1. 宇宙でいちばんあかるい屋根
《ネタバレ》 ファンタジーなんだから細かいことは気にせず受け入れるつもりだったけど、最後の糸電話はダメだった。 それじゃ声は届かないだろうって思ってしまって台無し。 純粋な心を失ってしまった人間には楽しめない作品なのかも知れない。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-10-08 21:44:13) |
2. Winny
《ネタバレ》 Winnyが齎した功罪がわかり易く描かれていたように思う。 裁判をどう戦っていくかの過程も面白く映画としてよく出来ている。 でも、いちばん盛り上がるはずの無罪判決をカットして葬儀のシーンになったのには驚いた。 無罪という最も大切な結果を役者の演技ではなく当時のニュース映像を使って伝えたのは、これはフィクションではなく本当にあった出来事だという強いメッセージのように感じた。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-09 19:34:12) |
3. ヴォイジャー(2021)
《ネタバレ》 人類が移住する惑星を86年掛けて探査しに行くという設定は面白い。 おっぱい揉んだ罰がごはん抜きとか甘やかされて育ってるので、秩序が乱れるのも理解できる。 でも、すべて丸く収まって計画が成功するというオチには説得力がない。 隠されていたのが武器以外の平和的な解決方法だったら名作だったのかも知れないけど、それが何なら説得力があるのか思い付かなくて悲しくなる。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-12-26 19:49:33) |
4. ヴァレリアン 千の惑星の救世主
《ネタバレ》 スター・ウォーズとかアバターに出て来そうなキャラだらけで、映像的には賑やか。 でも、主人公のキャラが微妙。 ストーリーもつまんない。 途中で出て来たバブルというキャラがちょっと魅力的だったけど、出番が少なくて残念でした。 [インターネット(吹替)] 4点(2023-02-22 15:47:10) |
5. ヴイナス戦記
《ネタバレ》 原作は戦争を両陣営それぞれから描く2部構成になっていて、その第1部の映像化。 原作はラストで泣ける感動的な作品だったけど、本作はかなり改変されていて、泣くほどではなかった。 ストーリーは青春物語と戦争の悲惨さを描いていて、面白くなりそうな雰囲気はあった。 新キャラを投入したのは正解で、原作よりコミカルでテンポが良くなってる。 開始10分で開戦する展開にはワクワクした。 前半の占領までの流れは完璧だったけど、後半の奪還戦で失速した印象がある。 特に実写映像を使った演出は失敗だったように思う。 せっかく素晴らしい作画クオリティなのに実写になった途端に映像が陳腐になってしまった。 メカデザインの変更も成功してるとは言い難くて、原作の3輪の方がカッコ良かった。 それでもラストの再会はちょっと感動的で、一部の問題シーンを度外視すれば、悪くない仕上がりだと思う。 原作と比べてしまうと不満もあるけど、好きな作品ではあるので、少し甘い点数にしておきます。 [映画館(邦画)] 7点(2023-02-04 10:35:55) |
6. ウルヴァリン:SAMURAI
《ネタバレ》 これまでのシリーズではストーリー的に微妙なとこはあったけど、映像だけはちゃんとしてた。 本作は映像的にもムチャクチャだし、新キャラの演技が酷い。 しかも、アクションシーンが減って、セリフがやたら多いので、ぐだぐだと糞演技が垂れ流される。 出来ればストライカーを呼んで来て口を縫ってもらいたい。 残念ながらシリーズを通して築き上げてきた世界観は台無しです。 今までもドイツが舞台の話があったけど、ドイツ人が見たら酷い映像になってたんだろうか? あと、死んだと思わせておいて生きてるパターンだけは踏襲されてたけど、それはもう飽きた。 [インターネット(吹替)] 3点(2022-10-06 11:58:13) |
7. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
《ネタバレ》 アダマンチウムを注入されたことは知ってるので、前半は退屈。 改造されてからはいつもの殺し合いが始まるけど、ストーリー的には単調でつまんなかった。 能力の移植なんて便利なことが出来るなら、もっとやって最強チームを作ればいいと思うよ。 これ以降の話で1つの能力だけで戦ってるミュータントが気の毒になる。 せめてウルヴァリンの再生能力くらいはみんなに移植してあげて欲しい。 チャールズはまた歩けるようになるだろうし、髪の毛だって生えてくるかもよ。 あと、死んだと思わせておいて生きてましたというパターンは飽きました。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-10-06 09:56:19) |
