1. タクシー運転手 約束は海を越えて
《ネタバレ》 開始から1/3くらいまでのコメディタッチから、光州市へ向かうあたりでどんどんシリアスな内容へ転換して行く緩急の付け方が巧い。しかも陰惨なシーンの合間にも庶民の笑いを描くことで、登場人物へ感情移入させる方法は韓国映画の十八番だ。終盤のカーチェイスがややエンターテインメントに振りすぎてる様に感じたのでマイナス2点としましたが、この映画を観ると彼の国民が今でも政府の不正に対して敢然と立ち向かうと言うことが良く理解できる。 [映画館(字幕)] 8点(2018-06-22 17:52:33) |
2. ダーク・シャドウ(2012)
《ネタバレ》 なんと言うか、面白かったですよ、これが他の監督ならば。 でもバートンらしさを期待すると、ちょっとなぁと思います。 後半なんかCGたっぷりのアクション映画で、ティム・バートンってそんなだっけ? でした。 「悪夢感」これが足りない。 クロエちゃん大きくなりましたね。 [映画館(字幕)] 6点(2012-06-18 21:10:18) |
3. 第9地区
パッケージに「ブレードランナー以来の」でしたっけ?そんな記述があって、ブレードランナーが好きな僕としては、これは観なければ!と鑑賞を始めましたが、なんと、期待していたような内容ではまるで違っておりました。そして意表をつく展開で、最後まで一度も余所見をすることなく、楽しみました。ピーター・ジャクソンは今回は製作でクレジットされてましたが、彼らしい「バッド テイスト」は随所に炸裂しておりました。こういう映画を作ることが出来るのは、ポール・バーホーベン以外には彼しかいないのでは?細かいところは大胆に端折ったり、エンディングも非常に良くて、お薦めしたい一本です。(グロは一切駄目!という方にはお薦めしませんが) [DVD(字幕)] 8点(2010-09-10 11:37:26) |
4. 大日本人
松本さんの好きなことが詰め込まれていて、そういうのが好きなので 面白く観たんですけど、でも映画館に出掛けて観ていたらちょっと 頭に来たかも知れません。 「ごっつ」が好きなので、終始にやにやしてましたがね。 架空の世界を創造してそれを現実のこととして日常的に描くのは 松本さんの真骨頂だと思うのですけど。 他の方も書いてましたが「ごっつ」の特番でやれば良いとおもうレベルです。 [DVD(邦画)] 5点(2009-11-02 16:44:15) |
5. ダイアリー・オブ・ザ・デッド
どうしてもロメロ御大と来れば、期待してしまうのですが、前回のランドオブ よりは僕は好きですが、もうあの初期三部作は超えられないのかなぁ。 勿論、「流石~」と唸る部分はいくつか有りましたが、はらはら感が足りなかった。 凡百のゾンビ物よりは見ごたえ有りましたよ。 [映画館(邦画)] 6点(2008-11-23 22:11:29) |