「銃に殺された者たちの怨霊が屋敷を呪っている」というそもそものコンセプトは偏執狂の戯言としては面白いが、これを本気で真面目なホラーに仕立てるのはちょっと勘違いなよーに思う(普通に考えて、そんなことあるワケねーじゃん、としか思えない)。 ・この話、どー考えても「屋敷」が主役のハズで、だから一番の勘所はその広大さ&異様さの演出にあるのは明白なのだが、惜しむらくその部分のつくり込みがこれまた非常に平凡で、とどのつまり少しだけ奇妙な普通の豪邸にしか見えないのだ(これは予算的な問題である気もするケド)。  前述どおり、別にホラーとしては可も無く不可も無い程度の作品にも思えるが、実話であることを含めての「コンセプト」に対しての実際につくり込めたクオリティ、と言う意味では、だいぶんやり残し・手抜かりが多い作品にも思われる。その意味では、確かにこれもまた残念作の範疇にある一品だと言えるだろう。
[DVD(字幕)] 4点(2020-07-09 22:32:02)
28.  ウィッカーマン(2006) 《ネタバレ》 
オリジナルの方も当然観ているのですが、このリメイクはなんちゅーか、必要なモノを削っちゃった一方で不必要なモノをゴテゴテと足している、とでも言いましょーかね……主役の刑事さんとて(ダジャレではねーですよ)私にはとても肝心だと思われる「篤いキリスト教信仰」をオミットして「精神疾患」とかゆーのを足してみたり、また盛大な「エロ」も全部抜いて何やら「フェミニズム的テーマ」を盛り込んでみたり、コレも奇妙な雰囲気の醸成に大いに効いていたと思われる「ミュージカル的要素」を無くして「陳腐なホラー描写」のゴリ押しに変えちゃってたり、だから結果的に作品全体としても「ユニーク極まるカルト映画」から「見るべき新規アイデアの無い平凡なホラー」に成り果ててもーてますのよね(とにかく、カルト感とゆーのが微塵も感じられないのですよ)。そもそも根本的には全く同じ話・筋書きなのに、コッチはやっぱしどーにもゴテゴテとしちゃってて分かり易さ・納得感すらも失われてませんでしたかね?(ド初っ端とか特に、アレ結局どーいうコト&意味だったのでしょーか?)結論、個人的には今作、ワタシ史上1・2を争うポンコツリメイク…だとも感じられました。オリジナルの方を是非どーぞ。
[DVD(字幕)] 3点(2022-12-26 00:34:37)
29.  ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ<TVM> 《ネタバレ》 
タイトルからも分かるとおりのB級作品で、結論的にはSF色の方が強め(のアクション・ホラー)という見掛け。西暦3000年の未来を舞台に、50年間漂流中の宇宙船を発見し乗り込んだヘルシング隊長とクルー一行だったが、ソコには…というお話、なのですが…まあかなりツッコミどころが多い(そして反比例的に見どころは少ない)というC級レベルのクオリティすね。   ①西暦3000年? まず、低予算宜しく諸々のつくり込みはごく甘く、総じて未来にも宇宙にも見えません。舞台となる宇宙船に最初に乗り込む時すら宇宙服ではなく素潜り用のゴーグルみたいなのを着けてるダケという驚愕の有様で、以降はみんな着のみ着のままの(21世紀の)普段着で通しています(タンクトップだのナンだの)。ロケ場所も、途中までは工場の地下かなんかかと思って観てましたが扉のつくりを見た感じはもしかしたらホントの「船」で撮ってるかも知れないですね(どっちにしろコレもバリバリに現代のヤツ)。あとは、隊長は船内でフツーにタバコ吸ってるわ、部下に至っては自室でシーシャキメてるわ、もう一つ、クルーのひとり「プロフェッサー」は車椅子に乗ってるのですがコレも古めかしい手漕ぎのヤツだったり(流石に1000年後は全部電動になってて欲しい)ココまでやる気がないんだったら1000年後なんて見栄を張るのは止せばイイのに…と思いますね。  ②アクション・ホラー? 別に他の要素もショボくないなんてコトもないのですが、ジャンル映画なんだからココを頑張らなくてドコを頑張る?というアクションとホラーが残念ながら超絶ショボいです。特にアクションは全く何の(効果的な)工夫もないので吸血鬼が全然パラノーマルな存在に見えないです(カラコンと付けキバのオンリー)。ホラー面も、ホラーとゆーかスプラッタ(と言えなくもないモノ)が多少入ってるダケで怖いシーンは全然無いのですよね。SF・アクション・ホラーという3つのジャンルに手ェ出しているけど、どれとしても成立してない…とゆーのもチョイ酷すぎですね。  ③ヴァン・ヘルシング? 原題は『Dracula 3000』なのに邦題がコレなのは、実際に隊長の名前がヘルシングだから、なのですが、これまた途中から唐突に隊長とラスボスには1000年に渡る因縁が…とか言い出すのですよね。いくらナンでも素っ頓狂すぎますって(そもそも今回の吸血鬼は地球出身じゃないって言ってた気がしたんですケド、私の勘違いすかね?)。要するに結局、SFと雑にごた混ぜたダケで今作は古典的な吸血鬼モノでしかない、というコトなのでしょうね。終盤なんかは、吸血鬼は心臓に「木」の杭を打ち込むと死ぬ…というコトからコジツケて、吸血鬼をなんとビリヤードのキューで刺し殺しまくる(ダケの)映画に成り果ててもーてますし。   以上、こんなC級作品なのですが、役者は地味に知らなくもない人達が出てくるのでソコだけは決して悪くもないのかも知れないすね。隊長役のキャスパー・ヴァン・ディーンはあんまし存在感も無かったですが、久し振りに観たエリカ・エレニアックは相変わらず美人で(かつだいぶ薄着で)まあまあでした。ウド・キアは漂流船の船長役なのですが、過去映像内で登場するだけで他の役者との絡みは無いし、シーンとしてもぶっちゃけ有っても無くても変わんないレベル…なのはチョイ勿体無さげではありますケド。
[DVD(字幕)] 3点(2022-02-07 23:12:01)
30.  ウルトラ I LOVE YOU! 《ネタバレ》 
サンドラ・ブロック演じるメアリーのキャラは(少なくともコメディキャラ的には)そこまで悪くはなく、前半の暴走ぶりは(特にコメディ部分で)後半への期待を抱かせるに十二分な出来なのだが(逆レイプシーンの唐突な感じは個人的にはかなり面白かったし)、後半の展開がコメディ・ロマンス・ハプニングの総てにおいて究極に凡庸で、何をどうしたいのか全く分からないレベルで完膚無きまでに酷い。前半のノリを後半に展開することさえ出来ていれば(少なくともコメディとしては)評価は全く異なるものになってただろうと思う。熱演(怪演)なサンドラは凛と美しい中にも手に負えない感じや色々と拗らせた狂気を巧みに表現しており、そこはやっぱりそこそこ良いのだけど。
[DVD(字幕)] 3点(2019-12-07 17:45:03)
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