1. 海街diary
良い映画だった。何よりこの映画に出ている役者全員が素晴らしい。四姉妹はそれぞれにらしさを出していたし、中でも広瀬すずは素晴らしかった。彼女が実質的主人公と言ってもいいと思う。役柄的に彼女の話が多いからと言うのもあるかもだけど、彼女が一際輝いて見えた。また、脇役陣でもリリーさんやレキシの池田貴史もいい味を出していて良かった。2時間を超える尺ながら、大きな起伏のない内容で、普通なら途中、飽きてしまいそうにもなるが、ところが全く退屈になることのない作りになっていたと思う。作品自体の雰囲気も良いし、鎌倉を舞台とした風景と人物達の描かれ方も素晴らしかった。 [インターネット(字幕)] 8点(2016-04-02 11:02:02) |
2. ウルヴァリン:SAMURAI
《ネタバレ》 もはや仕方がないことだが、日本の描写にはツッコミどころが満載だ・・・だが、日本人がけっこう関わっている作品でもこんな感じなんだからアメリカから見る日本はこれが普通なのだろう。まぁその辺はある程度許容するとしても、ストーリー的にはいまいち感が。でも、ウルヴァリンのハチャメチャ感でそれなりに見れた(笑) 見る前は真田広之がラスボスだと思っていたがそうではなかったし、彼の扱いが半端にも思えて残念だった。流石の存在感でもあったのでもう少し見たかったと思う。このシリーズは全て見ていたが、この作品は異色な感じがした。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-06-08 23:07:47) |
3. 宇宙人ポール
《ネタバレ》 なんと言ってもポールのキャラがいい。ユーモアがあって、しかも、良い奴。こんな宇宙人ならぜひ会ってみたい。それに加えて、その他の登場人物も一癖あるキャラばかりで面白かった。細かいネタがたくさん散りばめられていたようなので、それがたくさんわかる人なら、より楽しめるだろう。最後に回復能力を使って…のは予想通りだったけれど、自分はポールは助からないと予想していただけに、ちゃんとハッピーエンドで終わり、それもグッドだった。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-07-11 23:35:55) |
4. 宇宙兄弟
《ネタバレ》 原作既読。2時間の中にどのように収めてくるのかと思いながら見ていた。最後以外はそれなりに上手くまとめて話を進行していたと思うが、やはり最後がダメだった。あんな風にやっつけ気味に最後まとめて終わらされると、拍子抜けしてしまう。やはり、それなりに量のある原作でまだ完結していない作品を、1作完結の作品として作ると、こうなる、と言うものを見てしまった感じだ。最後の最後に兄弟で・・・という所までを見せずか、その辺を上手くサラッと表現するかして、その分の時間+α(尺を伸ばして)を使って、ヒビトの窮地からの生還を上手く見せて終わらしても良かったと思う。元々の話がいいので、見る価値は十分にある作品だと思う。宇宙へのロマンや、夢へ向かって突き進んでいくことの大切さを感じさせてくれる。それに、笑いどころもある。配役としても、小栗&岡田を中心に全体的に良かったと思う。さらに、映像としても、ロケットの打ち上げや月面等、特に文句を言いたくなるような部分はなく上出来だった。 [映画館(邦画)] 5点(2012-05-09 21:24:24) |
5. 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
《ネタバレ》 途中までは物語がぼかされてるので、正直、こいつらには全く共感できないという思いだったが、最後まで見て、物語の全体像がわかると、それなりに良かったかと。そういう意味では見せ方は良かった。かなり特徴的な二人には、それなりに引き付けるものがった。ところでまーちゃんの生活費はどこから出ているのかかなり気になった。あと、昔の誘拐犯にはムカついた。誘拐した子どもに酷いことをさせていて、完全に頭のイカれた奴で、あのような最期でも納得がいかない。 [DVD(邦画)] 5点(2012-01-25 23:13:54) |
6. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
「X-MEN」へと繋がるウルヴァリンの過去を描いてみたと言う、ただそれだけの映画になってしまっていた。このシリーズらしい様々なミュータントの登場という観点からはそれなりには楽しめるが、その他にはこれといって言うほどのものがなかった。アクションシーンは頑張ってはいるが、もはやこの程度のものは見慣れてしまっているし、ウルヴァリンの物語としては内容に薄さを感じて印象に残りにくいものになってしまっていた。ただ、「X-MEN」というシリーズをより楽しむという点では一見の価値がある作品ではあると思う。 [映画館(字幕)] 5点(2009-09-20 14:49:34) |
7. ヴァン・ヘルシング
