Menu
 > レビュワー
 > へちょちょ さんの口コミ一覧
へちょちょさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ダーティハリー 《ネタバレ》 
「ブリット」の超絶カーチェイスにもシビれたが、矢張りコイツには敵わない。本作で衝撃のデビューを飾ったハリー・キャラハンの硬派な”漢”っぷりには惚れ惚れしてしまう。本作で人気を決定付けたのも納得の渋さだ。プールの女性をネチっこくスコープ越しに追った後で容赦なく狙撃するサソリを描いたオープニングで一気に画面に引き摺り込むシーゲルのパワフル演出が光る。次いで銀行強盗を44マグナムで仕留めるハリーの描写が又凄まじい迫力!その際のハリーの台詞がラストの伏線になっているのも実にウマい。身代金受け渡しで電話ボックスを転々と移動させるのと並行して盗聴する場面のスリルも抜群だ。何より恋人とのラブラブなベッドシーンといった余計な水増し場面が一切無く、贅肉を削ぎ落としたかのようなストイックさが「ブリット」を凌駕する最大の理由だろう。「ブリット」はジャクリーン・ビセットが単なる彩りの域を出ず、ハッキリ言って邪魔だった。ハリーは「妻は死んだ」の一言でオシマイ。回想シーンも無し!と実に潔い。つまり、「主人公がキマっていて」・「悪役がインパクト(アンディ・ロビンソン最高!)があって」・「ラブシーンなどの冗長な部分が無くて」最後に「スカッとするカタルシス!」この条件をキッチリ満たせば刑事アクション映画の傑作が出来上がる…という訳なんだが、何故か条件を全て満たす快作はそうそう滅多にお目にかかれないのが何とも辛いトコロだ。本作以降じゃ精々「ダイ・ハード」(1作目のみ)くらいかなぁ。精悍なハリー・キャラハンに敬意を表し9点。蛇足なシリーズ化でマイナス1点!
9点(2003-11-28 02:48:49)(良:3票)
2.  ダンウィッチの怪
誰かリメイクして下さい。お願いします。原作はこんなショボい内容では決してありません。ラヴクラフトの作品中五指に入る傑作です。何だ?あのひげアフロのウィルバー・ウェイトリーは???ん?タリア・コッポラって…もしかしてエイドリアンの無名時代??コヤツといい、「ZOMBIO」といい、「フロム・ビヨンド」といい、映画化されたラヴクラフト作品がこうもトンデモ系の怪作・駄作ばっかりではラヴクラフトが、クトゥルー神話が映画ファンに凄まじい誤解を招きそうで非常に怖い。この作品はホラーのくせに全く怖くも何ともナイけど。4点。
4点(2003-11-06 01:33:00)
3.  大本命
 原作者のディック・フランシスてのは乗馬騎手だった経験を生かした競馬ミステリ小説(だけ)をひたすら書き続ける異色の作家だが、ハッキリ言って初期の「興奮」「大穴」そして「本命」がまぁまぁ面白いくらいで、後は余りにもマンネリの極致なもんで近作は全然読んでいない。本作は「本命」を映画化したものだが、ミステリの味付けを悉く削ぎ落としてショボいアクション映画にしてしまっているので、原作にも遠く及ばない駄作となり果てている。トニー・リチャードソンと言えば「蜜の味」や「長距離ランナーの孤独」といった秀作を発表していただけに、期待を激しく裏切られた感じで何とも残念。フランシス原作も読んでないし、リチャードソン監督なんか知らないというヒトが観れば、そこそこ面白いのかわからんが、個人的には超つまらなかったので…4点。
4点(2003-03-23 17:22:25)
4.  抱きしめたい(1978)