8. 美しい星
家族それぞれの物語という構成だけど、リリー・フランキーがいちばん面白かった。 あんな天気予報があったら絶対に見るよね。 ただの妄想なのか、ほんとに宇宙人なのか、ラストが気になる展開だったけど、いまいち盛り上がらない終わり方で残念。 驚くような結末を期待し過ぎちゃったのが良くなかったのかも知れない。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-01-24 20:08:29) |
9. ウンギョ 青い蜜
《ネタバレ》 これでR-15指定ということに驚いた。 映倫がちゃんと仕事してるのか疑わしいくらいにエロい。 エロシーンだけ編集して保存しておきたい。 設定やストーリーはAVでよくあるパターンなので斬新さは感じない。 AVなら5分でやってしまうけど、やるまでに少し時間が掛かるところは理性的。 しかも、妄想でやってしまうという想像力の豊かさが素晴らしい。 そこまでならギリギリセーフだったのかも知れないけど、それを文章にしてしまったのがよくなかったね。 文章にしたらアウトという法律があるのかどうかはよくわからないけど、書いたことで物語が動き始めた。 これは純愛なのか、淫行なのか、とても悩ましい。 妄想しただけならセーフだと思うけど、文章にしてしまったらアウトのような気もする。 本人が喜んでたので合意ということになりそうだけど、合意があってもJKだとアウトかも知れない。 そんな純愛と淫行の境界線を探る哲学的な深みのある作品です。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-05 20:00:12) |
10. ウインダリア
《ネタバレ》 シェイクスピアの戯曲をアニメ化したと言われたら信じてしまいそうになる古典的な雰囲気の作品。 どちらのカップルもラブラブで幸せそうなので、逆に怖くなる。 そのまま何事もなくハッピーエンドになるわけないよね。 両軍の指揮官がイチャイチャしてる間に戦争が終わってたのは斬新だった。 そこまでが第一幕といった感じだろうか。 第二幕では戦争後の堕落が描かれるわけだけど、帰郷して再会するまでの流れは感動的だった。 水門のセキュリティはユルユルだし、暗殺もヘタクソだったけど、古典ってそういうものだよね。 あと、ウインダリアの木が物語にどう絡んでくるのか期待してたけど、ただでかいだけの木でした。 ラストで空に飛んでくのかと思ってたけど、そういう名作アニメではなかった。 僕が何か悪いことをしたわけではないけど、自分の愚かさを反省したくなる道徳的な作品ですね。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-06-28 11:40:34) |
11. ヴィンセントが教えてくれたこと
ダメ人間だけど、いい人。 聖人のハードルをかなり下げてくれたので、自分も聖人になれそうな気がしてくる。 ラストの食卓はなんだかよくわからないけど、幸せな家族のように思えて、微笑ましかった。 [地上波(字幕)] 7点(2019-05-10 16:06:17) |
12. ウルトラミラクルラブストーリー
何を喋ってるのかさっぱりわからないし、わかったとしても多分意味不明なんだろうなって感じで眺めてました。 中盤くらいでやっと馴染んで来て、多少は雰囲気を楽しめました。 麻生久美子が好きという感情だけで最後まで乗り切るしかない迷作ですね。 ハッピーエンドではないし、なんだか切ないんだけど、終盤は麻生久美子の出番が増えて幸せな気分になれるという不思議な感覚の余韻がありました。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2017-03-07 16:06:42)(良:1票) |
13. 宇宙人の解剖
テンポが良くて気軽に見られる点は評価する。 当時のバカ騒ぎを皮肉った作品ではあるけど、コメディというほど面白いとは思えなかった。 バラエティ番組の1コーナーくらいの内容だね。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-24 16:09:49) |
14. ウォーム・ボディーズ
《ネタバレ》 骸骨が不憫過ぎて、どう考えてもハッピーエンドとは思えないんだけど、いい話でした。 ホラーは苦手で、特にゾンビ系のグロテスクな映像は駄目なんだけど、この作品は許せる範囲のグロさで良かったです。 人間の女の子に恋するゾンビという設定が斬新で、銃で撃たれて血を流してるのに喜ぶというよくわからない状況を作り出したことが素晴らしいと思います。 [DVD(吹替)] 7点(2016-09-17 12:50:08) |