この手のアクション映画にしては珍しくドキドキ感が全くなかったし、主人公は頑張っていたが、ただそれだけの存在にしか見えず何も魅力を感じなかった。展開も、何か同じことの繰り返しのように感じて面白みを感じなかった。あんまり面白くない映画でも終盤だけはちょっと良かったと思う映画はよくあるけれど、この映画は終盤でさえ面白く感じなかったし、途中からの眠気が覚めることすらなかった。微妙なCGが前に出すぎてその他の部分が完全に疎かになってしまっていたように思えた。いろんなモンスターが出てきたり、主人公の過去とか、面白くなりそうな要素があっただけに残念な出来になってしまっていたと思った。 [DVD(字幕)] 2点(2008-04-12 15:17:40) |
8. ウォール街
《ネタバレ》 なかなか見応えがあって良かった。大まかなストーリーは見ていて予想ができるけれど、中身が濃いと感じたので決して飽きるということはなかった。無駄がないという感じであった。バドが自信過剰であったのでいつ落ちていくのかとハラハラしながら見ていた。彼が最後捕まって泣いているところが印象的だった。バドは決していい方法であそこまで行ってはいないけれど、彼のような人間は他にも少なくはないのだろうと思った。結局上へのし上がっていくにはかなりギリギリのライン、またはそれ以上の事をやっていかなければ特に金の絡む世界ではダメなのかもとしれないと感じた。ゲッコーも最後にはあのようになってしまったが、あそこまで上り詰めてきたのだし。しかし、いくらそれで金持ちになってもそのような人間は尊敬できないなと思う。ゲッコーを演じたマイケル・ダグラスはけっこう良かったと思うし、ゲッコーとは対照的なバドの父を演じたマーティン・シーンも良かった。実の親子での親子役もやけに良かったと思う。最後にひとつ、金融関係の知識に長けていて、劇中で起こっていることがすぐに理解できれば、もっと面白く見れたであろうと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-10 23:38:22) |
9. WXIII 機動警察パトレイバー
まあ、本来のパトレイバーとはかけ離れているように思えて、題名的には適切ではないと思った。でも、一本の映画として見た場合、そこそこ面白いと思った。話が進むに連れて面白くなっていって飽きずに見れた。見た感じは、刑事ドラマ+怪獣映画って感じだった。最後のほうを見ているとなんとなく切ない感じがした。怪獣が出てきて警官が喰われてしまう所でなんじゃこりゃっとちょっと驚いた。あの研究所と自衛隊の一佐との関係がはっきりとわからなかった事やあの怪獣(13号)のことがわかりにくかったり少し説明不足な所があるように思えた。映像的にはなんとなく町並みや風景の描き方がきれいだなと思った。 [DVD(邦画)] 7点(2006-08-22 16:24:37) |
10. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 面白かったしよく出来ていると思った。映像は迫力がある出来で上手くできているし、音響がよくて、音を上手く使って雰囲気を作っていると思った。最後までどうやって敵を倒すかわからず先がわからなかったので集中して見る事が出来た。ダコタ・ファニングは良かったと思うし、あのヒステリックな感じの娘を上手く演じていると思った。トム・クルーズは父親役はどうもあまり似合っていなかったように思えた。この映画はこの手の映画の中でも少し違う感じのあるものだと思った。他の映画のように大統領が出てこない、軍隊がいまひとつ活躍しない、いろんな立場の人を描いていない…等々。それが逆に新鮮で良かったと思った。この映画を見て宇宙人に初めてといっていいほどイラついたし、怖いと思った。血吸い取ると言うところが怖い奴等だと思った。地球は侵略者を倒すことが出来て良かった。最後のナレーションの言葉が印象的で良かった。しかし、あの後宇宙人のさらなる攻撃や復讐がないのか気になった。それにしても「宇宙戦争」という邦題はあっていないのではないのかと思った。「宇宙人襲来」とかそんな感じの方がいいのでは。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-10 20:05:00)(良:2票) |
11. 海猿 ウミザル
そこそこ面白かった。最後まで飽きずに見れたが、内容自体は案外普通な感じがする。熱い男たちの青春という感じだ。海上保安庁という普段はあまり注目されていないものを取り上げている所は良かったと思う。見終わった後に思ったのはこの映画が「トップガン」にそっくりに思えたという事。 [地上波(邦画)] 7点(2006-04-20 18:43:21) |
12. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 非常に出来がよく好印象を持てる作品。シンクロを扱った映画はそれまででは珍しく新鮮でよかった。出演者それぞれの役柄も個性がありなかなか良い感じだ。自分が一番気に入っているシーンは最後の最後のシンクロの演技が終わり、エンドロールが流れると同時にボーイズが達成感に満ちた表情で歓声に応えている所だ。彼らの演技ではない最もリアルな表情が見れたシーンだったと思う。 [地上波(邦画)] 9点(2006-04-18 13:47:53) |