1. ヴェノム
《ネタバレ》 ここの点数も低いし 期待度が低かったのが 良かったのか、普通に楽しめた。 ただ主人公はレポーターじゃなくて、もっと恵まれない人間の方が良かったんじゃないの? ヴェノムが母星での悪境から逃げ出すために地球を選んだんだから、似た境遇同士のほうがマッチすると思う。 敵を南アジア系にしているけど、今後は中国系の敵キャラが増えるんだろうなあ・・・ [地上波(吹替)] 7点(2021-08-08 10:03:52) |
2. ウエストワールド
《ネタバレ》 これが約50年前の作品なんて信じられないぐらい素晴らしい映画。なんならIT/AI技術が発達した今観たほうが、より深く考えさせられるとさえ言える。そんな映画はあまり思いつかない。 発達したとは言っても、未だに使用者はおろか開発者・管理者さえ、IT/AIを思い通りに動かせないことも多いのは 多くの人が実感していると思う。自律ロボットやシンギュラリティを超えたAIの危険性を、分かりやすく示してくれている。 生身の人間より強い快感をもたらすセックスボットは必ず出てくるだろうし、暴力衝動のはけ口・警察/軍人の訓練相手としての戦闘ボットも出てくるだろう。細部の違いはあれど、時代はこの映画で描かれている方向に向かっていると強く思う。 そして過去を模倣した娯楽施設という設定が秀逸。この設定のおかげで、現在見ても違和感のない映像になっている。他の作品のように 頑張って未来世界を描こうとすると、年数が経った時 どうしても的はずれな部分が目立ってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-03-09 22:56:57)(良:3票) |
3. 海よりもまだ深く
部分部分で印象的なところもあるけど、全体的なトーンがちょっとゆるい。 他の監督の作品なら、「あーそんな感じなのね」で終わると思うけど、是枝監督にはもっと深いテーマの作品を期待してしまう。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-12 08:59:19) |
4. 家へ帰ろう
《ネタバレ》 おじいさんで判断力が鈍ってるってことなのかも知れないけど、旅慣れてもいないのに旅行当日にチケット取るとか、最初っからイタリア経由にすればいいのに、ドイツ通るチケット取った後で 駄々こねるとか、あまり応援する気になれない。 もうちょっとアクシデント的なことがあって仕方なくとかじゃないと納得感が無い。ドイツ人女性とのエピソード盛り込みたかっただけでしょ、とか邪推しちゃう。 まあテーマがテーマだけに、低評価付けにくいんだけどさ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-01 18:45:40) |
5. ウインド・リバー
《ネタバレ》 ストーリーは特筆するものでもないが、雰囲気は良かった。暑い時期に、雪の映画を観られたので特に。 復讐を是としちゃってるので、8以上の評価は無いな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-08 21:58:37) |
6. ウエスタン
何かストーリーは説明不足で、イマイチ話が見えないままに進んでいく。でも雰囲気はアリアリで、入り込める。 出てくる役者も、演技というより「存在感」で魅せるという感じ。 で、決定的なのはブロンソン。バカボンのパパみたいな風貌なのに、カッコイイのは不思議。というかズルい。あんなオーラどうやって身に着けるんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-14 08:30:02) |
7. ヴェラクルス
西部劇にありがちな単純な勧善懲悪じゃなく、主役の悪い部分もちゃんと描いてるってのが好感が持てる。この時代、真っ正直じゃ生きづらい時代だろうし。しかし、グイグイ引き込まれる面白いストーリーかというと、そうでもない。淡々と観ていられる感じ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-10 07:21:38) |
8. 失われた週末
アルコール依存症と言うテーマだけで2時間近い映画を作った気概には感心しますが、面白くないし、感動もしませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-27 14:43:16) |
9. 麗しのサブリナ
うーん。オードリーが出ていなければ、本当の駄作と評価されてもおかしくない内容だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-23 19:43:55) |
10. ヴィデオドローム
久しぶりにすごい映画を見てしまいました。底辺に流れるコンセプトに非常に共感を覚えました。エログロに少しでも抵抗のある人は、見ない方がいいと思います。 (リングの鈴木氏がこれを知っていたとしたら かなりアイデアを盗んでいるなあと思える位、コンセプトが似ていました。) [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-02-23 19:41:13) |
11. 歌え!ロレッタ 愛のために
《ネタバレ》 13歳のロレッタと結婚した上、すぐに孕ませるなんて相当なロリコンですね。しかもそれが、ボスのおじさんだからちょっと引いてしまいました。今でもマサチューセッツでは女性は12歳から結婚できるんですね、ちょっと信じられません(ちなみに現在 ケンタッキーでは18歳から みたいです)。 シシー・スペイセクは幅広い年齢を演じ分け 歌唱力も素晴らしく、とても良かったです。(ホラー映画「キャリー」の主演だったんですね。気づきませんでした...) [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-15 12:53:51) |
12. 歌行燈(1943)
泉鏡花の作品は昔読んだことがあって印象に残っていますが、このストーリーはあまり面白くありませんでした。演技等を楽しむ作品なんでしょうね。私はストーリーが面白くないとダメなのでこの点数。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-02-08 19:08:27) |
13. 植村直己物語
《ネタバレ》 私は山登りを楽しむ人間として、植村さんに共感できる部分が多いから甘めの点数になりますが、これを見て不快になる人も多いのではないかと思います。 まず犬への罵倒で犬好きの人が不快になり、奥さんをないがしろにする事で女性の反感を買い、募金等の金を使ったり、輸送機で物資を届けていたら冒険じゃないじゃないかという批判を受けそう。 でもこういう伝記映画が陥りがちな極端な美化を避け、出来るだけありのままの植村さんを描写しようとしたんだなという製作者側の意図が感じられました。大変な撮影だったと思いますが、西田敏行さんも非常に好演。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-01-13 21:18:46) |
14. 雨月物語
すでに指摘されていますが、セリフが「多すぎる、説明的、棒読み」でさっぱりです。 ストーリーもそんなに深いものには思えず、私にとっては ただの実写版「日本むかしばなし」でした。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-05 21:37:53) |