 おお~う、ゼメキスのデビュー作!!んん~何ともフレッシュ。とは言え持ち味の手堅い演出は既に全開。ビートルマニアの熱狂ぶりを実に上手く捉えて秀逸。ナンシー・アレンは当時出まくりだったが、本作が一番優秀だったと個人的には思う。出待ち追っかけのルーツを楽しむなら絶対コレ!!ただ…特にビートルズ好きじゃナイって方にはつまらない作品かも。自分としては結構楽しめたので…まぁ、7点。
7点(2003-03-20 04:08:03)
5.  弾丸を噛め
リチャード・ブルックスが脚本・監督を担当したチョット変わった西部劇。ガンファイトなどは(一応あるにはあるが)メインでは無く、20世紀初頭に馬で西部横断耐久レースを行う、というトコロが本作のミソ。参加メンバーはハックマンにコバーン、K・バーゲン、ベン・ジョンスン、ジャン=マイケル・ビンセントらで、意外に豪華。レースそのものは…過酷な描写は流石にリチャード・ブルックスだけあって演出にも力が入っているが、今日のマラソン中継等で先頭集団をキッチリ映しつつも他の各選手の位置関係やタイムまで表示される至れり尽くせりぶりに馴れた者には、本作の場合、何が何だかサッパリ状況が掴めないのが最大の難点。フォード西部劇で散々馬上のアクションを極めてきたベン・ジョンスンが中途で呆気なく死ぬのも皮肉さを狙ったのかもしれんが、何とも悲しいモノがある。ま、それでも70年代テイストの後味悪さなんかは残らず、気持ちの良い幕切れだったからオマケして7点。
7点(2003-03-05 03:36:58)
6.  007/ムーンレイカー
 そういや、コイツが残っていたっけ…。どうせならコリンヌ・クレリーをメインのボンドガールにすりゃイイのに、ロイス・チャイルズなんて味も素っ気も無い女優を何でヒロインにするかなぁ。前作のキャロライン・マンローと言い、センス無さ過ぎだぞルイス・ギルバート!!悪役に「ジャッカルの日」のミシェル・ロンズデールてのは悪くないが、監督が変わると同じ俳優でもかくも魅力が引き出せないか、の格好のテキストだと思う。矢張りジンネマンは偉大だ!!ジョーズが再登場してるが、J・ホエール監督の傑作「フランケンシュタイン」を陳腐に引用してて不快。前作で死んでりゃローザ、グラント、オッドジョブとまでは行かなくても、そこそこ好印象になっていただろうに…見苦しいわっ!!
5点(2003-02-16 01:05:04)
7.  脱出(1972)
 何とも奇妙な味わいのジョン・ブアマン監督によるサバイバル・サスペンス映画。冒頭から中盤までは都会の喧噪を離れ自然に親しむべく、カヌーでの渓流下りに挑む4人の男達が「シティ・スリッカーズ」的まったりムードの中で描かれており、特に渓流下りシーンのダイナミックさは実に素晴らしい。中盤までリーダー的存在として映画を引っ張るのが若きバート・レイノルズ扮するルイス。「ブギーナイツ」とか「素顔のままで」での彼しか知らない方は必見のセクシーな男っぷりを発揮している。本作で一躍ブレイクしたのもナットク。後半からジョン・ボイト扮するエドに主役はシフトするが、正直言って、最後までレイノルズで押し通して欲しかったナァ…。崖をよじ登るアクションなんて正にレイノルズの為にあるような感じがして仕方なかった。アーチェリーを引き絞るカッコよさもボイトのヘタレっぷりとは好対照。コレと「ロンゲスト・ヤード」での彼は個人的に気に入った!!唯一の犠牲者ドリュー役は本作がデビューとなったロニー・コックス。「ロボコップ」や「トータル・リコール」での悪役しか知らない方は、彼のカントリー風ギター演奏をどうぞ。尚、作品自体は…かなーり重苦しくて後味も余りよろしくないので、誰にでもオススメとは言えないかな。渓流下りの迫力に…7点!