15. ヴァンパイア(2011)
これは悩ましい作品ですね。 映像としては大好物なので甘い点数にしておきますが、物語としては消化不良。 アデレイド・クレメンスがやたら魅力的だったので、がっつりラブストーリーにしてくれた方が良かったな。 いっそ彼女を助けたところでエンドロールならすっきりしただろうけど、ちょっと蛇足という印象の終盤でした。 それでも、今見終わったとこなのにまた見たくなってるので、かなり中毒性のある映像です。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-28 16:50:17) |
16. 海街diary
冒頭からエロかったので、ちょっと期待してしまったけど、そういう作品ではなかった。 かなり重いテーマの物語ではあったけど、四姉妹の魅力で爽やかな気分で観賞出来たのが良かった。 四姉妹それぞれが主演ということらしいけど、ほぼ広瀬すず中心に話が進んで、ラストも広瀬すずに泣かされました。 これだけの豪華キャストに囲まれても存在感が失われなかったのは凄いね。 あと、どうでもいいことだけど、生まれ変わったら扇風機になりたいと思った。 [DVD(邦画)] 8点(2016-08-04 18:29:40)(笑:2票) |
17. ウォールフラワー
《ネタバレ》 何の予備知識も無しに見始めたので、追悼というわけではなかったけど、デヴィッド・ボウイの曲が流れてきたときに心が震えた。 もちろん作品の内容自体も知らなかったので、甘い青春映画かと思って油断してました。 映像センスがクール、挿入曲のチョイスもグッド、成長したエマ・ワトソンがエロくて可愛い。 どう考えても2人のラブストーリーを期待しちゃうわけだけど、恐ろしく遠回りしちゃったね。 かなり重いテーマを内包しているけど、大筋の青春ストーリーが感動的で、深刻になり過ぎないところが良かった。 2人を取り巻く仲間たちや家族の優しさに癒されましたよ。 それでも、友情や愛情が心の傷を癒すなんていうファンタジーじゃなくて、きちんと病院での治療で回復するという現実的な結末にも納得。 結局、2人の関係がどうなって行くのかよくわからないラストシーンではあったけど、爽やかな余韻の残る心地好い青春映画でした。 [DVD(吹替)] 8点(2016-02-02 17:31:36)(良:2票) |
18. 運命を分けたザイル
《ネタバレ》 ジョーが骨折するまでは予想通りの展開。 ここから2人が協力して奇跡的な生還を果たすんでしょ?とか思ってたら、全然違ったので驚いた。 このシナリオを思い付いた脚本家は素人だな。 どう考えても生還は不可能だもの。 現実味が無さ過ぎる。 サイモ~ンって叫び声でちょっと泣きそうになった。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-18 10:49:05) |
19. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
これはいい作品ですね。 まず主人公の成長がちゃんと感じ取れたのが良かった。 最初はあんまり好きになれなかったけど、次第に好感度が増す。 長澤まさみとのロマンスも自然な感じで爽やかだった。 コメディとしても笑えたし、クライマックスの奇祭は最高に盛り上がったね。 ちょっとやり過ぎかと思ったけど、迫力の映像で押し通したのが正解。 あれなら御利益があるだろうなって説得力があった。 作品を見終わった後、ちょっと寂しいような気がして、もう少し彼らの生活を見ていたかった気分です。 [DVD(邦画)] 8点(2015-02-11 19:19:23) |
20. 海辺の家
親子関係の再生を描いた物語というコンセプトは良かったけど、それだけじゃ華やかさが足りなくなりそうなところを隣のエロい娘がいい仕事したね。 母親も同じくエロいという設定も面白かった。 悪いことも良いことに繋がるというシナリオ構成も上手かったし、ラストの纏め方も好感が持てた。 息子の説得に癌を利用せず正面から向き合ったのも良かったと思う。 感動で涙するということはなかったけど、更生して行く息子の姿が爽やかで、後味の良い作品に仕上がってると思います。 あと、どうでもいいことだけど、海辺の家というより、崖の上の家といった方が相応しいような気がした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-07-07 21:13:51) |