1. 大平原
《ネタバレ》 卒なく普通に楽しめる内容だが、ジェフが無敵すぎるのが鼻につく。 あとインディアンを悪く扱い過ぎ。 能無しの野蛮人扱いなのが不快。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-31 21:30:26) |
2. たそがれの維納
《ネタバレ》 豪華な衣装や建物、クラシック音楽に包まれ、雰囲気がとても華やかでよい。 とても自由な感じがする世界が描かれていて、今からみても、楽しそう!と思える。 深夜まで続く夜会に、男女が触れ合うダンス、口説き口説かれ合う男女、そして美味しそうな料理とお酒。 現代に勝るとも劣らない、この時代ならではの享楽を感じることができた。 時代を超え、場所を超え、描かれるその世界にドップリと浸る。 それこそが、映画特有の魅力なんだろうなぁ。 いいなぁ、映画って! [DVD(字幕)] 6点(2016-09-11 02:28:32) |
3. 戦ふ兵隊
戦時中の戦う兵隊さんたちの姿を淡々と映したドキュメンタリー。 これぞ本当の戦争の姿という感じで、派手さもなければ、ストーリーもない。 戦場がどういった雰囲気なのか、ということを等身大で映している点においては価値は見出せるものの、全くもって退屈であった。 [映画館(邦画)] 3点(2008-12-27 21:20:32) |
4. 暖流(1939)
《ネタバレ》 観ている最中、どうも分かりづらかったのですが、元々は前後篇に分かれた作品だったのですね。 戦前の作品なので、全長版は消失してしまっているのですかね? 個人的に苦手な高峰三枝子と佐分利信が主演という時点で、既に私にとっては致命的なんですが、それでも名作と言われるだけあって、随所に印象的なシーンがありました。 高峰三枝子と水戸光子と佐分利信の三角関係。 二人の女性は佐分利信を実は好きなのだが、女性二人で話し合っても、言葉では本心を明かさない。 その二人の女性の微妙なやりとり、その心理描写がとても巧かったですね。 それと、高峰三枝子にフラれたばかりの佐分利信が、水戸光子と結婚を決めるシーン。 高峰三枝子にフラれた直後に、水戸光子から言い寄られ、あっさり結婚を了承してしまう佐分利信。 これはある意味、男として情けないが、水戸光子の自分を一途に思ってくれるその気持ちに心打たれたからこそ、結婚を了承した。 この辺りの演出もとても見事で、水戸光子がいかに佐分利信に惚れているかが、絶妙に演出されていました。 なにぶん戦前の作品なので、古さ臭さは否めませんでしたが、名シーン・名ゼリフも多く、1930年代の作品としてはかなり楽しめた部類に入りました。 [映画館(邦画)] 6点(2008-09-15 00:15:14) |
5. 第3逃亡者
《ネタバレ》 邦題『第3逃亡者』に違和感あり。 しかし手軽に観られるヒッチサスペンス。 意外と楽しめた。 特にラストの真犯人を追い込むクダリ。 真犯人をじっくりアップにしていき、ドアップになったところで、「目をパチクリ」。 この演出には、さすがヒッチコックだと感じた。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-16 21:58:13) |
6. 第十七番
列車アクションモノのヒッチコック作品としては、後の『バルカン超特急』より面白いと感じた。 ただ、全体的に分かりにくい部分が多いのがネックではある。 登場人物とか、実は渡した物がダイヤではなく鎖だったとか。 映像的に分かりづらいのもあるが、単純に登場人物の顔つきが似通っているという部分にも要因がある様に思う。 ただし、1時間という尺の短さによるスピード感は、非常に魅力的。 長すぎる映画が多い中、本作の様なスピード感あふれる作品がもっと評価されてもいいのではなかろうか? ヒッチコックのイギリス時代の作品としては、最高傑作だと個人的に思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-30 18:41:41) |
7. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
コケザルの壷の話、やっと観ることができました! 山中貞雄作品にハズレはありませんね。 大河内傳次郎の神がかり的な動きも印象的です。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-13 10:40:33) |
8. 瀧の白糸(1933)
この頃の入江たか子は物凄い美人ですね~ オーラが出てました! 水芸は純粋に楽しめました。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-13 11:02:05) |