7点(2003-02-06 01:33:49)(良:1票)
8.  007/黄金銃を持つ男
 ロジャー・ムーア版ボンド第2弾。ムーアがダメダメなだけに止まらず、悪役やボンドガールまで全く取り柄ナシ!!「乳首が云々」には確かに笑わせて頂いたが、コメディじゃないんだから。しかも、モード・アダムスとかいう口のデカイ女は「オクトパシー」にも出るし。こんなブ○再登場させるくらいなら、ダニエラ・ビアンキ出せよな。タイや香港にロケしているからイヤな予感はしたが、相撲取りってのは違うだろう?アジアをナメんなよ!!
4点(2003-01-30 23:39:02)
9.  007/死ぬのは奴らだ
 個人的にロジャー・ムーアのボンドは全くタイプとして受け付けないので、冷静客観的な評価ができない。黒人麻薬王カナンガ役は(「エイリアン」の)ヤフェト・コットーだ!邪教(ブードゥー教)やタロットも絡んで何やらオカルトっぽいノリは余り頂けない。スパイ映画…だよね?「サンダーボール作戦」の教訓があるにも関わらず、相変わらず水中戦ってのも…テンポ悪すぎるっちゅーに!相手をプゥーーーと膨らませる弾丸は面白いかもしれんが、実際使うとなるとチト馬鹿みたい。ウィングスの主題歌も…ビートルズ時代の天衣無縫なポールを知る者にとって別に取り立てて言及する程の出来とは思えないし。
5点(2003-01-27 02:14:59)
10.  タワーリング・インフェルノ
 制作者:アーウィン・アレン、監督:ジョン・ギラーミン…コイツらには後々何度となく煮え湯を飲まされたが、コレは…まぁ、パニック・ムービーとしては上出来の一編。第一の勝因は二つの原作を巧みに折衷させて見事な脚本に仕上げたスターリング・シリファントの「ポセイドン・アドベンチャー」に次ぐ大活躍!!個人的に「ミスター・パニックムービー」の称号を与えたいくらいコノ手の映画への貢献度は偉大だ。お次はお約束のオールスター・キャスト!スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ボーン、ロバート・ワグナー、リチャード・チェンバレン、O・J・シンプソン…!!結構豪華なのは勿論、各人に見せ場がキチンと用意されているのが凡百の顔見せ駄作パニック映画群と決定的に違う点。中でも出色なのは皆さんも仰ってる通り、マックィーン演じる消防隊長オハラハン!実際ニューマンが中盤まで引っ張るが、彼、オハラハンの登場で一気に影が薄くなったからねぇ…。この存在感は流石の一語!上記のスター中死亡するのは…《ネタバレ》人知れず不倫してて人知れず焼死するロバート・ワグナー、(どなたかが実に上手く評してたけど)芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を彷彿させるロープ椅子脱出シーンでロバート・ボーンとリチャード・チェンバレンが墜落死、ジェニファー・ジョーンズお婆ちゃんが展望エレベーターから墜落死…とそれほど意外性はない。個人的にはフェイ・ダナウェイには派手に焼死して欲しかったんだが…残念!因みに当時スタントマンだったジョン・ランディスが飛び降り役を派手にやってたそうだ。うーーーーん、何処に出てるんだろ?当時のNY市長だったリンゼイも特別出演…って誰よ、そのオッサン!?難を言えば、出火の原因がショボ過ぎるってコトかな。あと、ラストはあの程度では鎮火しないと思うけど…「それを言っちゃあオシマイよぉ!」ってか?
8点(2003-01-26 02:35:42)(良:1票)
11.  タクシードライバー(1976)
 1976年カンヌ映画祭グランプリに輝いたことでスコセッシとデ・ニーロの名を一躍世界に轟かせた異色の問題作。確かにコレは細かなストーリーを追う映画じゃあナイ。その真価はベトナムの傷跡を終結(1975年)直後に活写したタイムリーな見事さにあると思う。しかもベトナムの戦争描写一切ナシに!その一点だけ取ってもオリバー・ストーンの「プラトーン」なんかよりゃ遙かに秀抜。所謂「ニューシネマ」群とも決定的に違うのは「ジリ貧のまま無様な死を迎える」という70年代不景気映画の通過儀礼みたいなワンパターンな幕切れをいとも軽々と飛び超えている点だろう。コレも或る意味痛快。トラヴィスに共感出来ようと出来まいとコノ作品の持つ価値には何ら関係無い。トラヴィスを通して「コイツは…この男は何かヤバイっていうかヤバ過ぎ!!」というメッセージを受け取るごく普通の感性さえあれば充分だ。デ・ニーロの演技と狂気の境を行き来する存在感は(デートでポルノ映画に誘おうが、モヒカン刈りになろうが、売春宿でドンパチやろうが)彼への好悪の感情を超えて、ただひたすら観る者を圧倒する。晦渋に陥る愚を犯さず、テーマを貫徹させたスコセッシの鮮やかな手腕にも拍手を贈りたい。ただ…余りにも重苦しい作風にエンターテインメントとして考えると「王道」から外れ過ぎており、個人的にマイナス1点。
9点(2003-01-25 04:25:22)(良:1票)
12.  007/私を愛したスパイ
 個人的に好みだったキャロライン・マンローのナーイスバディも露わなボンドガールぶりを可成り期待してたんだが…ヘリごとドカンと撃墜されて終わりって、そりゃあんまりだ~(T T)!!B・バックなんて口のデカい女よりズッとイカスのに。見る目無さ過ぎだぞ、ルイス・ギルバート!!クルト・ユルゲンスも老け過ぎて貫禄がないし、ロジャー・ムーアのボンドも相変わらず凄味に欠けるし。ただ、ジョーズは確かに結構インパクトあった。本物のサメに勝つ無茶苦茶さだし。でもなぁ、次の「ムーンレイカー」まで引っ張るほどのキャラじゃあねーよな。
7点(2003-01-24 03:06:55)
13.  ダウンタウン物語
 稀代の無節操ハッタリ監督アラン・パーカーのデビュー作だから、ありきたりなモノであろうハズがない!何と出演者全員子供でギャング映画風ミュージカルときた!「小さな恋のメロディ」の脚本という実績はあったものの、「おおっと、そうきたか…!」てな印象。ジョディ・フォスターは当時で既に14歳(モチ「タクシー・ドライバー」にも出演!)なんで子供らしからぬ色気が横溢しまくっているのが御愛敬。スコット・バイオ、フロリー・ダガー、マーティン・レヴ、ジョン・キャシシと子役たちは皆ナカナカ芸達者で好演。以後類似品すら出ず終いの、余りにも意表を突いた変化球ぶりに敬意を表し…7点。
7点(2003-01-24 02:36:51)
14.  ダーティハリー3
 2はガンアクションの佳作だったが、コレは…監督がダメダメ過ぎる!J・ファーゴ?知らないなァ。シーゲルに監督させろよ!でも、悪役がどうしようもなくダメダメ(俳優名も浮かばんわ!)だから、シーゲルでも如何ともし難いかも。一作目のアンディ・”サソリ”ロビンソンとまではいかなくても、2のデビッド・ソウルとかハル・ホルブルックくらいの存在感は出せよな。新パートナーの女刑事も娯楽作なんだから、もっとセクシーフェロモン全開みたいなナイスバディ姉ちゃんに演らせろっつーの!実際の婦警みたいに地味でリアルで魅力が無さ過ぎじゃ!76年時点で既に老け始めたイーストウッドも2までの精悍なイメージを維持できてナイし。バズーカくらいじゃ誤魔化せないよ~ん!
5点(2003-01-16 02:08:17)(良:1票)
15.  ダーティハリー2
 続編として観ると前作のド迫力には及ばないが、1本のアクション刑事モノとして鑑賞すればそう悪くない。何てったって脚本がマイケル・チミノにジョン・ミリアスだから、徹頭徹尾サービス満点!ココまでガン・アクションを堪能できる刑事モノってそうそう無いと思うよ。ただ、欲を言えば、ドン・シーゲルに監督してほしかった…!テッド・ポストも頑張ってるんだが、演出が有無を言わさぬ力強さに欠ける。
7点(2003-01-02 17:32:53)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS